この件、
国内主要メディアの関東ローカル枠で繰り返し取り上げられていました。
全国ニュースでも取り上げられたのかな。
それで、
私の近所の話でもあったので
興味が出て色々とニュースを漁って見たのですが……
なんか、
けっこう面倒くさい、というか。
組織的犯罪みたいな
大事になりそうな気配がプンプンするので。
関連するニュース記事に
ブックマークを付けてみました。
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まず、
この件、どういう形で訴えられたのか。
賄賂を渡した葬儀社の方も訴追されているので。
警察内部の追放か
もしくは関係者のタレ込み、って事になるんですよね。
その上で、
裁判で被告が
『神奈川県警どこの署でも葬儀社から金券を貰っている』などの
証言をしています。
その上、
贈賄側の葬儀社の経営者も、元神奈川県警。
という状況。
これだけ見ると、
賄賂を出した側も受け取った側も、
神奈川県警の関係者で。
神奈川県警の内部に、
何かしらのコネクションが出きていて。
神奈川県警ネットワークの中で完結していて。
常習的に行われていた、慣習化していた、と。
そのように見えます。
ただ、
その場合、
県警内で慣習化している状況に対して、
内部通報があったとしても
果たして
それがまともに取り上げられて貰えるのかどうか。
かなりの疑問点が出てきます。
実際、
被告が裁判で証言しているのにもかかわらず。
今回の件に関して、
警察が
他にも同様に賄賂を受け取っていた警官がいるだろう、と
捜査した形跡はありませんから。
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そうなると、
この件だけ訴追して裁判して。
それで
臭いものに蓋をして。
問題の根源は温存したまま
目に見える部分だけ切り取ったので
メデタシメデタシ、
と。
放置するのか。
“神奈川県警どこの署でも葬儀社から金券” 元警察官の初公判
葬儀会社から賄賂をもらったとして、受託収賄の罪に問われている神奈川県警の元警察官の裁判が横浜地方裁判所で始まり、元警察官は起訴された内容を認めたうえで「神奈川県警では、どこの警察署でも葬儀会社から金券をもらっていた」などと証言しました。
大和警察署の警部補だった加藤聖被告(48)は葬儀会社から、警察が取り扱った死者の遺族を優先的に紹介してほしいと依頼を受けた見返りに、現金や金券など、およそ200万円分を受け取ったとして、受託収賄の罪に問われています。
15日に横浜地裁で初公判が開かれ、加藤被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
このあと被告人質問が行われ、被告は「自分が知るかぎり、神奈川県警の警察署では、すべて葬儀会社からビール券をもらっていた。もらった現金のうち、30万円ほどは自分の部下に渡した」などと証言しました。
これに対し検察は、「警察の信頼を大きく損ねた犯行だ」などと述べ、懲役2年6か月を求刑しました。
裁判での被告の証言について、神奈川県警察本部は「コメントを控える」としています。
一方、贈賄側の葬儀会社の実質的経営者河合恵子被告(60)と、夫で神奈川県警の元警部補河合博貴被告(65)の裁判も開かれ、横浜地裁は「警察の職務の公正に対する信頼は相当害されたが、すでに社会的制裁を受けている」として、2人にいずれも懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。