バディコンプレックス、13話見ました。
今日で最終回でしたね。
「2クールある」ってのはガセネタだった……とまでは言えませんけど。最後に「to be contiued」と書いてあったので。
いやでもこれ、「Back to The Future」のパロディじゃないかと思うのですけど。
とにかく13話は、
いろいろ無理のある形でバラまいていた伏線に強引にカタをつけましたね。
最終話の予想は、前半はほとんど予想どおりの展開だったのですけど。
後半は……次回への『ヒキ』が必要ないので。強引にまとめた展開になっていましたね。
うーん……
シナリオ構成を見る限り、2クール構成だったのは間違いないのですが。なので、駆け足ブツ切りのラストになってましたね。まさに打ち切りの典型でした。
まあ、私が「打ち切り」と判断する理由は、
・青葉が未来にやってきたまま、過去へ戻っていないこと。この物語は「行きてし帰り物語」なので、帰ってこないと話が完結しない。
・青葉が未来にやってきた原理が、明確に明示されていない事、
・「雛」のル―プ設定、
故なんですけど。
とくに、
「雛」のループ設定については、すでにネットで指摘されていたのですが。
これをやってしまうと、
ループの鎖を切った場合、
「雛」が青葉を未来に送る行為がなくなるので。
「青葉が存在しなくなる」ということは、青葉を助けるために過去へ飛ばされた「雛」も存在しなくなる。
というタイムパラドックスが発生します。
また、仮に現実に起こったことは改変されない。別の平行世界として存在し続ける。というのなら、今ある現在は過去から断絶されて存在するということなので。
過去へ飛んだビゾンが、首領となって存在する……という事が矛盾します。
(ループの鎖が断ち切られた現在は、どこの過去とも繋がっていないので、ビゾンが過去に飛んだとしても「今」という時間世界に繋がらない)
カップリングシステムなどのシステム考証はかなり練ってあったようなので。
この辺の矛盾も、当然もともと把握していたでしょう。
それを回避するシナリオ考証もなされていたはずです。
それでも強行した、ということは。
必要な尺がなかった……ってことですかね。
あと、「スペース・ダンディ」の方は、番組終了後に「二期放映決定」とアナウンスをテレビで流してましたからねぇ。
バディ・コンプレックスにはそういうコメントがなかったのは、つまりアニメの続きは予定していない、ってことなのでしょう。
やっぱり人気無かったのかなぁ。SNSゲームの方が思ったより売り上げあがらなかった、って事でしょうか。
ヒロインの「雛」が可愛くなかったせいですかね。
カップリングということで言えば。
「青葉−雛」のカップリングと、
「青葉−ディオ」のカップリングなら。
「青葉−ディオ」の方がモア・ベターじゃね? と思える感じでしたから。男の私から見てても。
制作者サイドは、「腐女子アニメにはしたくない」というコメントもありましたけど。
でもね、「青葉−ディオ」の熱い友情ばかりに力が入っていて。
「青葉−雛」のカップルは世間知らずのお嬢様と陽気でオバカなストーカーって組み合わせにしか見えないんだもの。
いろいろと制作者の思惑とはずれまくっていましたね。
公式アカウントは、「まだ続く」と情報を出しているのですけどね。多分、CDドラマとかじゃないかなぁ……
もしくは、
SNSゲーム世界観とキャラクターをベースにした、
「バディ・コンプレックス戦場のカップリング」のアニメ化じゃないか。と思います。
まあ、色々と思うところはあるので。
4月1日に何かしら新しい情報が公式から発表されるみたいなので。
それを見てから、
また、思うところをまとめてみようと思います。