さてさて、
大阪を通過した
聖火は
昨日、灘の海を渡って
四国・徳島県に入りました。
今日は
徳島県走行2日目、
明日には
香川県へと移る予定です。
その先には、
高知県、愛媛県が控えているのですけど。
その
愛媛県では、
現在
聖火リレーの走路予定となっていた、
松山市内での
新型コロナの感染拡大が急激に進んでいて、
公道での聖火リレーは難しい、
さりとて、
代替地を用意することもできない、
ということで。
すでに
聖火リレーの辞退・中止が発表されています。
聖火リレーの到着を見届ける着火式のみ、
行われるそうです。
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そして、
愛媛を通過した後は、
今度は
別府湾から
九州入りして。
大分県から、
宮崎、鹿児島へと進み。
そこから、
さらに
シナ海を渡って
沖縄県へと進む予定なのですが……
その
沖縄県でも、
先月からの
新型コロナ感染拡大を受けて、
抑止に転じる様子が一向に見られないため、
公道で予定されていた聖火リレーを中止し。
大阪府のように
代替地で
観客を関係者のみに限定した形での
実施を検討している、
のだとか。
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まあ、
まともな精神思考を持ち合わせていたら、
感染拡大傾向が止まらず、
1週間後には
『まん延防止等重点措置』の適用も検討しなければならない、
という状況で。
公道に多数の観衆を集めて
行われる
一大イベントを実施が可能なのか、
それで
安全を確保出来るのか、
感染拡大を抑止できるのか、
って疑問が
当然出てきますよ。
メディアは、
こういう
『聖火リレー公道開催中止』を
『異例の対応』とか
やや批判的とも捉えられる取り上げ方を
しますけど。
そういう取り上げ方、
視点の持ち方こそ
現状を無視して展開した
空虚な批判ですよ。
聖火リレーにも
現状にあわせて、
『無観客』という選択肢が
当然あってしかるべきでしょ。
実際、
プロスポーツや
他の国際スポーツ大会などでは
これまで
新型コロナの感染予防、防疫対策のために
無観客で実施された試合、イベントが
山ほどあります。
聖火リレーだって、
その中に一つに過ぎない、というだけの話なんですよ。
4年に1度だろうが、
一生に一度だろうが、
そのときの状況にあわせて
許される中で実現していく。
それしか
途はないのです。
東京オリンピックの聖火リレーは、徳島県で2日目が始まり、県の最南端の海陽町からリレーがスタートしました。沿岸部などの10の市町村を回り、16日夜、徳島市に聖火が到着します。
16日朝、高知県に隣接する海陽町の阿波海南文化村で出発式が行われ、地元の海部高校の生徒が和太鼓を披露して会場を盛り上げました。
2日目の聖火リレーの最初のランナーは海部高校陸上部の元副キャプテンでこの春、大学に進学した高木智弥さん(18)が務めました。高木さんは「一生に一度の機会だと思うので楽しみながら走っていきたい」と抱負を述べました。
このあと飯泉知事が高木さんのトーチに聖火を点火し、午前9時にリレーがスタートしました。2日目は沿岸部などの10の市町村の9つの区間で、87の個人やグループが聖火をつなぎます。
山あいにある上勝町、勝浦町、佐那河内村ではあらかじめランタンで運んだ「子どもの火」と呼ばれる聖火でリレーが行われます。そして、聖火は最終区間の徳島市に向かい、午後7時40分に最後のランナーが阿波踊りで迎えられたあと「アスティとくしま」でセレブレーションが行われ、2日間の日程を終えます。
4月21日に予定していた東京オリンピックの松山市での聖火リレーについて大会組織委員会は、新型コロナウイルスの感染が収まっていないという地元の要請を受けて、公道でのリレーを中止すると発表しました。
松山市では点火セレモニーだけを行うことにしています。
愛媛県などで作る実行委員会は、新型コロナの感染者の減少傾向が見られないことから、今月21日に予定していた松山市の公道での聖火リレーを中止するよう組織委員会に申し入れました。
これを受けて組織委員会は14日松山市内では公道でのリレーを中止すると発表しました。
そのうえで、聖火の到着を祝う式典を行う予定だった会場で、一般の観客を入れずに参加を予定していた聖火ランナーがトーチの火を順番に移していく点火セレモニーを行うということです。
公道での聖火リレーの中止は、万博記念公園内の周回コースでリレーが行われている大阪府に次いで2例目となります。
組織委員会は「地元の方にとって安全で安心な聖火リレーが実施できるように愛媛県実行委員会などと緊密に連携し運営に努めていく」とコメントしています。
沖縄県、本島の公道の聖火リレー中止で調整…ゴール周辺のみでの開催検討
沖縄県で5月1、2日に予定されている東京五輪の聖火リレーについて、県実行委員会と大会組織委員会が沖縄本島の公道でのリレーを中止し、それぞれ初日と2日目のゴールとなっている名護、糸満両市の会場に集約する方向で調整していることがわかった。関係者によると、両会場でランナーを走らせるか、セレモニーのみを行うか検討している。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、両市や那覇市など沖縄本島の9市は、12日から5月5日まで「まん延防止等重点措置」の対象となっている。
措置を踏まえ、県実行委と大会組織委は沖縄本島の公道を走るリレーは困難と判断。初日ゴールの名護市民会館周辺、2日目ゴールの糸満市の平和祈念公園でのみ開催する方向で検討している。大阪府のように、ランナーを周回形式で走らせることが可能かについても協議している。
一方、県実行委は重点措置の対象地域ではない離島については予定通りリレーを実施したい意向で、大会組織委と調整を進めている。
沖縄県では今月7日、新型コロナの感染者が過去2番目となる155人確認されるなど、今月に入って100人超となる日が相次いでいる。すぐに使用できる病床も満床状態となるなど医療体制も逼迫ひっぱく。県は重点措置の適用を受け、県全域の飲食店などに対し、午後8時までの営業時間短縮を要請している。