kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

北の将軍様は偉大だな、というお話w ―― 朝鮮労働党創建75周年記念閲兵式の演説

去る10月10日は、
北朝鮮にとっても
重要なイベント日だったそうで。
朝鮮労働党創建75周年記念閲兵式』
という、
例年にもまして派手な銘々の
軍事パレードが開催されました。
といっても、
今年の北朝鮮
『新型コロナ肺炎』と『台風被害』で、
国民を集めて
祝賀のパレードを見せびらかせるような
状況にはありません。
そこで、
規模を絞った形で行われたようです。
とか
分析されているのですけど。
しっかりと
軍事パレードらしき物は写真が公開されていて。
パレードの中を進む
軍事車両の中には、
ICBMと搭載したトレーラーらしき物も
見えています。
一部の専門家によれば、
『新型ICBM』の公開お披露目、ではないか。
しかも
先端の弾頭部分がかなりの大きさなので。
多弾頭搭載に成功した事を誇示する目的で、
パレードに出したのでは無いか、
とか
予想が出ています。
これに対して、
米国がどういう反応を見せるのか、
そこが
見物なのですけど。
その米国は、
ただいま
来月に予定されている大統領選挙の真っ最中で、
現在
旗色が悪い、現職・トランプ大統領が、
ここへ来て
新型コロナ肺炎に感染してしまって、
ますますピンチ。
北朝鮮の動向にイチイチ構っていられるほど
余裕はありません、
という状態で。
逆に言うと、
今回の北朝鮮の軍事パレードは、
そういうアメリカ政府、
トランプ大統領の足下を
見透かした上での強行、ともいえそうです。



とまあ、
一日本人の私としては、
今回北朝鮮で開催された
軍事パレードについて。
新たしく登場した『ICBM』、
これが
現行・極東アジアの安全保障体制に
どのような影響を与える物なのか。
その結果、
各国はこの先、どのように動くのか。
その辺りが、
興味関心の焦点になるのですけど。
どうも
韓国メディアの興味関心は、
別にあるようで。
ざっと
韓国メディアが扱っている
北朝鮮軍事パレードの情報を見た限りでは、
『北の将軍様』個人に関する情報が
かなりのウエートを占めています。
それは、
将軍様のお言葉の内容、だったり。
行動の一挙手一投足、だったり。
将軍様周辺の人間関係だったり。
今回の
北朝鮮の軍事パレードを
極東アジアでの政治イベントと捉えて、
情勢を俯瞰してみるのではなくて。
北朝鮮金王朝のイベントとして
属人的な関心を寄せて、
そこに焦点を当てている、
という具合でしょうか。
ある意味、
『アイドルの追っかけ』的な。
韓国が
北朝鮮に向けているのは
そういう接し方、態度ですね。



これは、
狂気の文オジサンから
政治面での記事を公開すると圧力が加えられてしまうので。
それを避けたら、
北の将軍様個人に焦点を当てた
報道になってしまったのか。
それとも、
それとも、
すでに
韓国内の主要メディアは、
狂気の文オジサンとその仲間たちに乗っ取られて。
北の将軍様マンセー的な
個人崇拝を中心に据えた記事しか書けなくなっているのか。
今回の
韓国メディアの対応は、
なかなか興味を惹かれますねぇ(笑

 

 

 

japanese.joins.com

 

「ありがとう」と12回話し、「面目ない」と自責…最高尊厳金正恩の涙

北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)国務委員長は10日の朝鮮労働党創建75周年記念閲兵式の演説で「ありがとう」と「感謝する」という表現を12回使った。
特に対北朝鮮経済制裁新型コロナウイルス、台風と水害によるいわゆる三重苦の中で困難を経験していることに対し、「面目ない」と話すなど、低姿勢を見せた。金委員長は演説の最中は最上級の尊称を使ったりもした。

