kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ダメだろうなぁ ―― 貴乃花親方に初の聴取 28日理事会で処分協議へ

うーん、なんと言うかなぁ……
困ったよねぇ。
貴乃花親方だけど。
やっぱり、この人は会長の器じゃないなぁ。
現状のままならね。

テレビでは貴乃花親方びいき、というか
協会悪玉論が多いですけど。
多分、
このままいくとそれなりの処分が出るでしょう。
実際、
相撲協会というより、危機管理委員会から――というか、コンプライアンス重視の立場からなら、
相当重い処分が出ておかしくないです。
行動もそうなんですけど、
情報通の話で出てくる貴乃花親方当人の言動が酷すぎます。
なんで処分されるのか、
貴乃花親方、良く分かってないんだろうなぁ。
協会への報告義務を怠った点について、
『警察に報告しているから、あとは警察から連絡が行くから自分が話さなくても問題ない』
みたいな見解を貴乃花親方が語った――というような噂、というか。
そういう情報も一部では流れているんですけど。
これが事実だとしたら不見識も甚だしすぎます。
非常にマズいですよ。
というのも、
『警察が事実を知っているなら協会への報告する必要はない』
という理屈を認めてしまうと、
『事件の隠蔽』が肯定されてしまうんですね。
たとえば、
今回の日馬富士の暴行事件でもそうなんですが、
警察が捜査した事実は、基本的に第三者には公開されません。
協会には『誰がどんな事件を起こした』という事実は伝えられないんですよ。
その場に誰がいたとか、ね。何をしていた。とかね。
で、
『警察が知っている』んですから。あとは警察に任せておけばいい――
この貴乃花親方の理屈で言えば、
白鵬鶴竜も、当事者である日馬富士すら、相撲協会の聴取に答える必要はないんです。
一見、屁理屈みたいに見えますけど、
立場を変えれば、貴乃花親方の理屈でこれは正当化されるですね。
さらに、
警察から罰金刑みたいな刑罰を受けたとしても、
警察からの連絡がない場合、協会からはいっさいおとがめナシになりますね。それでオーケーです。
貴乃花親方の言動はそれを肯定しますよ、と言っているのに等しいんですね。
この言動は、
単に一言連絡しなかっただけ……では済まないんですよね。


『連絡忘れました、済みません』と
謝ってるならまだ救いはありますけど。
漏れ聞こえてくる話では
『何か問題あるんですか?』と考えてるらしいですから。
この貴乃花親方の考え方はね。
親方として、さらに相撲協会の理事としては『最悪』です。
もちろん、日馬富士白鵬鶴竜も、
それから伊勢ヶ浜親方も同じ理由で責められるべきなんですけど。
(私は、数日前にも書きましたけど、
 白鵬鶴竜に科される処分の理由は、暴行を止められなかった……ことではなくて、
 暴行があった事を協会に報告しなかった、その点あるべきです。
 危機管理、コンプライアンス視点からはそうであるべき、だと思っています)
これらの人達は、まだルールの存在そのものは否定してませんでしたから、
そこまで重い措置には至らずに済みました。


でも、
貴乃花親方はルールそのものを否定して、
噂が真実なら『事件の隠蔽』を肯定化してしまってますから。
極論を言えば、公益法人の在り方そのものを否定してしまっています。
本人にその気がなくても、
これまで披露してきた言動が真実だと、
その理屈でそうなってしまうんですね。
私の予想では、
おそらく、聴取はこの部分の真偽の確認が重視されると思います。
その上で、
噂が真実だった場合、
相当重い処分が出る可能性が高いですね。


 元横綱日馬富士関の暴行事件で、被害者の平幕貴ノ岩関の師匠、貴乃花親方(元横綱)が25日、東京都内で、日本相撲協会危機管理委員会(高野利雄委員長=元名古屋高検検事長)の聴取に初めて応じた。協会の鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)が明らかにした。
 これにより、協会は28日に開く臨時の理事会と評議員会で貴乃花親方の処分を協議することになる。同親方は巡業部長を務めながら秋巡業中の事件の報告を怠り、貴ノ岩関への聴取要請を何度も拒否したことが問題視されている。
 貴ノ岩関の聴取は19日に実現し、関係者の中では貴乃花親方への聴取だけが残っていた。


ここからは
以前に書いた愚痴の繰り返しになりますけど、
貴乃花親方の周りに、まともなブレーンっていないんですかね?
いや、
この辺は企業経営に近い感覚を持っている人じゃないと、
助言にならないか。
あと、
他にも貴乃花親方が会長の器量じゃない、って
不足している点について、
今回の暴行事件で明らかになっているんですけど。
それについては、また今度。
次の機会に書こうかな。