kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

『運動員』についての補足・続 ―― 維新・赤木氏の運動員を買収約束容疑で逮捕

この件。
私は5日のヨタ書きで
色々と書いたのですけど。
改めて読み返したら……
勢いで書いた内容なので。
色々と
説明を端折って抜け落ちているところが目について。
これだと
『勘違いされそうだなぁ』と思える箇所があったので。
そこについて書いていこうと思います。



以前のヨタ書きでは
>『運動員』と呼ばれる人達は
>選挙活動において
>事務所から報酬を支払って雇用している人達、
>選挙スタッフを指します。
と書きました。
これについて
ちょっと言葉足らずでした。
報酬を支払って雇えるスタッフは
『ウグイス嬢』『事務員』『手話通訳』と。
あと、
荷物持ちとか、雑用全般を担当するアルバイトを
雇うことができます。
これらの、
事務員と手話通訳、アルバイトは、
選挙運動……ポスター貼ったりビラ撒いたりとかはできません。
ウグイス嬢は『車上運動員』として、
車中からのアナウンス行為が選挙運動として認められています。
この辺は、
法律で厳格に定められています。
それでは、
ポスター貼りとかのお手伝いをしている人達、
こういう活動も選挙運動として認められていて、
これらの従事する人達が
もっぱら運動員と呼ばれていますけど、
これらの人達は、
無報酬のボランティア・スタッフになります。
ただし、
ボランティアでも、
交通費の実費分の支給とか。
お茶などの飲料の提供とか。
炊き出し程度の弁当の提供とか。
場合によっては
宿泊費とか。
そういった
『常識の範囲内』の経費支給は出ます。
でも
『報酬を支払う』ことは出来ません。
報酬を支払った場合
『買収行為』になりますw



だから
今回取り上げられたニュースの場合だと、
バイト感覚で
選挙運動を手伝ってくれる人を集めようとして、
報酬を支払う約束したら、
『買収行為』になってしまった、というw
実は、
この手の事例は
選挙活動に詳しくない素人アルアルなんですよねw
選挙って、
ボランティアスタッフがいないと、
候補者が全部自分一人で動くしかないので。
確実に手が回りませんから。
後援会に
人を出してくれるように頼むのですけど。
無名の新人の後援会とか
出来たばかりの組織が人集めなんて、
まず上手くいきません。
そこで、
これまで選挙活動に参加したことが無い人が
仕切っていたりすると。
とにかく
人手を確保しなければならないんだから。
人が集まらなかったら
後援会の面子が立たないので。
ポケットマネーでバイト代を支払って、
知人に頼もう、と。
そうやって
バイト感覚で人数集めて揃えました→それ買収です逮捕w
ってのは
選挙違反アルアルですw
市町村レベルの地方選挙だと、
本当に良くある話w
ただ、
国政選挙の場合、
つまり
衆議院参議院選挙とか。
あと
知事選とか。
このレベルになると、
この手の選挙違反アルアル話でも
メディアが
大きく取り上げて全国ニュースになってしまうので。
誰もが知っている政党の候補者とか関係者が選挙違反しました、
となると。
それだけで
全国区ニュースになってテレビでも取り上げたりしりますから。
なので、
各政党は候補者に
これらの選挙違反アルアルについて
しつこいくらいにレクチャーして注意喚起しています。
けれども、
支援者までは手が回らず、
たまに、
事故ったりますw



これまで公開されている情報をざっと見た限りでは、
今回の件は、
ここで書いた
選挙違反アルアルで素人が事故った案件に見えますね。
容疑者の認否が明らかになっていない点について、
素人が逮捕されて
警官から
『選挙違反』だと尋問されたら。
自分の行為のどれが合法で違法か判断がつかないので。
うかつに
YESともNOとも言えなくて。
何もしゃべれない、って。
これも
良くアル話ですから。
なので、
主要メディアがこぞって取り上げていましたけど。
事件としては
第一報以上の中身がない薄っぺらいネタで終わりますよ。

 

 

www.asahi.com

維新・赤木氏の運動員を買収約束容疑で逮捕 ビラ配りで日当1万円超

 10月31日に投開票された衆院選の選挙運動の見返りとして運動員に報酬を約束したとして、兵庫県警は5日、兵庫4区で落選し、比例区で復活当選した日本維新の会赤木正幸氏の選挙運動員を、公職選挙法違反(買収約束)容疑で逮捕し、発表した。逮捕されたのは、会社役員の森宏成容疑者(70)=同県小野市三和町。県警は、森容疑者の認否を明らかにしていない。
 捜査2課によると、森容疑者は10月初旬ごろ、ビラを配って赤木氏への投票を呼びかける運動員1人に、1日1万3千円の報酬を渡す約束をした疑いがある。公職選挙法は、事前に選挙管理委員会へ届け出のあった車上運動員などを除き、報酬を禁じている。
 同課は、容疑への赤木氏自身の関与は「現時点では不明」としている。赤木氏は5日午前、朝日新聞の取材に対し、森容疑者は陣営幹部ではなく支援者の一人だとしたうえで、「逮捕に驚くとともに、なぜこうなったのかわからない。私は指示していない」と話した。

 

 

mainichi.jp

復活当選の維新・赤木正幸氏の運動員を買収容疑で逮捕 兵庫県

 衆院選の選挙運動の見返りに現金1万3000円を支払う約束をしたとして、兵庫県警は5日、兵庫4区から立候補し比例近畿ブロックから復活当選した日本維新の会赤木正幸氏(46)陣営の運動員で会社役員、森宏成(ひろしげ)容疑者(70)=兵庫県小野市三和町=を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。県警は関係先を家宅捜索した。
 逮捕容疑は10月初旬、知人に日当1万3000円の報酬を支払う約束をして、選挙運動用ビラを街頭で配布させたり、赤木氏への投票を呼びかけさせたりしたとしている。県警は森容疑者の認否を明らかにしていない。
 公選法は投票の呼びかけなどの選挙運動に対する報酬の支払いを禁じている。
 赤木氏は10月31日投開票の衆院選で、維新新人として兵庫4区から出馬。自民党候補に敗れたが、比例復活で初当選した。赤木氏は毎日新聞の取材に「(森容疑者は)運動員ではなく支援者で、顔と名前が一致しないぐらいの人。私は身に覚えがなく、困惑している」と述べた。