kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

次に出てくるのはTPPか? ――中国の野望にくさび打て 尖閣、石垣・宮古、台湾まで…侵攻想定

今日の気になるニュース。
と言っても、もう数日前、今年の元旦に産経新聞に掲載された記事です。


【新帝国時代 2030年のアジア】(1)中国の野望にくさび打て 尖閣、石垣・宮古、台湾まで…侵攻想定+(1/5ページ) - MSN産経ニュース 【新帝国時代 2030年のアジア】(1)中国の野望にくさび打て 尖閣、石垣・宮古、台湾まで…侵攻想定+(1/5ページ) - MSN産経ニュース


内容は、興隆著しい中国の東アジア台頭に対して日本は如何に立ち向かうべきか。
をテーマにした連載記事の、第1回目で。
中国の尖閣周辺侵攻について、防衛省が密かに予想した対中国の有事シナリオシミュレーション内容を掲載しています。
記事中では「極秘」とか銘打っていますけど……
尖閣諸島沖漁船衝突事件以来、すでにどこかで見た論評や事件の貼り合わせ。取り立てて目新しいものはありません。
とくに、
中国潜水艦隊による海路封鎖の可能性についてはまったく触れられておらず。
日本の防衛省が、中国の動員能力をどの程度に見積もっているのか、
「極秘」と銘打った割には肝心な内容が伏せられています。
まあ、現実に起きている中国の領海・領空侵犯が、どのような紛争に結びつくのかを例示した、防衛省の日本国民向け説明文、というところでしょうか。
そのために、防衛省産経新聞に情報を提供したのでしょう。
物々しく書いてあるのは、文章を書いた記者の趣味というところでしょうか。
3つの有事プランを提示していますが。
1つ目は、数年前に起きた単独漁船の衝突、漁船群と監視船の大挙から上陸へとエスカレートした場合の想定。
2つ目は、年末に遭遇した軍用機の領空侵犯から、拠点空港攻撃へとエスカレートした場合の想定。
3つ目は、最近北朝鮮のロケット試射でも注目を浴びた、日本のミサイル防衛を活用するケースの想定。
と、タネを明かせば。ここ数年来たて続けに起きた紛争・事件に絡めて、説得力を持たせたシミュレーションを出しただけで。
日本単独で、これらの脅威の対抗するのは難しい。
ということで。
今回は、後段で有力な周辺国であるロシアとの連携が出てきます。

次回登場するのは、韓国?
その次は、アメリカとの日米安保、沖縄問題、TPP……というところでしょうか?
夏の参院選に向けて、
米国アジア戦略追従、親韓復活、TPP交渉参加に向けての地ならし、というところですかねぇ。


安倍政権は「アベノミクス」の経済政策ばかりがもてはやされていますが。
外交政策パッケージとしては。
これから参院選までが正念場ですね。