これ、
マスコミが如何に無責任なのか。
手のひら返しを如実に表した事例ですよね。
一時は、
『悪のモンゴル勢』に刃向かう
『正義の貴乃花親方の一番弟子の英雄』みたいに
盛んに持ち上げてたのにさぁ。
最後の断髪式で
駆けつけたのは、マスコミが目の敵にしていたモンゴル勢ばかり……
そのせいか。
テレビのニュース枠でサラッと伝えただけで。
ワイドショートとかでは、
全然扱いませんでしたよねぇ。
酷いもんだよ。
まあ、
引退を決断するに至った原因というか、
暴行事件の引責辞任みたいな引退だから、
ワイドショーで、これまで散々時間をかけて作ってきた『被害者的ヒーロー像』と
かけ離れすぎてしまって。
今更扱いにくい、って気持ちは分かるけど。
でも、
それって結局、
『自分たちの都合に合わなくなったから使い捨てにした』ってことだよなぁ。
それでさ、
日本のマスメディアの中には、
貴ノ岩が日馬富士とか白鵬とかモンゴル勢に髪切ってもらったのを、
『寝返った』みたいな扱いで文句付けたり。
未だに、
そんな阿呆な主張を掲げている所もあるわけだけど。
そんなこと言うなら、
おまえらが貴ノ岩の今後の身の振り方を
何か補償してやるのか。
と、端から見てても無責任は放言が多くて、
腹が立ちますよ。
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とにかく、
これで一区切り。
元・貴ノ岩関には、
これから日本のマスメディアの手が及ばない場所で、
どっしり腰を据えて。
新しい人生を切り開いてもらいたい、と。
そう願っています。
2019年2月2日 14時44分
大相撲で、付け人への暴行の責任を取って現役を引退した元平幕の貴ノ岩が断髪式を行いました。
貴ノ岩の断髪式は、東京 両国の国技館で行われました。
モンゴル出身の貴ノ岩は、元横綱 貴乃花が師匠の貴乃花部屋に入門して平成21年の初場所で初土俵を踏みました。
順調に番付を上げ、平成26年の初場所には、新入幕を果たしましたが、去年12月、冬巡業中に起こした付け人への暴行の責任を取って引退しました。
貴ノ岩は2日、大銀杏を結って断髪式に臨み、横綱 白鵬や同じ千賀ノ浦部屋に所属する関脇 貴景勝などおよそ370人がはさみを入れました。
また、おととし、貴ノ岩への傷害事件の責任を取る形で引退した元横綱 日馬富士も出席してはさみを入れ、貴ノ岩に声を掛けていました。
そして最後に、師匠の千賀ノ浦親方が大たぶさを切り落とすと、貴ノ岩は会場に向かって一礼し、土俵生活に別れを告げました。
元横綱 日馬富士は「わだかまりがないから式に参加した。貴ノ岩には『頑張ってください』と声を掛けました。自分なりにできることがあったら応援したい」と話していました。
貴ノ岩は「現役中に支えてくれたファンには感謝の気持ちでいっぱいです。今後についてははっきり決まっていないが、第二の人生に向けて一生懸命精進したい」と話していました。