kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

メディアの責任回避が見苦しい件 ―― 元農水次官「川崎の事件が頭に浮かんだ」と供述 長男刺殺

いやぁ、
今日はメディアが一斉に朝からこのニュースを取り上げていますねぇ。
とくに
テレビのワイドショー系番組で。
なんというか、
『自己弁護』と『責任回避』に必死で見苦しいこと、
醜いことこの上ないですよ。


事件直後からテレビで散々煽っていたくせに、さ。
実際、それが形になって世間に出てくると、
『それは俺たちのせいではない』
『殺すのは間違っている』
の大合唱。

それなら、
最初の事件の時も、
『どんなに社会に腹が立っても、気にくわなくても、
 誰かを殺害するのは間違っている。
 それは許されない。
 と思います』
と一言添えれば良かったのに。
そういうコメント出したメディア、
どこかありました?
『一人で死ね』って啖呵切ったバカはいましたけど。
それに、
いまだに、
川崎の事件を8050問題と結びつけたまま、訂正してませんし。
まあ、
日本のメディア、とくにテレビが腐っているのは、
NHKを筆頭にもう救いようがない状態ですから。
『ニュース』と『ドラマ』と『バラエティ』を除いたら、
まだなんとか見られる内容なんですど。
先に挙げた3ジャンル、
『ニュース』と『ドラマ』と『バラエティ』
これはもう支離滅裂で救いようがありません。
なので、
ここで愚痴るのも今更なんですけどね。




さてまぁ、それはそれとして、です。
『8050問題』とか『引きこもり』とかで悩んでいる人が、
何かの間違いでここへ来て読んでいたりして、
それで変な事を考えてしまうと
私も困ってしまうので。
真面目に書いておきますと。
まず、
専門家に相談して下さい。
それは、
役所とか、現場たらい回しにして片付けてしまう、そういう場所では無くて。
『支援団体』とか『共助、共生団体』とか、
民間でいくつもありますから。
地方の僻地になると難しいかもしれませんが、
政令都市みたいな規模の街になら、
だいたい有ります。
そういう所は相談窓口を持ってますので、
そういう場所へ駆け込む、とか。
それから、
テレビやラジオ、雑誌の言うことは信じない。信じてはいけません。
彼らの言葉には責任が伴いませんから。
今回の事件でも明らかですけど、適当に好き勝手言っているだけなので。
なんの役にも立ちません。
むしろ、
今回ブックマークを貼った農水次官の件のように、
間違った方向へ影響を受けてしまいます。
でも、
この事件で番組として正式に謝罪した所は、
今の所まったくありません。
テレビ、メディアなんて、そんなモノです。害悪な存在です。社会の癌です。