新型コロナウイルス勝ち抜いた人民に「ありがとう」連発
金委員長はこの日午前0時、平壌ピョンヤン)の金日成(キム・イルソン)広場での演説で、「今日この席に立てば何から話そうかとあれこれと考えてみましたが、真に人民に打ち明けたい心のうち、真情は『ありがとうございます!』の一言につきます」としながら感性的な姿を演出した。
続けて「何よりもまず、今日このように、みなが、全ての人民が無病息災であることを本当にありがたく思います。一人の悪性ウイルス被害者もなく、みなが健康であってくれて本当にありがとうございます」と話した。
金委員長は「世界を恐怖におとしいれている悪性の伝染病からこの国の全ての人をついに守り抜いたというこの事実、この感激の喜びに目がかすみ、みなさんの健康な姿を見ると、『ありがとうございます』という言葉以外に言うべきことがありません」とした。
金委員長は演説の最後にも「尊敬する全国の人民と皆さん! 本当に、本当にありがとうございます」として繰り返し感謝を強調した。

◇人民軍将兵には「申し訳ない」…遺憾示す
金委員長は新型コロナウイルス防疫と水害復旧などに大規模に動員され最も大きな役割をしてきた軍将兵に向けても数回「感謝する」という言葉とともに「すまない」として遺憾を示したりもした。
彼は「特に今年、予想外に出くわした防疫戦線と自然災害復旧戦線で人民軍将兵が発揮した愛国的かつ英雄的な献身は、誰しも感謝の涙を流すことなしには対することができません。それであまりにもすまなく、この栄光の夜を彼らと共にできないので心が痛みます」と強調した。
金委員長はまた、「自分たちに与えられた災害復旧建設の任務を完遂しても、愛するわが家がある平壌ではなく、進んでまた他の災害復旧地域に足を向けた愛国者たち、当然この席にいるべきわれわれの中核、私の最も頼もしい首都党員師団の戦闘員にも戦闘的鼓舞と感謝の挨拶を送ります」ともした。

◇「人民生活厳しく面目ない」姿勢低く
特にこの日金委員長は続けて国家的困難について言及して「面目ない」と公開的に発言することもした。最高尊厳の無欠性で代弁されてきた北朝鮮の最高指導者の地位を考慮すれば極めて異例な発言だ。対北朝鮮制裁と自然災害など外部要因のせいにしたりしたが経済失敗を認めて責任にも言及したのだ。それだけ北朝鮮の住民が置かれたた状況が深刻という傍証とも読み取れる。
彼は「全人民の信頼を得て、金日成同志と金正日キム・ジョンイル)同志の偉業を継承して、この国を導いていく重責を担っていますが、まだ努力と真心が足りず、わが人民は生活上の困難を脱することができずにいます。天のようで海のようなわが人民のあまりにも厚い信頼を受けるだけで、ただの一度も満足に応えることができず、本当に面目ありません」とした。

 

 

 

japanese.joins.com

 

トランプ大統領への言及もなく、大型化した新型ICBMを出した金正恩の警告

北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)国務委員長が10日午前の労働党創建75周年記念閲兵式の演説で米国に一度も直接言及しなかった。代わりに韓国に向け「愛する南朝鮮の同胞たちにも一日も早くこの保健危機が克服され、北と南が再び手を携える日が来ることを祈願する」と話した。

米朝関係は米大統領選挙後に決定を先送りする代わりに、最近西海(黄海)での韓国公務員銃殺事件後の文在寅ムン・ジェイン)大統領の南北関係改善の意志には前向きにこたえたと分析される。

◇米国の代わりに「南北再び手を携える握る日祈願」…南北関係「管理」メッセージ
金委員長はこの日午前に平壌ピョンヤン)の金日成(キム・イルソン)広場で開かれた閲兵式で、「この席を借りて、今この瞬間も悪性ウイルスによる病魔と闘っている全世界の全ての人々にあたたかい慰労の念を表し、健康が守られ、幸福と笑いが守られることを切に願います」と話した。その上で「愛する南朝鮮の同胞たちにもこのあたたかい気持ちを謹んで伝える」として南北対話再開を望むという意向を伝えた格好だ。
朝鮮中央通信が公開した8000字を超える演説全文では、米国やトランプ大統領には一度も直接言及しなかった。「ウイルスによる病魔と闘っている全ての人々」という表現で新型コロナウイルスに感染して退院したトランプ大統領にも言及したと解釈することもできる。
金委員長は3日、トランプ大統領に200字原稿用紙1枚分の慰労電報を送り、「私は、あなたと令夫人がコロナウイルスの検査で陽性判定を受けたという意外の報に接しました。私は、あなたと令夫人が一日も早く全快することを心から願います。あなたは必ず、耐え抜くでしょう」と伝えた。
マーク・ナッパー米国務副次官補(韓国・日本担当)は8日、「北朝鮮が米国を公開的に慰労したのは2001年の9・11テロから19年ぶり。金委員長がわれわれの指導者を見守り心配したのは良いシグナル」と評価するとも言った。

