kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

焼け石に水(泣 ―― 国内で新たに47人死亡、重症者536人に

日本国内における
新型コロナ感染拡大と防疫対策の
現状を端的に表すと、
タイトルに書いた通りですねぇ。



いつもの、
日本政府というか厚労省公式発表の
日本国内感染状況報告。
昨日、
国内で新たに確認された感染者は
2173人でした。
東京都内だと、
352人。
という具合で。
先週と比較すると、
日本全国で前週比1.07倍(2030人
東京都内では前週比0.94倍(372人
さらに、
東京周辺の
群馬で  32人(前週比1倍、   先週32人
埼玉で 172人(前週比1.65倍、先週104人
千葉で  80人(前週比1.08倍、先週74人
神奈川で152人(前週比0.96倍、先週158人
東京圏で788人(前週比1.06倍、先週740人
そこから離れると
北海道で204人(前週比0.99倍、先週206人
宮城県で 17人(前週比1.55倍、先週11人
愛知県で199人(前週比1.01倍、先週197人
大阪府で258人(前週比0.81倍、先週318人
福岡県で 85人(前週比2.57倍、先週33人
沖縄県で 28人(前週比1.04倍、先週27人
という結果。



うーん、まあ、
この数字を見て何が分かるのか、
ハッキリ言えば
『防疫対策失敗』ですね。
ざっと見て、
東京都とか大阪とか、
北海道とかも先週までそうだったのですけど。
強力な対策を講じた地域では、
それなりに効果を発揮して。
感染者の報告数に減少が見られます。
けども、
それ以外の地域で拡大が激化している、という(笑
それで、
抑え込んでいた地域外から
感染者が流入して、
一時期抑え込みに成功したように見えた
北海道でも。
再び感染者が増えてきている、
という結果。
ザックリ言ってしまうと、
特定地域だけを封鎖してどうにかなる段階は越えてしまって。
日本全体をまんべんなく封鎖しないと、
効果期待出来ない状況になった。
と、
数字はそういう現実を表しています。
これ、
昨日も書いたけど。
今回の
数字も同じ結果が出ました、
ということで。
一時のブレではなくて
傾向として
感染拡大が定着している。
って見るべきですね。
拡大の勢いは減衰したけども、
縮小には転じていない。
依然として拡大中である。
と。
『勝負の3週間』と銘打った
防疫対策の内容では不足していた。
という結果。



あと
入院者とかに目を向けてみると
入院者22339人(先週21056人
うち
重症者536人(先週493人、
という数字が報告されています。
1週間前と比較を計算してみると、
入院者は前週比1.06倍。
重症者が前週比1.09倍。
こちらも
勢いは衰えたものの。
依然として、
増加中。
政府が
応急処置的な人的支援に乗り出していますけど。
焼け石に水をまいているようなもので。
根本的な解決には
結びついていません。



この先、
1日の新型コロナ感染死者100人超えの
発表が先か。
それとも、
医療崩壊した、と
マスコミが報じるのが先か。

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

国内で新たに47人死亡、重症者536人に…ともに過去最多更新

 国内の新型コロナウイルスの感染者は8日、44都道府県と空港検疫で計2173人確認された。死者は北海道と大阪府で各9人、東京都で6人など計47人で、最も多かった今月4日の45人を上回って過去最多。厚生労働省によると、重症者は前日より6人増の536人となり、2日連続で過去最多を更新した。
 新規感染者が352人だった東京都は、重症患者が前日より5人増えて60人となり、1週間ぶりに60人台となった。入院患者は1850人で3日連続で1800人超となった。
 大阪府では、基礎疾患のある未就学の男児を含む重症者14人が新たに確認され、重症者は146人と過去最多となった。府内の重症患者用の病床使用率は70・9%と初めて7割を超えた。

 

 

 

www.nikkei.com

 

自衛隊看護師を北海道に派遣 政府、大阪も検討

政府は新型コロナウイルスの感染が急拡大する地域に看護師資格を持つ陸上自衛官「看護官」を派遣する。週内にも大規模クラスター(感染者集団)が発生した北海道旭川市に送り、要望がある大阪府向けも検討する。看護官は全国に約1000人いる。医療崩壊の懸念がある地域に優先的に振り向ける。
旭川市は7日、市内の医療状況を「災害」と認定し、北海道を通じて政府に自衛隊看護師の派遣を求めると決めた。防衛省は近隣の駐屯地や自衛隊内の病院から看護官を送る方針だ。地震や水害などと同様、自衛隊法83条に基づいて都道府県知事が政府に「災害派遣」を求める。
大阪府の吉村洋文知事も6日、岸信夫防衛相に派遣を求めた。吉村氏は7日、記者団に「数名程度は派遣いただけるのではないか」と述べた。菅義偉首相は同日の政府・与党連絡会議で「直ちに派遣できる態勢を整えている」と話した。
岸氏は7日のBS11番組で「決して余裕があるわけではないが、大阪や旭川の状況を踏まえてしっかり対応するよう準備している」と語った。
看護官は主に陸自が管理する全国の病院や駐屯地の医務室に配属されている。陸自が管理する地区病院は全国8つ。北海道には病床数200床の札幌病院(札幌市)がある。関西には兵庫県川西市に同200床の阪神病院がある。
陸自の総数は3月末で約13万8000人。138人に1人の看護官がいる計算だ。既に新型コロナの患者を受け入れている病院もあり、人手は限られている。防衛省関係者は「1つの都道府県で40~50人も出すのは難しい」と話す。海自や空自も病院があるが小規模なため今回は対象外とする。
看護官は防衛医大看護学科などで看護師資格を取った後、幹部自衛官の教育を受けてきた。野戦病院で負傷者を手当てするなど特別な訓練も積んできた。地震や水害など災害時の対応を経験した人員も多い。
2~3月には集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に多い日で約50人の医療スタッフを派遣した。空港での水際対策で検体採取をしたり、8月に沖縄県の要請で看護官を送ったりした例もある。
全国知事会は7日から大阪府に医師や保健師ら21人の派遣を始めた。16日からはさらに26人の看護師を送り「大阪コロナ重症センター」で従事する。
知事会は7日時点で北海道には20人の看護師を派遣している。札幌市内の医療機関旭川市内の宿泊療養施設で業務する。