さて、
昨日は９月３０日。
９月の末日でした。
そこで、
感染状況の報告がどうなっていたのか、
と見てみますと。
新たに確認された感染者は
日本全体で５７７人、
東京都内では１９４人、
と。
これを
先週は連休の影響を受けて、
報告データに数字の偏りが大きく見られるので、
先々週の報告と比較してみると。
二週間前の
１６日分の報告では、
新規感染者数は
日本全体で５５１人、
東京都内だと１６３人、
という具合で。
地域別の詳細では、
数字の増減が見られるものの。
日本全体では、
ほぼ『横這い』と言っていい結果になっています。
２週間で５％増、ですから。
ほとんど増えていない。
しかし、
これは
裏を返せば、
『減っていない』とも言えるわけで。
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これねぇ、
過去にも似たような状況がありました。
ちょうど
政府が
『Gotoトラベル』を急遽７月２２日から始めるぞ、
と打ち出した
７月半ば……だいたい１６日くらいでしたっけ。
その当時、
５月下旬に
緊急事態宣言が解除された後、
だんだんと
日々の感染者報告数が減らなくなってきて。
ついには、
７月に入って、
じりじりと増加に転じ。
『Gotoトラベル』を開始した後の８月には、
ついには
日々の感染者が再び１０００人を突破しました、
という。
そこに至る前の、
だいたい６月くらいに、
ちょうど今みたいに
日々の感染者報告数が底打ち、減らなくなりました。
そのような状況で、
政府と地方自治体は
経済再生を最優先にして。
規制をどんどん緩める方向へ進んで。
その結果として、
感染拡大要因はたくさんあるけど、減少する要因は何も無い、
と評される状況が
１ヶ月も続いた結果。
１日の感染者報告数が１０００人を突破する。
という事態に至ったのですよねぇ。
それで地域毎、自治体で独自の緊急事態宣言が再出される、という（笑
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それを
またぞろ
繰り返すのかなぁ。
でも、
６月の底打ち時では、
日々の感染者報告数は５０人とか６０人とか。
今の１０分の１程度の規模でした、けど。
そこから
１０００人越え、というのは。
結果だけ見ると、
２０倍以上にも増えたわけで。
それと同じ結果を、
今の感染者数で再現したら……どうなるのでしょう（笑
感染経路不明、東京が半数弱で大阪は７割…国内で５７７人確認
国内では３０日、新型コロナウイルスの感染者が新たに３１都道府県と空港検疫で５７７人確認された。死者は、東京や大阪など５都府県で計７人。
東京都内では、新規感染者が１９４人判明し、２０～３０歳代が４６％だった。感染経路は家庭内が２３人で、半数弱の９５人は特定できていない。
一方、大阪府は、１０～８０歳代の５９人の感染を確認した。約７割が感染経路不明者だった。
