さて、
新型コロナ肺炎の感染状況。
韓国の方を見てみますと。
まだまだ
感染拡大が続いていますねぇ。
ただ、
先週爆発した
物流センターでの集団感染での感染者については。
関係する
濃厚接触者すべての検査が終わったそうで。
そのためか、
昨日
新たに報告された感染者は27人。
と、
5日ぶりに30人を下回りました。
・
・
・
ならば、
これで一安心できるのか、
と言えば。
そうとも言えず。
全員にウィルス検査を終えた、
ということは。
裏を返せば、
これ以上の
感染経路追跡は不可能になってしまい、
感染者を見失ってしまった。
とも
言えるわけで。
そういう
厳しい現実は、
韓国内でも理解されているらしく。
ブックマークを付けた
記事中でも
指摘されていますねぇ。
この先も、
集団感染が発生するリスクがある。
とか
明言して。
今から
1ヶ月ほど前に、
『K防疫は世界一ィィィィッ!』
と
ホルホル大言壮語していた
勇ましさが
すっかり消えています(嗤
・
・
・
ただ、
公共施設や遊興施設を営業休止にさせたり。
関連業種への
ウィルス検査を強化したり。
と
見た目が派手な対策を進める一方で。
公共交通機関の職員に
マスク着用を義務づける……とか、
『いまさら、それを言うのか』
的な
対策も飛び出したりして。
チグハグさが目立ちます。
というか、
『検査』と『隔離』にばかり特化して、
『感染予防』的な対策が
後回しになっている。
そんな
印象を受けるのですよねぇ。
それだと、
穴の開いたバケツに水を溜めているようなもの。
この先も
感染抑え込みは上手くいかず、
何度でも
『ドボン』すると思うのですが。
韓国の新型コロナ感染者 27人増=5日ぶり30人下回る
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は31日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から27人増え、計1万1468人になったと発表した。新規感染者が30人を下回るのは26日以来となる。
ソウル近郊・京畿道富川市にあるインターネット通販大手「クーパン」の物流センターで発生した集団感染の影響で首都圏を中心に数日間感染者が急増していたが、センターの関係者に対する検査がほぼ終わり、増加幅が縮小したとみられる。
1日当たりの新規感染者数は、25~26日は10人台だったが、27日は物流センターの従業員を中心に感染者が増加して40人となり、28日には79人と急増。29日は58人、30日は39人と減少に転じている。
ただ、物流センターでの集団感染も感染拡大に沈静化の兆しが出始めた状況で起きたため、いつでも、どこででも再び集団感染が発生する懸念がある。
新たに感染が確認された27人のうち、15人が国内での市中感染で、12人が海外関連だった。地域別では首都圏が21人(京畿道12人、ソウル市6人、仁川市3人)で、蔚山市が2人、釜山市と大邱市、大田市、済州道がそれぞれ1人だった。
死者は前日から1人増え、計270人になった。