なんというか、趣味丸出しの話です。
今年から放映されている深夜アニメ枠の「バディ・コンプレックス」という作品を毎週欠かさず見ています。
90年代、2000年代っぽい、ちょっと古くさい設定のシナリオ展開が、
オジサンには昔懐かしくて面白いんですよね……今の人にはバタ臭いのかもしれませんけど。
さて、この作品、1クール13話で終わる物だとばかり思っていたのですけど。
どうやら、夏から2クール目が始まるとのことで。
現在12話まで放映されているのですけど。
第1話で主人公が2014年から2088年にタイムトラベルしたまま、現代世界に戻ってこれていません。
ということで、
話がオチがつかないのでどうするのだろうと思っていたら、案の定でした。
そこで、まあ、
第2クールが始まる前に、現状与えられた伏線で分かりそうなシナリオ展開を予想しておこうと思います。
まあ、同じエンタメ業界でメシ食っている人間として。
どの程度展開が読めるかな、腕試しってことで。
#1
主人公の最大の障害は、「ディオ」
現在、主人公・青葉の相棒であるディオですが。第2クールでは敵方に寝返り、主人公の最大のライバルになるはずです。
伏線としては12話で、「自分にも守るべき物があり、それを守るためなら主人公を容赦なく切り捨てる」とかいう内容の台詞を言ってますので。
このディオにとっては守るべき物とは、『家族』
そのなかでも、守れなかった『母親』の存在でしょう。
第2クールでは、特異点を使って過去へのタイムトラベルを可能にする技術が、物語の核心になるはずです。
(これは第1話ですでに提示しています)
敵方は、ディオとその父親に、過去へのタイムトラベルで、母親が死亡した戦闘を回避することが可能になるから協力しないか、と持ちかけてくるはずです。
そこで、まず父親が寝返り、父親経由でディオも寝返って(妹が敵方に人質にとられた状況も判断を後押しする)、
主人公の前に立ちはだかる最大の敵になるでしょう。
#2
「奈須 まゆか」はクライマックスで主人公の背中を押すための着火剤にされる。
まあ、どういう事かというと、ディオの寝返りによって、主人公は戦う理由がぐらつく展開になるので。
たぶん、敵になったディオに守るべき物もなく帰る場所もないのに、なぜ戦うのか、と問い詰められて答えられなくなる。
その上、ヒロインの「雛」が特異点の中へ消えてしまい……この展開ついては後で別に書きます。
いったいここで自分は何をしているのだろう、と存在意義がわからなくなる展開が、クライマックスの最後の戦闘直前に入るはずです。
そこで、主人公の背中を押すのが、むくわれないヒロイン的ポジションにいる、この「奈須 まゆか」になると思います。
展開によっては戦死するかもしれませんね。
そこまで重い話にはしないのかもしませんけど、今のところレギュラーメンバーが誰も死んでいないので、誰か一人死ぬなら、効果的に殺すならそういう殺し方かなぁ。と思います。
さて、一番気に掛かるのは、メインヒロインの「弓原雛」という存在なのですが。
これは、まだ情報が欠けている、というか。
すべてのピースがそろっていないので、ちょっと判断つきかねるところがあります。
けれど、明日はとりあえず現状で分かるところまでまとめてみたい、と思います。
追記:
なんか展開を予想するはずが、
シナリオの伏線の考察中心になってきたので、タイトルを変えました。