kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

さてさて ―― クルーズ船の80代男性死亡 新たに国内で12人の感染判明

クルーズ船の乗客で
感染した人の中から。
新たな死者が出たそうです。
その事については、
感染者数がかなりのものですから。
驚きはないのですよねぇ。
けっこう慣れてきている、
というか。
この件については
突き放した感じで、
かなり醒めた目で見てます。



それより気になるのは、
国内での
感染者が新たに12人、確認された件です。
1日での感染者確認が2桁になりましたねぇ。
そこで、
政府は
感染対策を
『次のフェーズ』へ移行する事を表明しました。
ですけど。
正直に言って、
今の日本では。
次の対策、って言っても。
大した事は出来ない、
だから、
現在の感染拡大の勢いをとどめるのは
無理だと思いますけど。



だって、
やるべき事はハッキリしていて。
『国民全員隔離』
これしかないわけです。
薬を使って『治療』という形で
ウィルスを撲滅、封じ込めが出来ない以上。
感染の対象となる人間を
物理的に封じ込めて感染拡大の機会を減らすしかありません。
つまり、
職場、学校、その他の施設の封鎖、
地域をまたいだ移動の禁止など。
それを
2~3週間ほど継続する。
この先の感染拡大の勢いをとどめるのに、
有効な対策は、
これしかないですから。
そして、
これを一気にやらなければ。
感染の勢いは止められません。
小出しに、
部分的に隔離を進めたところで、
歯抜けになっている部分から、
倍々ゲームで。
感染が拡大し続けるだけです。
たとえば
『時差通勤』によって、
電車やバスなどの混雑を回避する。
とか、
テレビで言ってますけど。
これ、
感染リスクを排除できるレベルまで
混雑率を緩和するなら。
おおよその目安で
乗車率50%以下でしょ。
ひょっとするともっと低い数字が必要かもしれません。
現状、
通勤混雑時の混み具合が、
平均乗車率で120~150%くらいの路線だと。
朝の通勤時間帯、
6時台後半から7時、8時、9時台前半で
先に書いた混雑具合ですから。
だいたい3時間ほど、
乗車率120%越えの混雑が続くわけです。
これを
時差通勤で乗車率50%以下に抑えましょう、
とすると。
輸送量の総量が一定なら、
所要時間を約3倍に増やすしかないわけで。
通勤時間帯が9時間になる計算になります。
つまり
通勤シフトで日夜逆転する人間が出てくる。
それは
通勤の混雑を緩和するためだけに、
必要なシフトで。
営業時間を考えたら、
とても現実的ではありません。
とか
とか、
通勤一つとってみて
考えても、
現在の生活スタイルを
維持したままでは、
感染対策として有効な
『隔離』はまずもって無理です。



かといって、
小出しにして、
感染者が増えてから
数が増えたので、
厳しく隔離政策をしましょう……
というのは。
中国の『武漢』で起きた失敗そのままです。
時既に遅く、
どれだけ隔離しようが
感染者が増えすぎてしまった後なので。
まったく効果が見込めない、という状況で。
その先は、
免疫の弱い、
感染する人が全員感染して、
死ぬべき人が全員死んで。
もう、
ウィルスが感染できる先が無くなるのを
ひたすら待つだけ、という。



私的には、
今より段階を引き上げた
感染対策と言えば。
感染者が少ない内にガッツリ隔離政策をやった
『北京・上海』スタイルか、
感染者が増えるまで対策を小出しにして、
増えすぎてどうにもならなくなってから
地域まるごと封鎖した『武漢』スタイルか。
極論すると、
そのどちらかに行き着くわけですけど。
果たして、
日本政府は
どちらを選ぶつもりなのですかね。

 

 

 

www.sankei.com

 

 厚生労働省は23日、新型コロナウイルスの集団感染があったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っていた日本人の80代男性が、肺炎で死亡したと明らかにした。同船の死者は3人となった。厚労省によると男性には持病があった。新型コロナウイルスへの感染の有無や、乗客乗員のどちらかは「遺族の了解を得られていない」として公表しなかった。
 一方、国内では北海道と千葉、愛知両県で新たに計12人の感染が確認された。
 北海道では札幌市の70代男性と、道内の20~80代男女8人の計9人の感染が判明した。
 千葉県は、県内の40代男性会社員の感染を確認した。男性は関節痛や筋肉痛を発症した後、新幹線などで広島県岐阜県に出張していた。
 愛知県では、名古屋市内に住む70代の男女2人の感染が分かった。いずれも15日に感染が確認された市内の60代女性の立ち寄り先で接触した可能性がある。

 

 

www.sankei.com

 

加藤勝信厚生労働相は23日の記者会見で、新型コロナウイルスの国内の感染状況について、国内発生早期だが、「次のフェーズ」への移行期との認識を示し、早期の対策の必要性を強調した。
 加藤氏は、感染拡大防止に向けた政府の基本方針策定に向けた考え方として、現時点で最も重要な対策に「集団発生を防ぎ、感染の拡大を抑制」することを挙げた。患者の増加のスピードを抑えて「時間を稼ぎ」(厚労省幹部)、その間に医療体制の強化を図って流行のピークを下げるための具体策を24日の専門家会議で検討し、基本方針で示す考えだ。
 国内の感染状況について加藤氏は「国内発生早期ではあるが、いつ次のフェーズに変わっていってもという話が(専門家会議で)あったが、まさに移行期」と説明した。
 また、集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を下船した乗客が、下船後の検査で陽性であることが判明したことを踏まえ、下船者の健康状態のフォローアップ体制をさらに強化する考えも示した。
 具体的にはこれまで定期的に実施するとしていた健康確認を、下船日の翌日を起算日として14日間、毎日、行うよう自治体などに要請した。下船者に対し、周囲と接触する際はマスクを着け、公共交通機関の利用は避けることも求めた。
 東京都内で介護老人保健施設に勤務する60代男性が感染したことにも言及。発熱した職員は出勤せず、入所者への面会は原則緊急時に限るなど、感染拡大防止のための留意点をまとめた事務連絡を、24日にも都道府県に出す考えを示した。