このニュースで扱われている、
中国の、
新・海警法。
それに対して
日本政府が何か明確なリアクションを起こすのかなぁ、
と期待して待っていたのですけど。
ついに
明日施行される、
という段階になっても。
それらしいニュースは皆無で。
出てきたのが
海外のニュースでした。
ということで
記事にブックマーク付けました。
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フィリピンとベトナム政府が強い抗議の意を
表明したそうな。
この両国、
中国と領海の線引きをめぐって
熾烈な領有権争いをしてますからねぇ。
それも
ただの口争だけで済まず、
中国の漁船や海警局の巡視船(海警船)と
血みどろの紛争まで起こして。
死者を出していますから。
今回の
法改正にある、
『武器使用の許可』は
言葉だけの脅しではなく。
事実に裏付けられた現実の脅威。
だからこそ、
強い言葉を使って声を上げたのでしょう。
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これは
日本も他人事ではなくて。
尖閣諸島周辺で、
フィリピンやベトナムと似たような状況になっているのですけど……
なぜか、
日本政府はまったく動きません。
いや、
『遺憾』砲というあってもなくても違いの無い、
言葉だけ形だけの抗議ポーズをしてみせてますけど。
尖閣諸島周辺の日本の経済水域で、
日本漁船が、
中国の巡視船(海警船)に威圧されて。
追い回されても、
まったく放置。
なにもせず、きれいにスルー。
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日本政府の言い分としては。
『事を荒立てたくない』
『警備にまわせるだけの船が保安庁にない』
『人も足りない』
などなど。
それなりに分かる内容の言い分ですが、
全部、
『できない言い訳』なんですよねぇ。
じゃあ、
日本人を守るために、
この先どうするんだ……
というと。
明確な答えが出てこない、という(呆
それ、
結局、
ヤル気なくて
尖閣周辺で活動する
日本国民を見捨てるってことですかね。
いちおう
米軍の支援を得るべく、
なにやらアレコレ動いているようですけど。
米軍が出てくるような事態は、
それが発生した時点で
事態の収拾に『失敗』しているわけで。
そこに至る前に、
日本政府が中国の圧力にどのように対峙するのか、
日本が
どうやって警備するのか。
そこが
肝要というか。
日本政府の
具体的な行動を必要する場面なのですけど。
それについては、
今のところ
従来通り、大きな変化はなく。
攻撃的な行動へと変化した
中国に対して、
明確なアクションは一切ない、という(泣
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このままだと、
マジで、
フィリピンやベトナムの事例のように、
日本人も政府によって見殺しにされるンじゃないのかな。
中国が
日本に特別な配慮をする、とか。
いまだに
そんな幻想を持っているのなら。
バカじゃねーか、と思います。
かつて
国内で
国民の暴動を抑えられず、
日本関連企業の焼き討ちを許した国です。
そういう政府ですよ。
中国国民と日本と
どちらかを選択する場面に来たら。
中国国民を優先する、
って
すでにハッキリ答えがでています。
その状況で、
いまさら
日本に特別の配慮なんて
あり得ませんって。
「戦争の脅しだ」フィリピンとベトナム、中国の海警法施行に反発
【ハノイ=田中洋一郎】中国が2月1日から、中国海警局(海警)に武器使用などを認める海警法を施行することに対し、南シナ海で中国との間に領有権問題を抱えるフィリピン、ベトナムが反発している。 フィリピンのテオドロ・ロクシン外相は27日、自身のツイッターに「この法律は、戦争の脅しだ。異論がなければ、屈服したとみなされるだろう」と投稿し、すでに外交ルートで抗議していることを明かした。
ベトナム外務省の報道官も29日、同法に関して「関係国がベトナムの主権を尊重し、緊張を高める行動を行わないよう求める」とする声明を出した。
「尖閣は固有の領土」中国外務省 日米首脳電話協議に反発
【北京=羽田野主】中国外務省の趙立堅副報道局長は28日の記者会見で「尖閣諸島(中国名・釣魚島)は中国固有の領土だ」と主張した。米軍の日本防衛義務を定めた日米安全保障条約5条について「冷戦の産物だ」と批判した。
日米首脳が28日の電話協議で日米安保条約5条を沖縄県・尖閣諸島に適用すると改めて確認したのを受けた。趙氏は「第三者の利益を損ねるべきではない」と反発した。