kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

いつもの韓国笑い噺 ―― 韓国全経連「ウォン、基軸通貨の資格十分」

これ、
日本の主要メディアは
全くと言ってイイほど取り上げていなくて。
まあ、
内容があまりにも荒唐無稽すぎて
ニュースとして真面目に取り上げる価値がゼロだから
なんですけど。
ただ、
あまりにもおバカな主張なので。
韓国ウォッチャーの間では
かなり注目されました。
ということで、
私も
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。



さて、
このネタに対して
私なりに
茶化さず真面目に批評的なコメントを付けてみますと。
韓国人って、
いまだに
民主主義的な政治プロセスが理解できず
権威主義的な発想でしか
世界を理解できないので。
こういう、
他の国から見たらまったくもって的外れな主張を
臆面も出してくるのでしょう。
そもそも、
韓国以外で取引がなく、
決済にも使用されていないウォンについて。
どうして、
基軸通貨にする必要があるのか。
他国の決済で使用されていない時点で、
必要性皆無、資格ゼロですよ。
『既存国を除けば輸出額が世界一』とか主張してますけど。
それなら、
それだけウォン決済が一般化していてもおかしくないわけで。
実際、
中国の通貨・元は基軸通貨入りする前の段階で
既にアジア、アフリカにおいて
元決済が普及していました。
ただ、
それでも世界経済全体で見れば、まだまだ流通額は少なかったので
その時点でも
SDR通貨バスケットに編入するかどうか、
議論になりましたけど。
経済規模がアメリカを抜いて世界一になるだろう、との見通しが
大勢を占めていたことと。
世界一になるだろう経済大国、
中国市場のさらなる開放を求める政治的な思惑が絡んで。
期待先行で、
最終的に編入することに決定しました。
まあ、
その結果は、ものの見事に失敗。
SDR編入
中国金融市場への規制が一段と緩和されて開放がすすむだろう、との思惑は
完全に外れて。
通貨の流動性を抑え込むために
逆に規制が強化される、というw
中国政府は
期待とはまったく真逆の方向へ進んだわけですけど。



そういう
手ひどい失敗を経験した後なので。
同じ失敗は選択しませんね。
さらに
韓国の場合、
ここから先経済発展して、
世界一の市場になる見通しもありませんし。
なので、
いまより
通貨の流通量が増えようには思えませんから。



それでも、
韓国人にとっては、
そういう数々の事実よりも、
アメリカの著名な経済専門誌が言及した一行の方が
重要らしく、
この件を大きく取り上げています。
韓国内の主要メディアが
ほぼ横並び状態で取り上げていますから。
これはひとえに
長いものに巻かれて当然、というか、
長いものには巻かれなければ為らない。という、
そういう国民性が為せる技なのでしょう。

 

 

japanese.joins.com

 

韓国全経連「ウォン、基軸通貨の資格十分…編入時には113兆ウォンの経済効果」

 ウォンが国際通貨基金IMF)の基軸通貨編入できる資格を備えたとの主張が出された。ウォンが基軸通貨になれば長・短期的経済効果は112兆8000億ウォン(約10兆8528億円)に達し、89万2000人の雇用を創出できると予想した。
 全国経済人連合会は13日、IMF執行理事会が今年検討する特別引き出し権(SDR)通貨バスケットにウォンが編入される可能性に対する報告書を出した。SDR通貨バスケットに編入されれば国同士の貿易や資本取引で一般的に通用する通貨である基軸通貨と認められる。現在基軸通貨にはドル、ユーロ、円、ポンド、人民元の5つがある。
 IMF執行理事会は約5年ごとにSDRバスケットを検討する。2015年11月に人民元編入を決定してから昨年会議を開催しなければならなかったが、新型コロナウイルスの感染拡大で今年半ばに延期された状態だ。新しいバスケット構成は8月1日に発効される予定だ。

◇既存国除けば輸出額世界1位
 全経連はウォンが基軸通貨になれるという根拠に、▽韓国の経済的地位▽IMF設立目的と合致▽世界5大輸出大国▽ウォンの国際取引の割合上昇▽韓国政府のウォン国際化に向けた努力――などを挙げた。
 まず2020年基準で韓国の国内総生産(GDP)は世界10位、貿易額は世界9位だ。1月基準で国際格付け(S&P)もAAで、既存のSDR通貨バスケット編入国の日本と中国のA+より高い。株式市場の時価総額は世界9位水準だ。
 こうした韓国の経済発展はIMFが追求する国際通貨協力と為替相場安定、経済成長という指向とも合致する。韓国は世界で初めて被援助国から供与国へ跳躍した。韓国の輸出額はIMFが提示したSDR編入要件のうち輸出条件に当たる輸出規模世界5位圏もクリアした。2016~2020年の5年間に通貨発行主体別基準で世界5位だ。既存のSDR編入国を除けば世界1位だ。
 外国為替市場でのウォン取引の割合も2%で2015年に人民元がSDRに編入された当時の人民元水準である2.2%に近接した。韓国政府は通貨スワップ拡大、域外外国為替市場なども検討してきた。

◇シニョリッジ効果だけで71万人の雇用創出
 全経連はウォンがSDR通貨バスケットに編入されれば2021年の実質GDPの5.3%に当たる112兆8000億ウォンの経済的効果が得られるとみた。まずシニョリッジ効果(国が貨幣発行で得られる利益)が87兆8000億ウォンに達すると予想された。全経連によるとこれをすべて国内固定資本形成に向けて投資すれば71万3000人の雇用を創出できる。
 為替相場が安定すれば輸出は15兆6000億ウォン増えると予想された。これは雇用を10万3000人増やせる金額だ。また、国債金利下落にともなう利子負担軽減額は9兆4000億ウォンを期待できる。これを固定資本形成に投資すれば7万7000人の雇用が創出できる。
 全経連はこの日、ブルームバーグが2015年11月に人民元がSDR通貨バスケットに編入された当時のIMFのバスケット編入要件に基づいて次期編入通貨予想1位にウォンを挙げた点も指摘した。
全経連のチュ・グァンホ経済本部長は「IMFが提示したSDR通貨バスケット編入条件を考慮するとウォンの資格は十分だ。今年半ばに行われるIMF執行委員会の編入審査に先立ち韓国政府がウォンのSDR入りに向けた方策を検討する必要がある」と話した。