kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ウマ娘第二期12話見ました……続(愚痴 ――

今回は
昨日書いた
アニメ・ウマ娘第二期12話を見た感想、の続き。
というか愚痴です。
アニメ・ウマ娘第二期が残り1話となって。
ほぼほぼ全体像がみえてしまったので。
シリーズ全体を通して
残念に思った部分を
ザックリとツラツラ書いていきます。



なんというか、
今回のシリーズは、
脇役が目立っていた、というか。
ライスシャワー』と
ツインターボ』のキャラクターが立っていましたねぇ。
そして、
それ以外のキャラクター、
これには
主役であるトウカイテイオー
そして
準主役のメジロマックイーンも含まれますが
それらのエピソードが
かすんでしまった印象です。
キャラクターが多い割に
生かし切れていない、
というか。
その代表格がメジロパーマーですねぇ。
前半に登場したっきり、
使い捨てにされてしまって。
後半、
日常シーンでもまったく出番がなく。
忘れ去られてしまっていますよ。
こんな風に、
キャラクター間の関係性が希薄すぎて。
全体として
一本芯が通ったストーリーが成立せず。
個々のキャラクター達のオムニバス集、という体裁になってしまった、
と。
そんな印象が強いですね。



私が思うに、
原因はやはり
主人公格である
トウカイテイオーメジロマックイーン
この二人のキャラ立てに失敗した事。
そして、
この二人のメインストーリーが動いていかないため、
全体の流れが
かなり印象が弱くなり。
また
他のキャラクターも
どのような立ち位置で絡ませればいいのか、
なかなか差し込みづらくなってしまって。
結果として
すべてが
曖昧な内容になってしまった。
そんな風に見えます。
なので、
一番の問題は
やはり、
テイオーのエピソードのテーマ、
マックイーンのエピソードのテーマが、
11話、12話になって
とってつけた様に展開していて。
とくに、
マックイーンというキャラクターの心情が見えるようになったのが、
この11話、12話からという
この展開の遅さが
テイオーとマックイーンという
主役キャラの距離感・立ち回りが曖昧になった原因であり、
ひいては
2期シリーズ通してのストーリー展開が
グタグタになった原因ですね。



これ
12話での、
マックイーンの心情の吐露、
テイオーの決意から逆算していけば。
テイオーのエピソードは必然的に、
『親離れ・シンボリルドルフという”憧れ”からの自立』
そして、
マックイーンのエピソードは
『恋愛・テイオーへの片思いから両思いへ成就』
という軸を立てて動かすべきでした。
具体的には
シンボリルドルフ』という憧れ、夢を追いかけ、
現実の壁にぶち当たり、
ギャップに打ちのめされ、
夢に代わる何かを探し求めるテイオー。
そして、
テイオーの心が
常にシンボリルドルフの幻影で占めてられている事に嫉妬し、
ルドルフを追いかけるよりも
自分の前に立ちはだかるライバルとして立って貰いたくて、
テイオーの関心を惹こうと
テイオーの前に立ち塞がる壁となって
何かとテイオーを挑発し衝突する
マックイーン。
とか。
こうすれば
シンボリルドルフを追いかけるテイオーを追いかけるマックイーン、
という
すっきりしたキャラクター関係が成立します。
それぞれの立回り、
どこを向いているのかがハッキリ明確になるので。
キャラクターを動かしやすく、
見ている方も、
格段にわかりやすくなった筈です。



ただ、
以前にも書きましたけど。
テイオー、
マックイーンともに、
自分の内面、思いを素直に言葉や態度で表すことがない、
建前と本音を使い分ける優等生タイプのキャラクターなので。
当人に代わって、
心情を代弁してくれる相方、
ツッコミだったり批判だったり、提案だったり、
様々な形で、
テイオーやマックイーンの心情を察して、
視聴者に具体的に見せて雄弁に語ってくれる、
そういう相方を配置して。
テイオーや、
マックイーンの立ち回りをサポートさせるべきでした。
こういう優等生タイプのキャラクターは
八方美人的なよい子の振る舞いをするので
それに対して、
もっと思っていることを素直に吐き出せよ、と叱咤してくれる
キャラクターを配置しないと。
本音が見えにくいんですよねぇ。
テイオーなら、
この役はシンボリルドルフでしょう。
ある意味、テイオーの保護者代わりのポジションですから。
要所要所でテイオーに叱咤激励、時には心配してアドバイスを出す形で
絡ませれば。
自分自身のことが理解出来ていない、
夢追い人テイオーというキャラクターが
もっともっと分かりやすい動きになったはずですよ。
そして、
マックイーンの場合は。
キャラクター的に真逆の
メジロパーマーが最適だったかな。
お堅く真面目で言いたいことも言えないマックイーンに対して。
砕けておちゃらけた感じで、
自分の思ったとおりストレートに行動するメジロパーマー
そんなパーマーの目から、
言うべきこと言いたいことを我慢して見栄を張り、
自縄自縛に陥って、
テイオーとの仲を上手く進められない、
ついつい言いたいこととは別の言葉でテイオーに嫌みを言ってしまう、
そんなメジロマックイーン
メジロパーマーが呆れて何かとからかってみせる、とか。
そんな、
メジロパーマーとマックイーンの絡みが
シリーズを通して
もっとたくさんあれば、
視聴者は
テイオーや
メジロマックイーンというキャラクターの内面、
マックイーンの喜怒哀楽、感情、考え、思いが
もっと具体的に感られて、
理解し、
感情移入することができたはずです。



とかとか、
まとめると、
2期シリーズを通して
主役格のテイオー、マックイーンに
強力なストーリーの軸がなかった事。
そして、
この主役二人について
存在を反射して輝かせてくれる、
脇役が配置されなかったこと。
その結果、
ストーリーの芯、
主役キャラクターの動向、心情の変化が見えづらくなって、
展開がバラバラのエピソードの寄せ集め的な
グダグダの印象が強くなった。
と。
主立った不満点をまとめると、
ざっと
こんな所です。



ところで、
10話のミニライブでテイオーが身につけていた
コスチュームって。
ゲームで使われている星2までの汎用勝負服だったんだね。
ゲーム始めて、気が付いたw