kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

お悔やみ申し上げます ―― 3代目水戸黄門役、俳優の佐野浅夫さん死去 96歳

この方が
表舞台で活躍していたのは、
全盛期で言えば、
いまから50年以上も前の
私が生まれる以前の事になります。
私が知るそのお姿は
すでに円熟期に入ってからのもので。
今回
訃報の中でしばしば出てくる
水戸黄門』役は晩年、
表舞台を去る寸前の作品になります。
なので、
私の親のさらに親の世代ですね。
私が見たのは、
この方の晩年に近い作品ばかりでしたけど。
私の中では
穏やかな好々爺、という印象でした。
目立った
一目でわかるような強さはないのですけど。
ここぞという場面で
目が離せない存在感というか、
引きつけられる迫力がある、
というか。



水戸黄門』を観ていた時は、
その理由がわかりませんでしたけど。
今回、
訃報に接して
この方の半生を探ってみたら。
前半生というか、
戦前生まれで、
壮絶な戦中体験をしてこられた方だったのですね。
私が感じていた妙な迫力は、
そのときの経験が基になっていたのか、
と思ったり。
こんな風にして
気づかされることもあるのだなぁ。
と思って、
ちょっと、
いや
かなり心を動かされたので。
今回
このブログに書き込みました。



まあ、
ご当人にとっては
野次馬のゲスな勘ぐりなので。
迷惑千万な話なのでしょうけど。



謹んで
ご冥福をお祈りします。

 

 

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3代目水戸黄門役、俳優の佐野浅夫さん死去 96歳、「泣き虫黄門」

 TBS系時代劇「水戸黄門」の3代目黄門役などで活躍した俳優の佐野浅夫(さの・あさお)さんが6月28日、老衰のため死去した。96歳だった。葬儀は家族で営んだ。
 横浜市出身。日大芸術学部在学中の1943年に劇団苦楽座に入ったが特攻隊に配属。戦後は新協劇団や劇団民芸で再建に加わった。93~2000年にTBS系時代劇「水戸黄門」で3代目の徳川光圀役を演じ、庶民のつらさに接して涙を浮かべ、怒りに変える姿は「泣き虫黄門」として親しまれた。NHKラジオ「お話でてこい」では、08年まで50年以上にわたって自作を含めた童話の語り部も務めていた。
 所属事務所によると、今年5月中旬に肺炎で入院。6月上旬に退院していたが、京都市の自宅で容体が急変したという。