私たちは、
いま、
この時代、コロナ禍の真っ只中で生きているので。
なかなか実感しにくいのですけど。
これ、
記録として、
後々見たときに。
一つの時代、文化、社会の曲がり角に立っている、
それは間違いありません。
当事者として、
日々、変化していく激動の流れの中に身をさらしているので。
なかなか
客観的、第三者的な視点からの評価が難しいのですけど。
これが、
10年後、30年後、ともなれば。
かつての
ヨーロッパが、
ペスト大流行の後、
ルネサンスと宗教改革へと向かったように。
今の世界も、
『グローバル化』から、
新たな視点へと、移っていくことになるはずです。
そこでは、
かつて
『無意味なもの』『価値のないもの』として捨てられてきた何かが、
再評価されて、
新たな常識として脚光を浴びるのでしょうね。
それが、
果たしてなんなのか。
それは
今の私にはまったく想像もつかないのですけど。
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予想の一つには、
人間が、
お互いに直接対面してコミュニケーションを取る、
この点についての再評価、再定義、が
起きるのだろうな。
と。
これは、
エンタメ分野では、
『デジタルコピー』に対する
『ライブ体験』の付加価値化、再評価として。
すでに
先行しているのですけど。
それと似たような、
取捨選択、というのかな。
デジタルデバイス、他、各種プラットフォームを介しての
情報伝達で置き換え可能な物と。
やはり、
直接のコミュニケーションが必要で置き換え不能な物、
と。
そういう選別、
もっと具体的に言えば、
『コミュニケーション』という広義の概念、
あらゆる情報伝達手段を含めた、
ひどく大雑把で曖昧な内容の
細分化、
詳細な定義、
再設定と整理、付加価値化が、
進められるのだろう。
と。
同時に、
それによる、
社会常識の変化と。
あらたな文化の構築、
思想と芸術の誕生。
それが、
この先の10年、20年にわたって起きるのかなぁ。
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まず、さしあたっては。
来年、再来年くらいに、
今回の『コロナ禍』を題材にした娯楽作品が
生まれる、
というのが、
一番身近な動きかなぁ。
米コロナ感染700万人超す 死者数とともに世界最多
【ワシントン=住井亨介】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の新型コロナウイルスの感染者が25日、累計700万人を超えた。死者数は20万3千人超でともに世界最多となっている。
米CNNテレビ(電子版)によると、米中西部を中心に23州で前週に比べて新規感染者が増えた。一日当たりの新規感染者は約4万人。7月の中旬以降新規感染者は減少傾向にあったが、9月に入って再び増加傾向にある。学校の新学期が始まったことなどから感染者が増加しているものとみられる。
感染者数が多い州は、80万人を超えたカリフォルニアに続き、テキサス、フロリダ、ニューヨーク、ジョージアとなっている。