kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

なんかでた…… ── エヴァンゲリオン制作のガイナックスが破産申請

なんというか、
アニメスタジオとしての『ガイナックス』は
すでに、
中の人が分裂、独立してしまって。
残っていたのは
かつての会社だけ、という状態。
それで
過去作の版権とか制作資料とかの知財
併せて
破綻した経営を続けて積み上げた借金だけが
山のように残って。
倒産するのは時間の問題、とか言われていましたけど。
ついに来ましたねぇ……
多分、
債務整理
残っていた過去作版権とか制作資料、マスターなど知財の譲渡、保管と。
それから、
中の人のリストラに一通り目途がついたので。
今回の
破産宣言というか、
破産申請に至ったんだろうなぁ……



前社長が
準強制わいせつ容疑で警視庁に逮捕されたのが2019年で。
逮捕される原因となった事件が起きたのが
2018年ごろから。
この頃から、
会社としては
かなりヤバイ状態で。
経営陣がブラックなので、
中の人がどんどん抜けて独立して。
ガイナックスは、
今すぐ会社をたたんでもおかしくない状態、
という話が出回ってました。
そこから
5~6年かけて。
過去作の知財
中の人のリストラを進めて、
アニメスタジオの実態を外部に移して。
会社を整理し続けて。
よくまぁ、
ここまで持たせたなぁ……

 

 

www.yomiuri.co.jp

エヴァンゲリオン制作のガイナックスが破産申請…商標や版権は庵野秀明監督の会社に譲渡済み

 東京商工リサーチは7日、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を制作したアニメ制作会社「ガイナックス」が東京地裁に破産申請したと発表した。5月29日付。
 同社は1984年の設立で、ピーク時には約35億円の売上高があった。2012年頃から飲食店経営など事業を多角化したが業績が悪化。今年5月に事業を停止していた。
 エヴァンゲリオンなどの商標や作品の版権は、かつて同社に所属していたアニメーション・映画監督の庵野秀明氏が社長を務める映像制作会社「カラー」に譲渡されている。

 

 

 

www.sankei.com

庵野秀明所属のカラー、ガイナックス破産を受けてコメント「このような最後を迎えてしまい、残念でなりません」

 アニメ制作会社・カラーは7日、公式サイトで、同日に会社破産を報告したガイナックスについてコメントした。

 同社は「株式会社ガイナックスからのお知らせに関して」と題し、「ガイナックス公式サイトで発表された破産手続きに関する表明を受け、弊社の立場からいくつか補足を致したく、ガイナックス社・現経営体制との関係性も考慮した上で、公式サイトにて本コメントを掲載申し上げます。ガイナックス社は、弊社カラー代表取締役である庵野秀明の元所属会社でありましたが、庵野は2006年にカラーを設立、翌年2007年にガイナックス社を退職し、その後、ガイナックス社の株主の立場となっております」とコメントを掲載する経緯を説明。
 続けて「弊社としましては、かねてよりガイナックス社の経営不振及び負債の存在を確認しておりましたため、経営に対し、庵野より懸念を申し上げたり、経営改善に向けた提案をしておりましたが長きにわたり受け入れられず、そのような状況であっても、当時の経営陣からの申し出を許容し、カラーとして援助的な融資などを行ったこともありました。しかし、ガイナックス社の状況は変わらず、事態はさらに悪化を続け、2019年には当時の代表取締役が法人運営とは関係のない刑事事件で逮捕されるという事態にまで陥りました」と記した。
 「ガイナックス社前代表取締役逮捕の後、弊社代表取締役庵野秀明は、『エヴァンゲリオン』シリーズを中心とする関連作品への風評被害を防ぐため、KADOKAWA様、キングレコード株式会社様、株式会社トリガー様にご協力をお願いしまして、各社から取締役に就任して頂く形で経営陣を刷新し、ガイナックス社の内情を把握、アニメーション業界内のスタジオや作家、クリエイター様への未払いだけでも解消をし、知的財産や資料の散逸を防ごうと、各協力会社と共に動いて参りました。しかし、ガイナックス社のリリースの通り、内情を把握した段階で既に、手の施しようのない状況の債務超過を抱えている状態にあり、ガイナックス社として、業務の継続が困難になるとの判断が伝わって参りました」と、ガイナックス社の難しい状況が伝わっていたとした。
 その上で同社は「そういった状況を踏まえ、作品と知財に関し、クリエイターや原作者、作家がどうにか今後も作品制作・運用が継続可能となるよう、各製作委員会の協力も得て、弊社が権利確認・整理を進め、最適と思われる会社や個人に権利等が譲渡されるよう取り組みました。そして、多くの業界関係者への負債を少しでも解消するためにも、弊社からの支援を視野に検討を致しましたが、旧経営陣、前代表取締役の債務も保障せねばならないという理不尽な状況につながり、十全に返済を厚くする事が叶いませんでした」と報告した。
「新体制取締役各位及び取締役所属各社様におかれては、知財や今後の運用に関し、作家、クリエイターを第一にお考えいただいた整理譲渡等にご協力して頂き、誠にありがとうございました。ご尽力賜りました製作委員会各社へも改めて感謝申し上げます」と協力各社へ感謝の思いを述べたうえで、「最後に、40年弱の歴史を持つアニメーションスタジオがこのような最後を迎えてしまい、残念でなりません」と無念の思いを明かした。
 最後に、「なおガイナックスGAINAX)の商標、称号に関しては、ガイナックス社からのリリースにもある通り、弊社にて取得管理しております。加えて『ガイナックス社』とは、『株式会社ガイナ(スタジオガイナ)』および『福島ガイナ』(以上いずれも、旧『福島ガイナックス』)、『ガイナックスインターナショナル(GAINAX International)』『GAINAX京都』『米子ガイナックス』『株式会社ガイナックス新潟』『GAINAX WEST』などの、類似社とは別の法人であり、弊社と上記類似会社との間での商標使用許諾契約は行われておりません。本件についてはダイヤモンド・オンラインでの過去取材記事もご参照頂けます」とした。