kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

やっぱり「想定外」っていうのはあり得るんだね――宮城・大崎市で堤防決壊、住民30人を救助

昨日は、栃木、茨城で。
堤防が決壊して街が濁流に呑み込まれたのですけども。
それでも、一日経って、雨雲が北へ抜け雨の勢いが弱まり。
ようやく収まったのか、テレビのニュースなどを見て、ホッとした気分になっていたら、
その次には、
本当に、「一夜明けて自衛隊が救助に向かっています。〜〜が助け出されました」と
アナウンサーが落ち着いた声でアナウンスしているその画面の上に、
宮城県の渋井川で堤防決壊」とのテロップが流れて。
愕然としたのでした。

【東北大雨】宮城・大崎市で堤防決壊、住民30人を救助 濁流が住宅飲み込む - 産経ニュース 【東北大雨】宮城・大崎市で堤防決壊、住民30人を救助 濁流が住宅飲み込む - 産経ニュース

2015.9.11 09:50更新


 宮城県に入った情報によると、台風18号から変わった低気圧の影響で、同県大崎市で11日午前、市内を流れる渋井川の堤防が決壊し、住宅に濁流が流れ込んだ。決壊したのは西荒井地区付近とみられ、付近の住宅街は1メートルほど浸水した。
 県は自衛隊に災害救助を要請。地元消防によると、午前9時50分現在、30人を救助した。これまでにけが人の情報はないという。
 気象庁は11日未明に宮城県に大雨特別警報を発表。同庁は川の氾濫や土砂災害、浸水に最大級の警戒を呼びかけていた。

今回は、
雨雲が線状になって、局地的に長い時間をかけて(1日以上)、
特定河川の流域に大量の雨を降らせたために、
増水した川が堤防を越えて水を溢れさせ。それが、徐々に堤防を浸食し、
しまいには決壊に至る、というプロセスで、
街が濁流にのまれてしまったらしいです。
台風の雨雲が、河の上に長時間にわたって居座って、
大量の雨水を川に注ぎ込む、とか。
そんな事、今までまったく予想されてきませんでしたよね。
ゲリラ降雨ような、短時間で大量の雨が局所的に降って、
都市や河川の排水能力を上回ってしまう。という事は経験済みで、予測もされてきましたけども。
1日がかりで、大量の雨が特定河川に水を流し込むとか。
河川治水を専門に研究している大学教授も、「聞いた事がない」とか解説してましたし。


人間て、つくづく「想定外」の世界の中に生きているのだなぁ。
と痛感しました。


この分だと、この後、雨雲がさらに北に移動して北海道にかかったら、
石狩川とか豊平川も危ないかな。針路から外れているから大丈夫なのかな。
気象庁とかは、そういう先読みは出来ないのですかね。