この発言、
日本のメディアでは
2日前くらいに取り上げられたのですが。
かなり
『エグい』内容で。
聞いてて、
『いやぁ、これ正気か……?』
と。
世間的には
これで納得できるのかどうか。
はなはだ疑問でして、
それで、
どんな反応になるのか
様子をうかがっていたのですが……
まあまあ、
ほぼほぼ予想した通り、
世界中から
批判の的にされていますねぇ(笑
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とまあ、
世界の反応はそれはそれとして
置いておいて。
日本国内的にも
今回のこの発言は結構な問題を含んでいます。
まず、
緊急事態宣言発出して、
東京都が適用されていた、と
仮定した場合。
その状況で、
国外からの
選手団は最初から最後まで隔離した状態に置くとしても。
メディア関係者など
一般枠で入国している人を受け入れるのは、
法的に整合性がとれるのかどうか?
不要不急の外出の自粛、
イベント、集会、越境の移動などの自粛を
国民に要請して、
テレワークを推奨している状況で。
国外からのメディア、プレス関係者の移動の自由は認めます、
みたいな状況になった場合。
果たして、
それで
政府の要請が
合理的である、と言えるのかどうか。
国民が
緊急事態宣言の要請に納得できるのか。
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これについては、
現状、
飲食サービス大手企業が
東京都に対して、
緊急事態宣言などに関連して
東京都が飲食店に対して出した
営業自粛要請が、
憲法違反だと、
不法行為である、
と訴えて
訴訟を起こしています。
政府、行政の要請には合理性が認められない……と
訴えを起こしているんです。
そこへさらに、
緊急事態宣言下での
オリンピック開催強行、ともなれば。
おそらく、
それ以降
国民は
政府の防疫対策に対して、
『ご都合主義極まれり』
全く信頼できなくなりますよ。
「緊急事態宣言が出されていても、五輪は開催する」…IOC調整委コーツ委員長
東京五輪の運営方法を協議する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のジョン・コーツ委員長は21日、3日間の委員会終了後にオンラインで記者会見を開き、「五輪期間中に日本で緊急事態宣言が出されていても大会は開催する」と述べた。海外の選手らの8割以上が新型コロナウイルスのワクチンを接種してから来日すると強調し、改めて大会開催への強い意欲を示した。
コーツ氏は「日本では緊急事態宣言発令期間中でもテスト大会が安全に行われた」と述べ、コロナ対策の指針「プレーブック」で定めた厳しいルールを守ることで「全ての参加者にとって安全で安心な大会を開催できる」と自信を示した。日本の世論で五輪開催に否定的な意見が多いことについては、「ワクチン接種者が増えれば支持も増えるのではないか」と語った。
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長は、大会期間中に1日あたり最大で医師約230人、看護師約310人が必要になるとの試算を公表し、既に全体の8割は確保できる見通しだとした。選手や関係者向けの検査数は1日最大6万件程度を想定するが、「公的な検査体制に影響を与えないようにしたい」と語り、民間の検査機関に委託する方針を明らかにした。けがをした選手らを搬送する「指定病院」も東京都内で9か所を確保し、都外でも20病院と協議していることを公表した。
また、選手を除いて来日する大会関係者は五輪が5万9000人、パラが1万9000人で計7万8000人となり、当初想定されていた18万人の半数以下となることを明らかにした。