今、
聖火リレーは奈良県を走っています。
いや
走ってました。
というべきなのかな。
この先、
当初の予定では、
今日から大阪入りするルートでしたが、
大阪ではすでに聖火リレーの中止が決定していますので。
飛ばして、
四国へ渡り、
１５日から
徳島→香川→高知→愛媛の順で
２日間ずつで各県を走破して
九州大分県へと
渡る予定でした。
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その愛媛県で、
聖火リレーを中止する決定がされたそうで。
愛媛県内での
新型コロナ感染拡大に伴い、
現状、
感染拡大を抑止できていない、
また
聖火リレー予定日までに抑止できる見込みも立たない、
ということで。
愛媛県知事が、
東京五輪大会組織委員会に
愛媛県内での
聖火リレーの開催中止を
正式に申し入れる、のだとか。
１４日に正式決定して連絡する、
と
発表していますので。
だいたい
実施１週間前ですね。
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というニュースが出ていたので
愛媛県の
新型コロナ感染者報告数を見てみると、
１０日で３４人
とか
１１日で２４人
とか。
これまでの記録上では
過去最多が、
３月２５日に記録された５９人、
なので。
愛媛県内としては
これまでの中で
もっとも激しい感染拡大が継続中、
という状況ですねぇ。
ただ、
この数字、
他の地域と比べてみると……
『大きい』と見るか
『小さい』と見るか、
評価としては
なかなか微妙なところです。
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この辺は、
きっちりとした線引きの目安になる数字を示さずに
現場に任せて
丸投げしてきた
大会組織委員会の姿勢が
ここへ来て、
弊害になりつつありますねぇ……
まぁねぇ、
明確な数値基準を公表してしまうと、
達成できなかった場合、
自動的に
『中止』決定となってしまって。
最悪、
東京五輪２０２０そのものを中止しなければならない、
という。
そういうリスクがありますから。
曖昧にしておきたい、
という、
大会組織委員会の魂胆も
判らなくもないですけど……
今回の
愛媛県の事例が
前例になると。
この先、
聖火リレーの辞退が相次ぐんじゃないかなぁ。
地元行政としては、
感染拡大のリスクを取らずに済むのなら、
できる限り
リスク減らしたいもの。
新型コロナの感染者が
増えれば増えるほど、
地元自治体では
財政が
圧迫されますからねぇ……
愛媛県の中村時広知事は１２日の臨時記者会見で、２１日松山市内で予定されている東京五輪聖火リレーについて、取りやめる方向で調整していることを明らかにした。その理由として新型コロナウイルスの感染拡大を挙げ、「（新規感染者に）減少傾向が見えない」と述べた。１４日の県実行委員会で正式決定し、東京五輪・パラリンピック組織委員会に申し入れる。
会見で中村知事は、同市内で開催予定の聖火到着時のセレモニーについても、一般客を入れない形で実施する考えを示した。
愛媛県では先月下旬、同市内の繁華街でクラスター（感染者集団）が発生。その後も感染拡大に歯止めがかかっていない。
