ちょっと気になるニュースを見つけたので、
ブックマークを貼ってみました。
日本国内では、あまり話題になっていないニュースです。
……海外でもそれほど話題になっていません。
ただ、
このニュースが持つ意味は、
かなり大きな物があると思います。
フランスが
北朝鮮の『瀬取り』監視のために、
軍を……といってもフリゲート艦一隻ですが、
それでも乗組員は100名規模からいるわけで、
軍隊の象徴です。
それを日本近海に派遣する、という。
日本を拠点として、
北朝鮮の監視を行うことを正式に日本へ伝えてきました。
すでに
去年の5月から、
イギリス、オーストラリア、カナダなどが瀬取の監視に艦艇を供出して
参加してます。
また9月には、
オーストラリアとニュージーランドが日本を拠点として、
北朝鮮の監視活動を進めることを日本政府へ伝えています。
これらは
現在も続いているのですけど。
そこへフランスも参加する……と。
これは、
単にフランス一国が増えただけに終わらず、
ヨーロッパ=EUが北朝鮮の監視に参加することを象徴しています。
そして、
それが日本を拠点として活動する。
ということは、
そのままかつての『国連軍』の陣容が復活することも意味しています。
つまり、
アメリカを中心にしたかつてのた国連軍が
北朝鮮に対して戦備を整え、活動を再開した、と。
やや大げさな表現ですが、
国際政治の視点から見るなら。
そのような意味がありますねぇ。
果たして、
北朝鮮がその現実を理解しているのか……
外交音痴の韓国は気がついていないようですが。
そんな韓国を、北朝鮮は頼りにしているようですし……
これからどうなる事やら。
外務、防衛両省は8日、北朝鮮が海上で積み荷を移し替える「瀬取り」の警戒監視活動にフランスが初めて参加すると発表した。在日米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)を拠点に3月中旬から哨戒機による警戒監視を実施。春には仏海軍のフリゲート艦「バンデミエール」が東シナ海周辺で監視にあたる。
瀬取り監視を巡っては、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドが航空機による警戒活動を実施している。英国やカナダは海軍艦艇を派遣している。岩屋毅防衛相は8日の閣議後の記者会見で「国際社会が一致団結して安保理決議の実効性確保に取り組む」と強調した。