◇米には火星15型より大きい新型ICBM公開で核武力誇示
金委員長はしかし、米朝対話再開に関してはいかなるシグナルも与えない代わりに、核開発を継続するという意向は明確に明らかにした。「われわれは、敵対勢力によって持続的に増大する核の脅威を含むあらゆる威嚇的行動を抑止し、統制、管理するために、自衛的正当防衛手段としての戦争抑止力を引き続き強化していくでしょう」と話した。
その上で「われわれの戦争抑止力が決して濫用されたり、絶対に先制して使われることはないでしょうが、万が一、いかなる勢力であれ、われわれを標的にして軍事力を使用しようとしたら、私はわれわれの最も強力な攻撃的な力を先制して総動員して膺懲するでしょう」と強調した。
続く閲兵式では2018年2月に公開された火星15型と運搬車両(18輪)より大きい新型と推定される大陸間弾道ミサイルICBM)と運搬車両(22輪)を公開した。
米高官はこれに対し「北朝鮮が住民の明るい未来に向け努力するより、禁止された核・弾道ミサイル開発を優先することを見続けることになり残念だ。米国は北朝鮮が完全な非核化を達成するための持続的で実質的な交渉に参加することを促す」と話したとロイター通信は伝えた。
専門家らは金委員長が今回米国にまったく言及しないのは、米国との交渉を通じた開放路線に出るのか中国に便乗するのかの間でまだ決定できていないためと分析した。
10月26~29日の中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議と11月3日の米大統領選の結果を見守った上で結論を下すだろうという意だ。
国家安保戦略研究院のチョ・ソンニョル諮問研究委員は「北朝鮮としては米朝交渉を通じた開放路線と自力更正路線がすべて失敗した状況で第3の道を模索するほかない。トランプ大統領再選後の交渉の余地を残しておきながらも中国経済に便乗する案も開いておいたもの」と話した。
彼は「南北関係に余地を見せたのは文大統領がシグナルを送り続ける状況で今後米中の間でどちらを選択しようが韓国との関係を補助軸として維持する必要性があるため」と分析した。
韓国戦略研究院のシン・ボンチョル外交安保センター長は「金委員長の発言は例年水準だったが核をあきらめないという対米圧迫メッセージは明確に伝えた」と評価した。「22輪の移動車両に載せられた新型ICBMを公開したのは米大統領選挙後に米朝交渉が思い通りにならなければいつでもICBM試験発射を再開できると警告したもの」と解釈しながらだ。
シン氏は「金委員長は韓国に向け融和的メッセージを発信したりもしたが、南北関係冷却期は当分続くだろう。北朝鮮が対話に復帰する時は自分たちが望む交渉を受け入れろと強要するだろう」と予想する。

 

 

 

jp.yna.co.kr

 

正恩氏の妻 9カ月間姿見せず=軍事パレードにも不参加

【ソウル聯合ニュース北朝鮮ファーストレディー李雪主(リ・ソルジュ)氏が10日の朝鮮労働党創建75周年の閲兵式(軍事パレード)に出席せず、9カ月間公の場に姿を現さずにいる。
 朝鮮中央テレビや労働新聞など、北朝鮮メディアの報道を分析すると、金正恩キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妻の李氏は軍事パレードに出席していないようだ。前回の2018年の軍事パレードには出席していた。
 今年は75年という区切りの記念日であるため、出席する可能性が高いとみられていた。しかし、李氏は姿を確認できなかった。
 公の場で李氏の姿が確認されたのは今年1月25日に平壌の三池淵劇場で行われた旧正月の記念公演が最後だった。それ以降、北朝鮮メディアから李氏の写真や映像、記事など、関連ニュースは出ていない。
 李氏はこれまでの北朝鮮最高指導者の妻とは異なり、公の場に同席するなどして親しみやすい「ファーストレディーぶり」を見せてきた。それだけに長期間にわたり、姿を消していることに注目が集まる。
 背景としては新型コロナウイルスに対する懸念や妊娠・出産の可能性が考えられる。李氏は2016年にも9か月間姿を現さず、当時も妊娠・出産説が提起されていた。