kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

インドも大変(泣 ―― ヒマラヤの氷河崩壊で大洪水

なんでこう、
『不幸』というか悪いことは重なるんですかねぇ……
マーフィーの法則、とか。
本当に
働いているのでしょうか。



ミャンマーでクーデターが発生して、
すったもんだいしている隣の
インドで。
大洪水が発生して、
多数の人が巻き込まれ一大事なのだとか。
このニュース、
日本のメディアでも大きく取り上げられていましたね。
ニュース映像を見ると、
どうも
巨大規模の鉄砲水、土石流、って感じです。
ただ、
その規模が……
発電所建設現場を一瞬で飲み込んで押し流す、程ですから。
日本人の私では、
どうにも
理解しづらい、実感出来ないレベルです。
ダムが決壊して、
貯めていた水が一気に下流の集落を押し流した、
とか。
そんな具合……なんですかねぇ。
津波
イメージ的に一番近いのかな。



ただ、
私的に
気になったのは。
このニュースを
日本のメディアがテレビで取り上げていた時に。
地球温暖化の影響を持ち出して
安直に結びつけて論じていた点で。
確かに、
無関係って事はないでしょうけど。
でも、
どう考えても、
地球温暖化
今回の災害の主因とは言いがたいわけで。
なのに、
それだけを殊更強調して取り上げるのは……
やはり、
筋が違うと思います。
被災地が
日本から遠く離れたインドで。
しかも
第一報の速報段階で。
現地事情の詳細な情報も届いていない状態で。
日本とインドを直接結びつけるような要素が、
地球温暖化』という
世界的な問題しかなかった、
と。
他に
視聴者の注目を集められるような情報が無かったので、
地球温暖化という説明を盛り込んだ、
とか。
特定の団体とか地域とかとは結びつかないので
波風立てずに語りやすい、使いやすいのは分かりますけど。
そういう裏事情があったりするのかもしれませんけど。
でも、
どんな事情があれ、
安直に情報を結びつけて、
それを拡散するのはいかがな物でしょうか。
一歩間違えたら、
フェイクニュースそのものです。
今回の災害で言えば、
地球温暖化というような世界規模の要素よりも、
地元、
現地の土地開発、環境破壊、の方が
遙かに
直接的で因果関係も強く、影響も大きいはずで。
さらに言えば、
それらの開発の何がしらかに、
日本企業が関わっていることだってあり得ます。
というか
日本企業の現地への進出状況を鑑みれば。
無関係、とは言えないですよ。
それこそ、
地球温暖化の関与を主張するのと
同程度の関わりがあるでしょう。
そういう枝葉を全部すっ飛ばして、
地球温暖化だけを持ち出し、
結びつけて語るのは……
もうちょっと
なんとかならなんのかな。
というか、
むしろ
スリードを誘発するような余計は一言は付けないほうが
良いと思うのですが。



今の
テレビ番組は、
おしなべて
ニュース『ショー』化してしまって。
そういう、
情報を正しく伝達する、という
報道の基本が
蔑ろにされている、と切に感じます。
中の人には、
そういう危機感ないのかね……(泣

 

 

 

www.bbc.com

 

ヒマラヤの氷河崩壊で大洪水、多数の死亡確認 インド北部

インド北部ウッタラカンド州で7日、ヒマラヤの氷河の一部が崩れて川に落ち、大洪水が発生した。多数が行方不明となっており、少なくとも14人の死亡が確認され、150人が行方不明だという。警察は50人以上が死亡した可能性があるとしている。
洪水はダムを破壊し、大量の水がウッタラカンド州の渓谷に流れ込んだ。
複数の村の住民らが避難したが、大勢が激流に巻き込まれた。これまでに救出されたのは25人だという。
行方不明者の大半は、洪水で押し流された2つの発電所の作業員だとみられる。

ウッタラカンド州の警察によると、7日午前11時頃に雪崩が発生し、リシガンガ水力発電プロジェクトとして知られるダムを破壊した。この影響でダウリガンガ川で洪水が発生し、下流のタポヴァン地域にある別の発電所も被害を受けたという。
目撃者の1人は、「ボリウッド映画のシーン」のような鉄砲水だったと述べた。
ウッタラカンド州のトリヴェンドラ・シン・ラワット首相は、これまでに125人の行方不明者が確認されているとし、人数が増える可能性があると述べた。
「現場で7人の遺体が収容された。救助活動が続いている」と、シン・ラワット州首相は7日に記者団に述べた。
リシガンガ水力発電所で作業していた50人以上が死亡したとみられると、ウッタラカンド州警察のアショク・クマール本部長は述べた。また、現場で複数の作業員が救出されたことを明らかにした。
救助隊は、がれきで埋め尽くされたトンネル内に閉じ込められていた作業員16人を助け出した。
インドメディアによると、2つ目のトンネル内に、他に約30人の作業員が閉じ込められており、救助隊が夜通し救助の準備を進めていた。
シン・ラワット州首相は警察と軍による救助チームが「作業員の命を救うために最善を尽くしている」と述べた。
救助隊は数十の村の人たちを非難させた。当局はその後、洪水による主立った危険は去ったと述べた。
洪水被害を受けた地域には軍のヘリコプターや航空機のほか、数百の部隊が派遣されている。8日朝に生存者の捜索が開始される。
隣のウッタルプラデシュ州では、川沿いの複数地域に洪水の厳戒態勢が敷かれている。
現在、複数の専門家が洪水について調査している。
気温上昇により氷河から巨大な氷の塊が崩れ、大量の水が放出された可能性も考えられると、複数の専門家が指摘している。これが雪崩を発生させ、岩や泥を押し流した可能性があると。
また、雪崩が氷河湖に落ちて洪水が発生した可能性や、雪崩や地滑りによって川がせき止められ、水位が上昇して決壊した可能性もあるという。
ヒマラヤの西側に位置するウッタラカンド州は、鉄砲水や地滑りが発生しやすい場所で、2013年6月にはモンスーンの影響で数十年来の豪雨に見舞われ、約6000人が死亡したとされる。
今回の災害を受け、生態系が影響を受けやすい山間部の発電計画を見直すよう、複数の環境団体が呼びかけている。