先に、
ここのブログでも何度か取り上げてきた『香港動乱』
ですけども。
いよいよ、
中国政府がキバを剥きました、ねぇ。
それに伴って、
というわけではないのでしょうけども。
日本メディアも、
現地に乗り込んで映像を配信し始めて、
日本語の現地情報がかなり増えてました。
ということで、
ブックマークを貼った記事に書かれている発砲事件、
撃たれた学生は2人で、
そのうちの一人……
たぶん
これが記事中で取り上げられている最初に撃たれた学生なのでしょうけど。
最新情報では、
緊急手術中なのだとか。
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ここへきて、日本メディアが大きく取り上げている
現地大学生がビルから転落した事件ですが。
私が前回ブログにあれこれ書いていた
7日よりも前から
既に香港から台湾メディア界隈で、
かなり大事として取り上げられていて。
転落したのが4日の事で、
その後ずっと病院で生死を彷徨っていた間。
デモ隊がどんどん過激化していくのを
現地メディアが連日取り上げていたのです。
なので、
昨日までは、
日本メディアが扱う情報には、
かなりのタイムラグを感じていたのですけども、
今日になって、
現地からのリアル中継が
ちょくちょくテレビに登場したりして。
これまでとの
扱いの違いに、ちょっと驚きです。
『反日親中韓』を社是としていたメディアの中で、
いったいどんな変化があったのか。
かなり
気になるところではあります。
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それは
さておき。
警告無しの実弾発砲とか。
容赦なしです。
ただ、
これでデモが消息に向かうのか……というと。
すでに、
覆面禁止法が制定されていて。
参加者はデモが終息すれば逮捕 → 収容所行き、中で不明の死
という未来が
決定されたような状況ですから。
引くに引けないでしょう。
デモが終わるときは、
参加者はその前に一族みな香港から逃げ出さなければなりません。
……香港、台湾界隈のメディアですと、
こういう情報が当たり前のように出てくるのですけど。
どういうワケか
日本メディアには、
まったく登場しませんねぇ。
本当に、
これ、どうなるんだろ。
【香港=藤本欣也】香港警察への抗議活動が行われていた新界地区で建物から転落した香港科技大の男子学生(22)が8日、死亡した。反政府デモを続ける若者らは「警察の暴力による死者が初めて確認された」と反発を強めており、抗議活動がさらに激化する可能性がある。
同日夜には香港各地で学生の追悼会が催された。
学生は4日未明、新界地区の住宅街にある立体駐車場の3階から2階に転落。頭を強く打ち、8日、搬送先の病院で死亡した。
学生がどのような状況で転落したかは不明。ただ、警官隊は当時、市民らを排除するため立体駐車場に向けて催涙弾を撃っており、「学生は催涙弾から逃れようとして転落したのでは」との見方が浮上した。
警察は「催涙弾を撃った場所は現場から120メートル離れている」と釈明したが、警察が救急活動を妨げたとの証言もあり、「学生は警察の暴力によって死亡した」と信じる若者が多い。
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背景には、警察の過剰な制圧行為への反発があるほか、最近、若者たちの不審死が社会問題化している事情がある。
9月下旬、新界地区の海で水死体で発見された女子専門学校生(15)のケースもその1つ。
香港メディアによると、女性は全裸だったが、警察当局は「遺体に外傷はなく事件性はない」と判断、自殺と見てすぐに火葬された。しかし友人らは「彼女は泳ぐのが得意だった」として自殺を疑問視した。
政府寄りのテレビ局を通じて、母親が自殺を認めた映像が流れたが、友人らは「別人だ」と指摘。女子学生は反政府デモに参加していたことから、「警官に暴行されて死亡し、警察はそれを隠蔽している」とみる若者が多く、今でも抗議活動が続いている。
7日、抗議活動に参加した女性(20)は「全裸で見つかったのに事件性がないとは…。警察は信用できない」と話していた。
香港のネットメディアによると、デモが本格化した6月以降、入水自殺や飛び降り自殺として処理される若者の遺体が増えているという。真偽は不明だが、それを信じる市民は多い。
抗議活動が続く香港の九竜地区や新界地区で10日、一部デモ隊が地下鉄駅の改札口や親中派とみなす飲食店を破壊した。警察は強制排除のため催涙弾を発射し、多数を拘束した。通信アプリ上で各地での抗議活動が呼び掛けられていた。
香港メディアによると、新界地区では警察が事前の警告なしに発射した催涙弾が香港メディアの記者に当たり負傷。中心部の商業施設でもマスク姿の市民が拘束される場面があった。
香港では9日までに抗議活動の発端となった「逃亡犯条例」改正案の審議を妨害した罪で民主派議員6人が起訴され、別の民主派議員1人も近く起訴される見通し。7人のうち4人は、民主派の躍進が予想される24日の区議会選に立候補している。8日には衝突現場近くの駐車場で転落した男子大学生が死亡したこともあり、市民の間で香港政府への怒りが高まっている。(共同)
【香港=藤本欣也】政府や警察への抗議活動が続く香港で11日朝、警官が若者2人に向けて実弾を3発発砲し、少なくとも1人が負傷した。けがの程度は不明。この日は朝早くから、主要道路に障害物を置いて交通を妨害する抗議活動が各地で行われていた。
事件が起きたのは、香港島東部の西湾河で、同日午前8時(日本時間同9時)前。現場を撮影した映像によると、交差点の横断歩道で、警官が白服の若者を羽交い締めにしようとしていた際、近づいてくる黒服の若者に至近距離から発砲。黒服の若者が腹部を押さえて倒れた後、別の黒服の若者に向かっても2発発砲した。倒れた若者は出血し意識はないもよう。武器などは持っていなかった。
香港では、警察の取り締まり中に建物から転落した男子大学生(22)が8日に死亡したばかり。警察への反発が一層強まり、抗議活動が激化する可能性が高い。反政府デモを続ける若者ら市民たちは、警察の過剰な暴力を調べる独立調査委員会の設置などを求めている。
「逃亡犯条例」の改正問題に端を発した香港の一連のデモではこれまでに、警官が発砲して男子高校生(18)と少年(14)が重傷を負っている。