kg_noguの愚痴日記

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だいたい裏が分かりました ―― 日馬富士書類送検】貴乃花親方、理事解任と2階級降格 相撲協会が臨時理事会で決議 報告怠り聴取拒否

貴乃花親方の処分が、危機管理委員会主導で決定されてました。
といっても、
処分案という形で、評議委員会に進言する形で、
この後評議委員会にかけられて、
それで来年、年頭に内容について検討されて正式に決定されるそうです。
で、
私が注目するのは、危機管理委員会が公表した処分の理由。
その中で、
貴乃花親方と貴ノ岩の関係性についてまで言及している部分でしょうか。
うーん……
これ多分、危機管理委員会の元検事さんは
昔のコネで警察の資料とか情報もそれなりに手に入れてるんでしょうね。
それに貴ノ岩とも面会して聴取もしてます。
その上で、
貴乃花親方が貴ノ岩のケガの背景を勝手に想像して、警察に出した被害届けの内容と、
実際に警察が捜査して得た情報や、他の力士から聞き取りした事件の実情の間に、
相当な乖離があって、
まず、
親方が貴ノ岩に事実をきちんと問いただした上で行動していれば、
ここまで大事にはならなかったでしょう。
と。
そういう叱責、というより。忠言なのでしょう。
つまりどういうことか、と言うと。
ここからは私の予想ですが、


最初に、
貴ノ岩貴乃花親方に事件のあらましを話す時点で、
かなり嘘を吐いて内容を盛ってしまった。
……これは、
それなりに高い確度で事実だと思えるのですよ。
というのも、
貴ノ岩貴乃花親方に事件が露見して叱責されることを怖れて、
当初は「階段から転げ落ちた」と嘘を吐いているのですね。
となれば、
その最初の嘘がばれた後でも、さらなる叱責を怖れて、
事件概要について貴ノ岩に都合の良い、
事実とは異なる内容を貴乃花親方に告げた……その可能性は十分にあるわけです。
つまり、
貴乃花親方は事件の出発点から、
間違った判断をしてそのまま間違えを訂正せずにずっと突っ走ってきた。と。
途中のどこかで、
貴乃花親方も間違いに気付いていたのだけど。
協会に頭をさげて誤りを謝罪することができず、
結局何もできなくなってしまい、
ズルズルと引き延ばしをはかった。
協会と貴乃花親方の間の騒動は、そういうことではないですかね。



日本相撲協会は28日、東京都墨田区両国国技館で臨時理事会を開き、貴乃花親方(45)=元横綱、本名花田光司、東京都出身=の理事解任と2階級降格を決議した。来年1月4日に開く臨時評議員会で正式に決まる見通し。秋巡業中の元横綱日馬富士関による暴行事件の報告を巡業部長として怠るなど、協会の対応を妨げたとして責任を問われた。協会理事の解任は初めて。
 被害者の十両貴ノ岩関の師匠でもある貴乃花親方は、10月29日に鳥取県警に被害届を出した後も、協会には知らせなかった。11月30日の理事会で、暴行事件への適切で迅速な対応のため、協会員が危機管理委員会の調査に協力する決議がされたにもかかわらず、貴ノ岩関の聴取を再三拒否していた。
 貴乃花親方は史上6位の優勝22回を果たし、「平成の大横綱」と呼ばれた。2010年2月に37歳の若さで協会理事に就任。昨年3月の理事長選では、八角親方(元横綱北勝海)に敗れた。


 大相撲の元横綱日馬富士関(33)による暴行事件をめぐり、被害者である貴ノ岩関(27)の師匠、貴乃花親方(45)=元横綱=に対し、日本相撲協会は28日、初の理事解任処分を決議した。同日に公表された貴乃花親方の責任を指摘した報告書では、「別の部屋の力士だったら報告したかも」など初めて親方本人の弁明内容が明らかにされ、これまでうかがい知れなかった言動の“理由”が浮かび上がった。一方、鳥取区検は同日、元日馬富士関を鳥取簡裁に略式起訴した。
 報告書によると、貴乃花親方は10月26日、負傷した貴ノ岩関を見て事件発生を把握。当初は「『酔っ払って転んだ』旨の説明を受けたが、傷の状況から事件性が疑われ、一般人を巻き込んでいる可能性もあるため、警察に相談した方がよい」と考え、3日後の同29日に警察に被害届を出したという。
 この対応に対し、同協会危機管理委員会の高野利雄委員長は「深刻な緊急事態の発生を認識した以上、協会に第一報をすべきだった」と指摘した。
 また、被害届を出すまでの間について貴乃花親方は、「私に話せない事情があるのではないか。親方としては弟子の言うことは信じてやらなければならない」と考え、事件の詳細を把握できなかったと説明。協会に対しては、「別の部屋の力士だったら報告したかもしれないが、自分の弟子のことだから調べようと思った」「事態の把握をしなければ協会には報告のしようがなかった」と明かした。
 高野氏はこうした点については「師匠が弟子に事情を問いただせないという関係は本来あり得ない」と指摘。「結局、何らの事情も把握できないまま事態を放置した」とし、問題の長期化、深刻化の大きな原因になったとした。
 このように貴乃花親方は報告する意思自体は持っていたことを明かした一方、「警察に報告を依頼した」ことを理由に「報告義務は解除された」とする矛盾した主張もしていた。実際に、警察から協会へ伝わったのは後日だったことから、高野氏は「極めて異常な事態」「到底納得のいく説明とは言えない」と非難した。