予定通り、
午後3時から
天皇陛下のご即位に伴うパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」が
つつがなく執り行われましたね。
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私も、
予定通りに、
家でテレビの前に座って
NHKのライブ中継を見てました……けど。
正直に言いますと、
度肝を抜かれました。
いや、
5月の一般参賀の時と同じく
多くの人がお祝いに駆けつけるはず。
と。
予想してたので、
家でテレビ中継での観覧を選んだのですけど。
テレビ画面に映し出された様子は。
私が予想していた状況を、
遙かに超えてましたねぇ。
これ、
何人集まってるのかしら。
観覧スペースの入り口なっている、
手荷物検査場で入場者数をカウントしているはずなので。
警察が集計して、
発表するのを期待していたのですが。
未だに、
公式発表が出ていません。
なので、
とりあえず記事にブックマークを貼りました。
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もう、
なんと言えばいいのでしょう。
何を語っても陳腐にしかならない。
と。
頭に浮かぶのはそんな言葉だけです。
テレビの前で、
思わず笑ってしまいましたもの。
不謹慎かもしれませんけど。
いったい、
この熱狂はなんなのか。いささか空恐ろしさ、さえ感じてしまいました。
パレードの詳細は、
動画でも見てもらうしかない、と思います。
本当に、言葉で伝えようがないです。
ただ一つ言えることは。
十万? 二十万?
いや、私みたいにテレビ画面を通して見ている人も含めれば、
さらにそれ以上の人達が求める
『何か』が、
そこにあった、のだと。
求める物は
人それぞれでしょうけど。
数多の人が求める何かが、一つの形になった物が。場が。
確かにそこに存在していた、のだと。
それだけは、
間違いない、と。
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そして、その『何か』を
今日この日にこの晴れがましいパレード見ていた私たちが、
次の世代の日本へ引き継がせる。
30年先、50年先の日に。
また
こういうパレードが出来るように。
めでたい日を迎えられるように。
それが、
パレード見ていた私たち国民ひとりひとりに課せられた責務なのだなぁ。
と。
しみじみ、
痛感させられた日でした。
物凄く、大きな、重い責務です。
でもね。
なんだかんだ、大変色々あるのでしょうけど。
それでも、
出来る気がするのですよ。
今日の、
この熱狂、
想像を遙かに超えたエネルギーが一つの塊になった姿を見た後なら。
日本人は、
まだまだ今よりもっと大きな事をやれる、
と思うのです。
そんな熱気に満ちた、一大事でした。
天皇陛下のご即位に伴うパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」は10日、皇居から赤坂御所までの約4・6キロで行われ、沿道を埋め尽くした国民は日の丸の小旗を振って祝福した。「安泰を祈りたい」「時代の変わり目に触れた」。両陛下のおだやかな笑顔に、国民は令和の新しい時代の平安を祈った。
両陛下は、宮内庁や皇宮警察の職員ら約600人が整列して見守る中、午後3時ごろに皇居・宮殿の車寄せにお出ましになった。
陛下はえんび服に勲章を着けられ、皇后さまは格式の高いロングドレスのお姿。皇后さまの頭上には、上皇后さまから受け継がれたというティアラがきらめいた。
雲ひとつない晴天に恵まれ、両陛下は宮内庁楽部による君が代の演奏後、今回のパレードのために新調されたトヨタ・センチュリーのオープンカーに乗り込まれた。
陛下のご即位を祝い新たに作られた奉祝行進曲「令和」の調べとともに、オープンカーはゆっくりと走り出した。時速は約10キロ。約400メートルの車列が、皇居前に現れると、スタート直後の皇居前広場に詰めかけた国民から歓声が上がった。
京都市の自営業、杉本寿一さん(63)は午前8時から列に並んだ。「時代の変わり目に立ち会うのはもう最後だろうと思ってきた。陛下の安泰をお祈りしたい」と話した。
多くの国民が両陛下の様子をみられるように、オープンカーは後部座席の座面を前席より4センチ高くし、背もたれは「一番美しく見える角度」(内閣府担当者)という25度に調整された。
平成5年の両陛下ご成婚のパレードでも沿道で祝福したという埼玉県富士見市の会社員、栗原啓美さん(49)は「ドレスに身を包まれた皇后さまは美しかった。当時と同じように輝かれていた」と話した。横浜市の会社員、村田和子さん(52)は「皇后さまのティアラがとてもきれいだった。陛下も朗らかな笑顔で感動しました」と興奮した様子だった。
幾重にも連なる国民の列は途切れることはなく、日の丸の小旗を振る音や「万歳」が響いた。祝福に包まれた沿道…。パレードでは皇后さまが目頭を押さえるしぐさを見せられる場面もあった。
2年のパレードから一部変更になり、ルートに加わった自民党本部前。本部には《天皇陛下のご即位をお祝い申し上げます》と書かれた幕も下ろされた。
埼玉県入間市の会社員、沼田朋裕さん(43)は「どうしても息子に見せたい」と小学5年の健太郎君(11)を連れてきた。「すごくて、待ったかいがあった。連れてきてくれてありがとう」。健太郎君は笑顔をのぞかせた。
沿道の各所では、5年のご成婚パレードでも披露された作曲家、團伊玖磨(だん・いくま)氏の「新・祝典行進曲」が流れた。車列は午後3時半ごろゴール地点の赤坂御所に到着した。
滋賀県長浜市から訪れた無職の尚永(ひさえい)早苗さん(71)は「陛下の穏やかな笑顔が見られて感動した。これからの令和も平穏に暮らせる時代であってほしい」と願った。