さて、福島原発事故の状況もそろそろ一段落してきて。
今回の事故はいったい何だったのか、なぜ、このような深刻な事故が起きたのか。
その原因を探る動きが、活発化してきました。
それで、東電が吐いていた嘘が次々と暴かれています。
そもそもの始まり、「想定外の津波だった」という言についても、
既に２００６年の段階で、チリ沖地震を例に出して、福島原発の安全対策が不十分であることが指摘されており、
今回の電源装置が引き波さらわれる事態についても、予測済みだったという始末。
しかも住民からも東電の安全対策に対する改善要望書が出されていたのに、
そのすべてに対して、東電は何もせず現在の事故に至る、とのことまで報道されています。
海の向こう、米国では株主代表訴訟を起こして、東電経営陣の責任を問う、と息巻く人たちまで出てきました。
まあ、昨年９月に会社の未来を謳って公募増資で多額の金を巻き上げているのですから、自業自得ですよね。
今回の事故対応では、枝野官房長官の記者会見を「大本営発表」と揶揄する人たちがいましたが。
そうすると、海の向こうからの株主訴訟は、さしずめ「東京軍事裁判」というところでしょうか。
その結果は……まあ、成るようにしか成りませんよね。
追記：
戦争したわけじゃないのですから。「東京軍事裁判」ではないですね。
「東京電力裁判」とか「東電原発裁判」というべきでしたね。
失礼しました。
