いまだに
事件の全容が見えない、
というか。
新しいニュースが出るたびに
被害がどんどん膨らんでいる
この事件。
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これ、
困ったことに
電子決済用のドコモ口座を利用していてない人の
口座が狙われているそうで。
勝手に名前を使われて、
ドコモ口座を開設された後、
銀行に紐付けして預金を抜かれる、という。
１日の引き出し限度額が３０万円なので。
即日３０万円引き出されて。
さらに可能なら、２回、３回と抜かれしまうのだとか。
いまのところ、
同一口座から２回分６０万円引き落とされたのが、被害最高額のようです。
ただ、
これもこの後の被害報告では、
さらに増える可能性があります。
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これ、
被害を受けた銀行の中に
「ゆうちょ銀行」の名前があるのですよねぇ。
私も、
明日
確認に行ってこないとだめだなぁ。
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ところで
私的に
この事件の開設で気になっている点があります。
今、
メディアが事件概要の大まかな説明を
いろいろな場面で掲載しているのですけど。
そこで、
犯人側の手順として、
まず
銀行口座の情報を手に入れるところから始まっているのですよねぇ。
その後、
銀行口座の口座名の名前を使って
ドコモ口座を開設できるかどうか、を試して。
既存のドコモ口座が開設されていなかったら
犯人側が開設する。
という流れなんですけど……
ここで疑問が一つ。
そもそもの
銀行口座の名義と生年月日について。
この情報はどこから流れたのだろうか。
今回の事件、
一番の肝はこの部分で。
ここの情報が間違いないから、
勝手に開いたドコモ口座が、
既存の銀行口座に紐付けできた、とのことらしいのですよねぇ。
で、
これについて、
ニュース解説とかだと、
フィッシング詐欺サイトとかに引っかかった人が
口座情報を入力してしまって、
データを抜かれたのではないか、
とか
解説コメントがついているのですけど。
でもさ、
日常生活の中で、
口座情報をネット入力する機会、って
そうそうありませんよ。
とくに、
今回の場合、
大手銀行とか地方銀行とか、
銀行の規模にかかわらず被害に遭ってますので。
しかも、
どちらかというと、
地方銀行の方が多い、という。
けど、
地方銀行って決済機関としては
大手銀行よりもはるかに使いにくい、
ネット通販とかの決済では、
対応できない、していない場面の方が多い。
そういう口座を
当人がネットで入力する場面、というのは。
ちょっと想像がつきません。
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とか考えてみたのですけど。
実は、
ごく最近、
そういう事が大量におこなれていた場面がありました。
例のコロナの給付金。
あれ、
口座名を入力する項目がありましたよね。
あの
『特別定額給付金』の申請手続きを
ネットで済ませた人たちが
そのデータを
すっぱ抜かれていたら。
つまり、
入力ページにウィルスをい仕込まれて、
他のサーバーに転送されていたりしたら。
本人の名前、住所、年齢、口座名、
丸々全部筒抜けですよ。
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まさか、
そこで抜かれていた、ってことはないと思いますけど。
他に
ありそうな場合って。
クレジットカードの決済関係のデータが
抜かれたとか。
そのくらいしかないですよねぇ。
被害者全員がドコモ口座持たず スマホ決済使わない人が標的
ＮＴＴドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」を使った、銀行預金の不正引き出しが見つかった問題で、被害を受けた６６件はすべて、被害者の銀行口座から本人が開いていないドコモ口座に出金された事例だったことが１０日、分かった。ドコモのスマートフォン決済などを利用したこともないような人が、被害にあっていたことになる。
ドコモ口座とひも付け可能な３５行の口座を持っていれば被害を受ける可能性があるが、１つの銀行口座に対してひも付けられるドコモ口座は１つ。このため利用者が自らドコモ口座を開いて本人の銀行口座とひも付けしている場合は、不正に開設されたドコモ口座とひも付けされることはない。
逆に、ドコモ口座を開いていない人の銀行口座は、不正に開設されたドコモ口座とひも付けられるリスクがある。この結果、被害はドコモ口座を開いていない人に集中した。
ただし３５行のうち２行以上の銀行口座を保有していれば、ひとつの銀行口座とドコモ口座をひも付けしていたとしても、別の銀行口座から不正に出金される可能性はあるという。
ドコモによると、１０日時点の被害は１１行で６６件、総額１８００万円に上っており、１件当たりの最大額は６０万円だった。
