先週、
東海・静岡県熱海に
甚大な土石流災害を引き起こした、
梅雨前線が
いまだに
日本列島の上空に居座り……
これは
正確に言うと、
ユーラシア大陸の方から
シナ海の上空を通過して、
湿気を大量に含んだ空気が
どんどん
日本列島の上空に流れてきていて。
雨雲が北東へ流れても、
次の雨雲が南西から這い上がってきている、
という
状況なのですが。
それが
今週は、
日本海沿岸、中国地方、
そして九州地方で
豪雨災害を引き起こしています。
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昨夜からは
九州地方、
鹿児島、熊本周辺に
線状降水帯がかかっていて。
今朝から
警報が出ていたのですが……
状況は
いっこう緩まず
川の氾濫、道路の冠水、家屋への浸水など
どんどん悪化するばかりで。
昼前には
ダムが満水寸前で放流する、
との発表まで
飛び出しました。
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って、
これ他人事じゃないんですよね。
今は
九州に掛かっている雨雲も、
この先、
数日後には
東海、関東の方まで
流れてくる可能性があるので。
明日は
我が身にふりかかるかもしれません。
神奈川では
今日は
スッキリ晴れて。
私が住んでいる場所でも
雲が晴れて
日差しが見えたので、
洗濯や布団干しまで済ませたのですが。
午後から
崩れて雨が降る、
とか予報が出てますし。
明日、明後日に至っては
1日中雨になるかも知れない……と。
そうなると、
そこで大雨になるのでしょうか。
念のため
今日中に
備えを進めて
避難の準備を済ませておいてください、
とか
冗談か本気か判らないコメントを付けている
メディアの中の人も
いたりしますし……
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NHKが
朝からずっと特番体制で
現地の被災状況を映していて。
これが
明後日には
私の近所にも起きるかも。
今すぐ逃げるべきなのだろうか……
西日本の大雨 各地で土砂崩れや浸水 鳥取では孤立状態の地区も
広島県内の市や町によりますと、9日午前11時現在でけが人などの人的被害は確認されていないということです。一部の自治体では建物や道路への浸水被害が出ています。
坂町では、住宅の裏山が崩れたほか、川の護岸の一部や路肩が崩れた場所があるということです。また、廿日市市では、農地への浸水被害の通報が複数寄せられているということです。
一方、大竹市では道路の冠水などの通報が複数寄せられましたが、現在は、解消しているということです。
また、大雨の影響で道路が寸断されていて、竹原市の宿根地区では22世帯およそ50人の孤立状態が続いているものの、歩いて通行ができるということです。広島県 床上浸水19棟 床下浸水109棟 (午後3時)
広島県によりますと、大雨の影響で県内の住宅にも被害が出ていて、9日午後3時時点で、これまでに住宅1棟が一部損壊したほか、住宅19棟が床上浸水、住宅109棟が床下浸水したということです。自治体別では一部損壊したのは、
▽三原市で1棟です。
また床上浸水の被害があったのは、
▼三原市で1棟です。
また床上浸水の被害があったのは、
▼尾道市で8棟、▼広島市で7棟、▼三原市、▼福山市、▼東広島市、▼海田町でそれぞれ1棟です。
床下浸水の被害があったのは、
▼福山市で31棟、▼三原市で23棟、▼尾道市で20棟、▼東広島市で14棟、▼廿日市市で9棟、▼熊野町で6棟、▼広島市で4棟、▼海田町で2棟です。
このほか、竹原市でも被害の情報があり、現在、詳細を確認しているということです。広島県 湯崎知事「西日本豪雨に匹敵する雨量 直ちに避難行動を」