それから、
相談することを決めた場合、焦ってはいけません。
まずはネットで、
色々と書き込みを探してみて下さい。
今、
目の前で起きていることは、特別な事例ではなくて、
たまにどこでも起きる日常の出来事なのです。
なので、
何が起きているのかを良く理解して咀嚼するために、
他の人の相談事例とかも探してみて下さい。
この時、
間違ってはいけないのは、
『解決方法を探してはいけません』
ひとりひとり個性があって、
まったく違いますから。
それを無視して、余所から持ってきた方法で接しても、
『変な知恵を付けてきたな』と反発されるだけです。
それよりも、
まず相手がどんな存在なのかを理解するための情報を得るために、
関連する分野の情報をたくさん貯める、
これが重要です。そのためのネットリサーチですね。
そして、
良く出てくる言葉ですけど
『相手が何を考えているのか判らない』って
引きこもっている相手をモンスター扱いしますけどね。
それは間違いです。
ハッキリ書いておきます、と。
理解しようとしていないだけです。
自分の生活時間で生きて、
相手は相手で別の生活時間で生きて、
お互いの接点をほとんど持っていなくて、
それで理解出来るはずがない。
もっとズバリ書いてしまうと、
自分の時間が奪われるのが嫌で、
自分の生活を優先させて、
それでたまに思い出したように相手に干渉する……
これで相手を理解出来たら、
それはもう『天才』か『聖人』レベルですよ。
教祖になって宗教団体起こせます。
そういうレベルの能力を持っている存在が可能な話です。
凡人にはとても無理。
凡人が
相手のことを理解するには、
まずは、一緒にいる時間を増やす。
これしかありません。
具体的には色々な方法を考えなければなりませんけど。
一つあげるのなら、
引きこもっている部屋に入る。
すごく退屈で、
しかも相手に嫌がられます。
それでも、
なんとか相手が引きこもっている部屋に入って。
一緒にボーッとするとか。
まずは何をしているのか、朝から晩までじっくり見てみるのが良いでしょう。
……確実に嫌がられて反発されますけど。
じゃあ、
強く反発されないで接触する時間をとにかく増やす、
一日の大半を接触して過ごすにはどうしたらいいのか。
とにかくアレコレ頭を悩ませて試してみる。
なぜ、
接触する時間を増やすのか、と言えば。
相手を理解するために、相手の世界観を知るためです。
ここで大事なのは、
自分が持っている価値観で相手の世界観を判定、批評しないこと。
『間違っている』とか『正しい』とかは考えない。
というか、
そういう判定をするのが間違いですから。
相手を理解するのが目的なのに、
自分の価値観で相手を評価してしまうと、
評価できなかった部分は斬り捨てる……そういう結果を伴いがちです。
それでは相手を見てないのと一緒です。
相手を理解するには、
まず自分の判断は捨てて、
『相手が何をしているのか発見する』
それを重視してしてください。
そのために、
出来るだけたくさんの機会で接触する。
まずは、
そこが出発点です。



これは
かなりしんどいです。
一朝一夕でどうにかなる話ではありません。
もう
『赤ん坊』を相手している、ぐらいの手間が掛かります。
その覚悟が必要です。
そこをすっ飛ばして、
自分の生活を守ろうとしたら絶対に上手くいきませんから。
それだけは肝に銘じたらいいかと思います。
とまあ、
私が経験してきた『引きこもり』とも向き合い方は、
こんな具合でしょうか。
何かの参考になれば、良いですね。

 

 

 

 

www.sankei.com

 

東京都練馬区早宮の自宅で長男の胸などを包丁で刺したとして、警視庁練馬署に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された元農林水産省事務次官の無職、熊沢英昭容疑者(76)が「川崎市の20人殺傷事件が頭に浮かび、息子が周囲に危害を加えないようにしようと思った」という趣旨の供述をしていることが3日、捜査関係者への取材で分かった。
 同署は同日、熊沢容疑者を送検。先月28日に川崎市多摩区で起きた殺傷事件を機に、熊沢容疑者が長男、英一郎さん(44)に対する殺意を強めたとみて、詳しい経緯を調べている。
 死亡した長男の英一郎さん(44)の傷が十数カ所に上ることが判明。胸や腹など上半身に集中していたほか、自宅で殺意をほのめかすメモも見つかっており、強い殺意があったことがうかがえる。
 捜査関係者によると、英一郎さんは10年以上前から都内の別の場所に住んでいたが、本人の希望で5月下旬から実家に戻っていた。別居中にはごみ出しをめぐり近隣住民ともめることもあったという。
 熊沢容疑者は「(英一郎さんは)ひきこもりがちで、家庭内では暴力や暴言があった」と説明。「身の危険を感じた」とも供述し、練馬署は家族間にトラブルがあったとみている。
 事件の数時間前には、近所の小学校であった運動会の音がうるさいと腹を立てた英一郎さんと熊沢容疑者が口論になったという。
 事件は1日午後3時半ごろに発生。熊沢容疑者が「息子を刺し殺した」と自ら110番した。英一郎さんは、1階和室の布団の上に倒れた状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

 

あと、最後に身も蓋もないことを書いておきますけど。

誰もが更生できるわけではありません。

更生できない、というか。変わらない人もいます。

隣国みたいに、変わるとこれまでのアイデンティティが全崩壊引き起こす。

だから変わらない。とか。そういう事例もありますから。

自分がどこまでかかわるのか、その覚悟も必要ですよ。