kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

今そこにある危機、みたいな ―― 北朝鮮解放の米国人3人が帰国 米朝首脳会談へ前進

昔、そういう題名の映画がありましたよね。
スクリーンでみたことのある洋画なので、覚えているのですけど。
原作はトム・クランシーの有名な小説です。
というか主人公の『ジャック・ライアン捜査官』は小説でシリーズ化している、
長編の主人公なのですけど。
映画化されるとキャストが別人になってしまう、不幸な役どころです。
まあ、それはそれとして。
なんでいきなりこんな映画の話を書いているのかというと。
原作の小説は読んでいないのですけど、
けっこう印象に残った映画なんですよね。
アメリカの麻薬戦争を題材にした内容なのですが、
麻薬カクテルの親玉をアメリカが特殊部隊を送り込んで暗殺しようとする、という。
しかし、
作戦は成功したかのように見えて、
親分は
米国側からの内通者の情報を得て難を免れ、
アメリカに報復するのです。
そこで、
アメリカ側のエージェントが麻薬カクテルとの取引で、
潜入させた特殊部隊を麻薬カクテル側に売るのですよね。
それで、
特殊部隊は新人ひとり残して殺害されてしまうのですけど……
なんでそんな映画の話を書いているのか、といえば、
『アイツは敵だ』と罵倒している相手と、
こっそり裏で遣り取りして連絡を付けていたり、
そんなことをするために
インテリジェンス・パートって物が存在するわけですけど。
北朝鮮問題がここまで大きくなってしまったのは、
金正恩主席の継承に伴って、
北朝鮮がこの種のエージェントによる情報交換を一切排除してしまって、
一時期ブラックボックスと化してしまった結果なのかなぁ。と。
そんなことを思ったりしました。
ここ最近の活発な動きを見ると、
その辺のパイプが何かしら繋がったのかなぁ。と。
たしか、
昨年くらいに、
アメリカは朝鮮担当の情報官をCIA本部に設けたりしてますから。
今回の事態というのは、そこから足かけ1年で、
ようやく北朝鮮アメリカの間で、
『信頼出来る情報スジ』が出来てきた成果、ということなのかなぁ。と。
日本のメディアはそんなこと
一言も口にしませんけど。
それっぽい記事の、
ブックマーク貼っておこう、っと。


しかし、CIAかぁ……
本当にハリウッド映画みたいな世界だなぁ。



 【ワシントン=永沢毅】北朝鮮の拘束から解放された米国人3人は10日未明(日本時間同日午後)、ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着した。トランプ米大統領とペンス副大統領が現地に赴き、3人の帰国を出迎えた。米朝間の懸案の一つが取り除かれたことで信頼醸成が進み、6月初旬までに見込まれる米朝首脳会談の実現に向けて前進した。
 解放された米国人3人は、9日に再訪朝したポンペオ国務長官とともに帰国した。トランプ氏はメラニア夫人を伴って3人を乗せた飛行機に乗り込み、その後3人とともにタラップに姿を現した。国務省によると、いずれも健康状態に問題はないという。トランプ氏は3人に「特別な夜だ。この国に戻ってこれておめでとう」と呼びかけた。

 北朝鮮に拘束された米国人を巡っては、2017年6月に昏睡(こんすい)状態で解放された大学生オットー・ワームビア氏が帰国後に死亡。米世論が硬化した経緯がある。北朝鮮米朝首脳会談を前にこうした展開を避けたいと判断し、今回は慎重に事を運んだとみられる。