kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これも偉業なんですけどねぇ…… ―― ドバイ・シーマC、ルメール騎乗のイクイノックス優勝

これも偉業なんですけどねぇ……

このレース結果が出てから、
もう1週間以上経つのですが……
話題になりませんねぇw
いやまぁねぇ、
競馬案件ですから。
競馬好きのファンとかマニアとか、
そういう人たち以外は
まったく興味ないだろうなぁ。って、
想像が尽きますけどねぇ。



それでも、
それが判っていても。
今回のレースについては、
とくに
ドバイ国際競争のシーマクラシック(GI・芝2410メートル)に
勝利した、
イクイノックス。
日本産の4歳競走馬が勝利した
このレース模様については、
多くの日本国民に知っていて欲しいなぁ。
マジですごかった。
この先
『伝説』として
語られていくだろう、という。
そういう内容のレースでしたから。



オイルマネーを使って世界中から集められた
優れた競走馬たちが
その場の世界一を決める大会。
そのシーマクラシック・レースに出馬した
イクイノックスは。
レースが始まると前に出て
先頭へと躍り出て。
そのまま先頭で駆け抜け、
各馬
大きな動きも無いまま最終コーナーを回り。
直線へと入るところで、
各馬いっせいにラストスパート。
ここで、
普通の展開なら
猛烈に追い上げる後続馬たちが
先頭を走るイクイノックスとの距離を詰めて迫ってきて。
どの馬が1着になるんだ、
イクイノックスはこのまま逃げ切れるのか、
とかハラハラする展開になるのですが!!
イクイノックスは
直線に入った途端に加速して。
猛烈に追い上げる後続馬たちをグングン引き離し。
両者の距離は、
縮まるどころかさらに開いて。
後続馬がどれだけ必死に追い上げても、
距離は開く一方。
そのまま
後ろを振り返って勝利を確信したイクイノックスの騎手が、
馬をなだめて
ゴール前で競走を緩め減速。
最後は楽に流して
それでもコースレコードをたたき出した、
という。
なんかもうね、
見ている方が『なんじゃこりゃ』って叫びたくなるような、
というか。
その場で叫んでいた人も居たらしいのですけど。
圧倒的な力の差を見せつけて
レースに勝利しました。



で、
これ
何が凄いのか。って、
走りも内容もそうなんですけど。
このレースの最初から最後まで、
騎手は1度もムチを使って無いんですよ。
いわゆる『持ったまま』
馬に完全にお任せの『馬なり』展開。
馬が好き勝手に走って、
この結果だという。
たとえば
最近
日本国内で大いに盛り上がった
WBCの大谷翔平選手の試合に例えると、
大谷翔平以外の選手が
先発投手打順1番で出場して。
全打者1球1死の27球投球、
全打席ホームランのパーフェクト試合を達成して
大谷翔平選手を押さえ込んで勝利。
いきなり出てきたコイツはいったい誰なんだ、
って。
そんな具合のレース内容です。
いやまぁ、
イクイノックスは
それなりの勝利実績がある知られていた馬ですけど。
こんな走りで勝つなんて誰も聞いてないよ、
イクイノックス陣営の人たちも知らなかったよ。って。
衝撃的な勝ち方でした。



こんな偉業が、
まったくの前評判もない中で
いきなり達成されたので。
日本国内の競馬ファンの間では
この1週間、
この話題で持ちきりでした。
いやもう、
『次はどうする』『どのレースに出るんだ』『何を獲るんだ』
『まだ国内で走るのか』ってね。
妄想が膨らむ膨らむ。
でも、
その盛り上がりも競馬界隈だけでの話……
やっぱり
ちょっと寂しいですね。

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

ドバイ・シーマC、ルメール騎乗のイクイノックス優勝…賞金4億5000万円獲得

 競馬のドバイ国際競走が25日、アラブ首長国連邦(UAE)のメイダン競馬場で行われ、シーマクラシック(GI・芝2410メートル)はクリストフ・ルメールが騎乗した昨年の年度代表馬、イクイノックス( 牡おす 4歳)が逃げて圧勝し、優勝賞金348万ドル(約4億5000万円)を獲得した。

 

 

 

 

www.nikkansports.com

 

ドバイWC】ウシュバテソーロ、ダート世界一「順調なら」凱旋門賞検討へ

ドバイワールドカップ>◇25日=メイダン◇G1◇ダート2000メートル◇4歳上(南半球産3歳上)◇出走15頭◇1着賞金696万ドル(約9億4000万円)
 ついに日本馬が砂のドバイワールドCを制した。ウシュバテソーロ(牡6、高木)が海外初遠征で偉業を成し遂げた。直線で差し切り5連勝、G1・3連勝。日本勢としては11年ヴィクトワールピサ以来12年ぶり2度目の勝利。12年前はオールウエザーで、ダートで歴史的な1勝を挙げた。今後は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=パリロンシャン)を視野に入れる。
       ◇       ◇       ◇
 美浦から世界一のダート王が誕生した。ウシュバテソーロだ。スタートから最後方を追走して3コーナーすぎに進出すると、最後の直線は大外から一気に脚を伸ばした。早めに抜け出したアルジールスを捉え、残り100メートルは独走態勢。昨年の覇者で米国のカントリーグラマーなど世界の強豪、日本のライバルを突き放し、日本勢12年ぶりの快挙のゴールを駆け抜けた。約9億4000万円の1着賞金もゲットした。
 騎乗した川田騎手は同馬の首筋を何度もたたき、歴史的瞬間を祝福。その後の馬上インタビューでは英語で答えた後、あらためて「日本の皆さん、ありがとうございました」と高らかにガッツポーズ。笑顔を輝かせ、初コンビを組んだパートナーをたたえた。
 日本の誇りがあった。サウジC覇者のパンサラッサなど、同一海外競走としては日本馬過去最多8頭での挑戦。2、3着に海外勢が入ったように、異国の地の一戦は強敵ばかりだった。日本人騎手として騎乗したのは、吉田豊騎手と2人のみ。鞍上は「ウシュバテソーロが頑張ってくれたおかげで、世界一のレースを勝つことができた。日本の騎手も世界レベルであるということも、改めて馬とともに示すことができました。誇りに思っています」と力を込めた。
 夢物語はこれからも続く。高木師は「順調にいけば、検討するつもりです」と凱旋門賞への出走を口にした。オーナーサイドも前向きという。昨年4月にダートに転向して、1年足らずで一気に世界の頂点に立った。芝でも3勝を挙げ、父は凱旋門賞2着2回のオルフェーヴル。夢を広げたウシュバテソーロの新たな挑戦が、大きく注目される。

■生産の千代田牧場「うそだろ」
 ウシュバテソーロの生産者で千代田牧場(北海道新ひだか町)の飯田正剛社長の喜びも大きかった。レースは自宅で観戦。最後の直線、外から一気の末脚に「うそだろうなと思いました。あの位置からまくるのは難しいですからね。このメンバーで勝つのも難しいですから」と驚いた。今回の勝利には、過去の鞍上の努力があったという。「オルフェ産駒らしさがあったんです。それでも若い頃は特に江田照騎手が育ててくれた。それがつながった」と感謝を述べた。