大雨が降り続いていることについて広島県の湯崎知事は9日午前、記者団に対し「3年前の西日本豪雨の雨量にも匹敵するような状況になっていて、いつ災害が起きてもおかしくない状況だ。西日本豪雨では、避難行動の遅れから被災された方が多かったので、市や町の避難指示が発令され、土砂災害警戒区域や浸水のおそれがある地域にお住まいの方は、直ちに避難行動をとってください」と述べました。鳥取県倉吉市では依然孤立状態の地区も
鳥取県三朝町によりますと、土砂崩れによる県道の通行止めで、8日夕方から三朝町中津で1世帯1人が孤立状態になっていましたが、県道が通行できるようになったことから9日午後2時半ごろ、孤立状態は解消されたということです。
また鳥取県倉吉市によりますと、8日午後から、市道の土砂崩れのため椋波地区で9世帯24人が孤立状態になっていましたが、道路が通行できるようになったため、9日午後8時ごろに孤立が解消されたということです。
一方、市道の土砂の流入で3世帯6人が孤立している富海地区については、9日中の復旧は難しいため、10日から本格的な土砂の撤去作業を進めるということです。
山口県 床上浸水2棟 床下浸水5棟
山口県周南市によりますと、9日午後5時半までに、遠石地区の住宅などで床上浸水が2棟、床下浸水が3棟確認されているほか、秋月地区でも2棟の床下浸水が確認されているということです。山口 店舗などが浸水した地区では
今回の大雨で、山口県周南市の遠石地区では、県道の交差点一帯が水につかり、近くにある住宅や店舗にも水が流れ込みました。
交差点近くで鍵屋を営む坂本和幸さんによりますと、9日午前7時半ごろから県道が水につかり始めたということです。
坂本さんは、店の入り口に土のうを積み上げましたが、すぐに水が店に流れ込み、床上50センチぐらいまで達したということです。
坂本さんは「交差点のあたりは人の腰の高さぐらいまで水につかっていて、立往生していた車もあった。商品も水につかったので、これから片づけが大変です」と話していましたまた、県道に面した理容室でも店の入り口まで水が押し寄せてきたということです。
店主の重国達二さんは「朝起きたら店の前の左右から水が押し寄せてきて、みるみるうちに中央分離帯やガードレールが隠れるほど水位が上がった。20年ほど前に大雨で水がたまることはあったが、久しぶりにすごい勢いで水が来たので、まずいなと思った」と話していました。
鹿児島・宮崎・熊本に大雨特別警報、50年に1度の大雨を予想…気象庁
気象庁は10日午前5時30分から午前6時10分にかけ、鹿児島県薩摩地方、宮崎県南部山沿い、熊本県球磨地方に相次いで大雨特別警報を発表した。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に最大級の警戒をするよう、呼び掛けている。
大雨特別警報は、50年に1度の大雨が予想される時に、発表される警報。
9日の降り始めから10日午前6時までに、鹿児島県さつま町では356ミリ、宮崎県えびの市では243ミリの大雨となっている。熊本県阿蘇市では10日午前7時までに、7日の降り始めから250・5ミリの雨が降った。
さらに11日午前6時までの24時間で宮崎県と鹿児島県では多いところで150ミリ、熊本県では200ミリの雨が予想されている。
鹿児島・宮崎・熊本で「命に重大な危険」大雨特別警報…線状降水帯が発生「最大級の警戒を」
停滞する梅雨前線の影響で、鹿児島、宮崎、熊本の3県では10日、記録的な大雨となり、気象庁は同日朝、「命に重大な危険が差し迫っている」として大雨特別警報を発表した。鹿児島県の薩摩地方には災害級の大雨をもたらす「線状降水帯」が発生した。
宮崎、熊本両県では大雨のピークが過ぎたとして、同庁は10日午前11時45分頃、両県への大雨特別警報を警報に切り替えた。緊急記者会見した同庁の黒良龍太・予報課長は「引き続き、土砂災害や河川の氾濫に最大級の警戒をしてほしい」と呼びかけた。◆大雨特別警報 =台風や集中豪雨により数十年に1度の雨量が予想される場合に発表される。警戒レベルは最高の「5」に相当し、すでに災害が起きている恐れが極めて高い状態とされる。2013年に運用が始まり、18年の西日本豪雨や昨年7月の九州豪雨などで出されている。