今朝からテレビで、ちょこちょこと取り上げているこのニュース。
この後、
ワイドショーなどが行政の責任を追及する展開になるのでしょうかねぇ……
うーん、
でもさぁ、写真や映像で何度か現場が映されたものを見たのですけど。
これ、
ちょっとやそっとの改修でなんとかなりそうな場所――というか、
地形じゃ無いですよね。
相当広い範囲で、山肌が崩落してしまっていますし。
むしろ、
こんな風に書いてしまうと不謹慎かもしれませんが、
巻き込まれて土砂に飲まれたのが四軒だけで済んでいるのがそれこそ奇跡、というか。
行政側からしたら、
強制退去くらいしか出来る事がないよ、って話になりそうですよね。
なんというか。
勝手なことを書きましたけど、
私が今済んでいる場所も実は似たような条件で、
隣が斜面になった丘陵地の林で、
そこを途中から切り崩して整形した『ひな段』に立った家なのですけど。
地震などで崩れてきたら誰が責任を取るんだろう……とか、時たま考えたりします。
たぶん、
誰も責任を取ることはできず、
保険で生活が再建できるかどうか、ってことになるんだろうなぁ。とか。
じゃあ、住むの辞めますか……って他の場所に引っ越すのも大変なわけで。
乱暴な言い方ですけど、
所詮人間が出来る事なんて、高が知れているんですよね。
そう考えないと、
収まらないことも世の中にはあるわけです。
11日午前3時50分ごろ、大分県中津市耶馬渓町金吉で住宅の裏山が幅約200メートル、高さ約100メートルにわたって崩れた。4棟が土砂に巻き込まれ、うち3棟の6人と連絡が取れなくなった。県警や消防は計約200人を派遣し、捜索。同日午後に土砂に埋もれた状態で男性1人が見つかり、死亡が確認された。県から災害派遣要請を受けた自衛隊も現場に到着し、作業を始めた。 市によると、死亡した男性は岩下義則さん(45)。依然安否が分かっていないのは、21〜90歳の女性5人。残り1棟の住人4人は逃げて無事だった。市は被災世帯を含む8世帯19人に避難勧告を出した。県によると、崩落した山の上部に亀裂が確認された。天候が悪化すればさらに崩壊する可能性もあるとして慎重に捜索を進める。県は現場周辺を土砂災害特別警戒区域に指定していた。住民の間で地盤が弱い地域として知られ、以前にも近くで裏山が崩れることがあったとの情報がある。