kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

枝野官房長官が乱心した件について

本日の官房長官の記者会見にて、枝野官房長官が、
東電の債務について金融界に債権の放棄を要請した、とのことで。
その情報を受けて、東証は一時ドンドンと下げたのですけど。
株式は保護して、債権は破棄……って。平成の徳政令じゃあるまいし。どういう理屈でそういうことになったのでしょうか。
東電が会社更生法の適用になって、株式は減資、債権は放棄……というのならわかるのですけど。
東電は今の形で残す、そのために銀行関連は債権放棄してください……というのは、どう考えても理屈が通らないと思うのですが。
うーん……
枝野官房長官は、今までも時々迷言を吐いていましたけど。今回のはとびっきりですね。
とにかく、法律を無視してでも東電を残したいようです。それが政府の意志なのかな。
それなら、東電に、銀行向けに第三者割当の株式を発行して、それを債権と引き替えたらどうですかね。
そうなったら、十兆円規模の新株が発行されるわけで。しかも、現時点で東電の株価が450円程度ですから。
現在、東電の発行済み株式数は、16億株程度ですけど。
債権を株価450円で全部株式に返還したら、ざっと222億株ですね。
これが市場に流れたら、今の株式の価値は15分の1程度になるので、
ざっと1株30円程度の価値しかなくなります。
でも、銀行だけが債務放棄を迫られるよりも、東電に出資した関係者全体で責任を負う形になるので、
こちらの方が、よほど合理的だと思うのですけどね。
……ただまあ、半年前には2000円の価値があったものが30円になったら、泣けますけどね。
でも、相場の世界には”絶対”は存在しないのですから。仕方が無いですよね。