さて、
火球が関東上空を横切って落下するより、
数日前に。
東北上空を漂流している姿が目撃されて話題になった
飛行物体『白い気球』。
こちらは
結局、
そのまま太平洋へと移動するのを見送って。
今現在も
『正体不明』のままとなっています。
追加情報、まったくと言ってイイほど出てきませんねぇ(笑
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一時は、
何かしらの『兵器』ではないか。
とか
その正体について
ネット上では侃々諤々の大騒ぎになったのですが。
政府の
定例記者会見でも質問が飛ぶし。
『自衛隊を出動させろ』って
過激な意見まで出てくる始末で。
でも、今はすっかり忘れ去られて。話題にのぼらなくなりました(嗤
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実際問題として
ヘリコプターによる捕獲調査が検討されていたようなのですけど。
問題となった飛行物体は、
高度2000~3000メートルを漂流している、
との事。
この高さになると、
空気の密度が薄すぎて、
ヘリコプターによるホバリングで静止するのは
不可能なんですよねぇ。
山岳地帯みたいに、
下に地面があって、
ヘリコプターがホバリングするために出す、
下降気流を支えてくれる場所があれば、
数千メートルの高度でも、
ホバリングによる静止が多少は可能になるのですけど。
2000メートル上空の下には何もない『洋上』では。
空気が下へスカスカと逃げるだけで
支えになりません。
飛行機のように、
一定速度以上の移動で風を切って揚力を生み、
空を飛ぶことは可能なんですけど。
それだと
移動速度が速すぎて、
接近してどうにかする、
ってのは不可能ですし。
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ということで。
この物体が発見されてから、
大騒ぎになって。
太平洋上に通過するのを見送った後。
かなりの
日数が経ちましたけど。
いまだに
これがなんだったのか。
正体は明らかになっていません。
政府からの公式発表もないまま。
いちおう
ネット上の噂で有力な物として
『気象観測用気球』
『北朝鮮にビラを撒くために使われた気球が漂流した物』
とか。
これの正体に関していくつかの意見が出ていましたけど。
どれも
確実な決め手に欠けて、『コレだ』とはなりませんでした。
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さてさて
いったい何だったのか……
いつか
明らかになる日がくるのかなぁ。
それとも
永遠に謎のママなのか。
でも、
それで済ませて問題なしなのだから。
つくづく
日本は平和だなぁ、
と
思ったり。
白い物体、知事「非常に気味悪かった」…正体不明のまま太平洋へ
宮城県内の上空で白い物体の目撃情報が17日に相次いだ問題で、村井知事は29日の記者会見で「非常に気味が悪かった。危機管理から看過できない問題だ」と述べた。今後も同じ事態が起きた場合、政府に対応を求めていく考えを示した。
一方で、「今回は危ないものではなさそうだったので、推移を見守った」と述べた。県によると、陸上自衛隊や第2管区海上保安本部、仙台管区気象台など関係機関に問い合わせたが、今も正体は不明のままだという。白い物体は太平洋の方向に飛び、その後行方がわからなくなった。
6月に出現、謎の白い球体は「所有者、目的不明」 宮城県危機対策課が結論
6月17日に宮城県の上空に浮かんでいる目撃情報が相次いだ白い気球のような球体について、宮城県危機対策課は一連の対応をまとめ「所有者・目的などは不明」と結論付けた。
同課は球体に十字形の部品や2基のプロペラが付属していることを確認。しかし、3000メートル以上の上空に浮かんでおりヘリコプターによる接近は不可能で、県警や陸上自衛隊、仙台管区気象台や仙台空港事務所など各機関に問い合わせても情報は得られなかったという。県は同日午前8時20分に仙台市からの通報で覚知。県南部の蔵王町や村田町、名取市の上空で目撃証言を得た。県の上空を外れ、落下物も確認されなかったことから午後5時に対応を終了した。
球体を巡っては、村井嘉浩知事が同29日の定例会見で「非常に気味が悪かった。危機管理の意識から看過できない問題だ」として、「今後同じようなことが起これば、国に対して(対応を)要望したい」と話した。