連日追いかけている
北海道の大雪害。
天気予報では、
昨日にも
降雪のピークを越えた、と繰り返していました。
けれど、
同時に今日も雪が降るそうで。
話す内容が、
だんだんとヤルヤル詐欺みたいになってきて。
この大雪が、
いったいいつまで続くのか、
いまいち信用ならなくなってきました。
見通しが立たなくなってきた、
というか。
いくつかの可能性があるのなら、
予想と変わる場合がある、と、
ハッキリ言ってくれた方が。
聞いている方も腹を括って対処できるのですけどね。
私の両親が
札幌在住で難儀しているので。
今回の件、
他人事として放置も出来ないのですよ……
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昨日は
雪の重みに耐えきれず屋根が抜けた
建物があらわれたそうですし。
まあ、
屋根が抜けたと言っても、
今回事故ったのは
建物入り口から車止めまでの間に簡易的に作られたもので。
壁が無く柱だけで重みを支える形式でしたから、
屋根と言うよりヒサシに近く強度的にはプレハブ以下。
1メートル近く雪が積もったら、
そりゃあ潰れるよね。
事故が起きたのは
早朝だったそうで。
幸い、巻き込まれた人は居なかったとの事。
とはいえ、
当事者になったら笑えない事態です。
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実際のところ、
北海道とか東北、日本海側の降雪って。
ここ1週間かそこで済む話では無くて。
数日程度の休閑期間を挟みながら、
今年の1月くらいから、
延々と1ヶ月半か2ヶ月近く続いているんですよねぇ。
それも、
観測記録上、
過去最多記録を更新しっぱなし、という。
なので、
その間は除雪がフル活動。
当然、
各自治体や企業が用意していた除雪費は底を突きます。
雪を集めて、
排雪しようにも。
排雪場所が満杯状態。
あっちもこっちもいっぱいいっぱいで
お手上げ状態に近づきつつあります。
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こうなってくると、
道県以下の自治体対応では限界というか。
どこかから特別予算でも持ってこないと、
無い袖は振れないから
どうにもこうにも手も足も出ない、
そういう状況だと思います。
でも、
国が表立って
積極的に支援体制構築に乗り出しました。と、
そういう話は
見かけないんですよ。
どこのメディアを見ても。
それを咎める声とかもありません。
まったく支援していないわけでなくて、
小規模な支援なら出していますけど。
いいのかそれで。
まだ
人死は……
大規模な事故は起きていませんが、
個別に細かい事故が起きています。
ここで収めないと、
大変な事になると思うのですけどね。
記録的な大雪の北陸や北海道 ピーク越えるも雪続く 更に積雪増加 除雪中の事故注意
きょう23日、北陸や北海道など大雪のピークは越えましたが、あす24日にかけて雪が続き、局地的に強まる所もありそうです。新千歳空港などでは、平年の3倍以上の雪が積もっています。引き続き、交通への影響や除雪作業中の事故などに十分な注意が必要です。
記録的な大雪
日本付近は冬型が強まり、強い寒気が流れ込んだ影響で、北海道や北陸では記録的な大雪となっています。23日午前7時までの72時間降雪量の日最大値は、新潟県津南町で156センチ、湯沢町140センチ、長野県野沢温泉村126センチ、北海道羅臼町119センチ、北海道豊浦町大岸103センチ(1983年の統計開始以来1位)など、北海道や新潟で軒並み1メートル超え。新千歳空港も72センチと2006年の統計開始以来1位の大雪となり、きのう(22日)は、新千歳空港発着便は全便欠航となりました。
23日7時までの最深積雪は、新潟県津南町は407センチと、4メートル超えは2006年以来なんと16年ぶりの事です。また、胆振地方の安平町で126センチ、石狩地方の新千歳空港で122センチ、恵庭市下島松で154センチなど、きのう(22日)、統計史上1位の記録を更新した地域で、けさ(23日)にかけて再び1位の記録を更新し、新千歳空港など平年の3倍以上の積雪となっています。ピーク越えるも雪続く
北海道や北陸など日本海側の大雪のピークは過ぎましたが、あす24日にかけて山沿いを中心に大雪に注意が必要です。平地では、日中はいったん弱まる所も、夜は局地的に強まり更に積雪の増える所がありそうです。
あす24日朝までの24時間に降る雪の量は、多い所で、
新潟県 平地10センチ、山沿い 50センチ
富山県 平地20センチ、山間部 30センチ
石川県 平地10センチ、山地 25センチ
福井県 平地10センチ、山地 25センチ
北海道日本海側30センチ、太平洋側30センチの見込みです。
雪の重みで屋根の崩落相次ぐ 札幌のスーパーや千歳のバス停が…
この数日の大雪の影響で、札幌や千歳では雪の重みによる屋根の崩落が相次いでいます。
秋山裕太カメラマン:「雪の重みで屋根が崩れています」。屋根が崩れたのは、札幌市北区屯田の大型スーパー「北海市場屯田店」とホームセンター「ジヨイフルエーケー屯田店」の一部です。関係者によりますと、午前1時ごろ、奥行きおよそ5mのひさし部分が長さ80mから100mにわたり崩れたということです。巻き込まれた人はいませんでした。
また、千歳市高台3丁目では23日朝、雪の重みで路線バスのバス停の屋根が崩れました。千歳市内では、大雪の影響で22日からすべての便が運休しているため、崩落当時、巻き込まれた人はいませんでした。
札幌市 なぜ記録的な大雪に?
2022年2月9日(水)午後2時04分 更新
札幌市を中心とした記録的な大雪。 なぜ、これほどの大雪となったのか、札幌管区気象台の予報官に聞きました。 取材で分かったのは、今回は、気象条件としてはふだんと大きく変わらない中、風の吹き方によって24時間に札幌で2度のまとまった降雪があったこと、そして、降雪の予測の難しさでした。記録的大雪が
札幌市の中央区では、今月6日の午後2時までの24時間に降った雪の量が60センチと、平成11年(1999年)に統計を取り始めてから最も多くなりました。
気象衛星「ひまわり」が撮影した6日午前9時の画像からは、石狩湾から札幌市に向けて発達した雪雲が流れ込んでいる様子が分かります。
記録的な大雪となった理由について、札幌管区気象台の佐藤雅之予報官に聞きました。
「今回の記録的な大雪となった理由としては、北西の風が短時間に2度、吹いたことが挙げられます」北西の風
北海道では、冬の時期、シベリアから冷たく乾いた空気が流れ込み、暖かい日本海で水蒸気を補給して雪雲を作ります。
今回、雪が強まった2月5日から6日にかけては、石狩湾上空には平年より4度から5度ほど低い、マイナス25度ほどの寒気が流れ込んでいました。
一方で、日本海の水温は平年並みか、平年を少し上回る温度。大きな温度差から、雪雲が発達しました。
さらに、積丹半島方面からの西風と、石狩北部沿岸からの北風、内陸部からの東風がそれぞれ石狩湾に吹き付けたことで、雪雲が集まった状態になりました。
ただ、これは、ふだんの冬でも起こりうることで、それほど珍しいことではないと言います。佐藤予報官が注目したのが、気圧配置です。
雪が強まった、2月5日の午後9時と6日の午前9時の天気図を見ると、いずれも、北西の風が吹きやすくなっていたといいます。
「北西の風が吹くと、石狩湾の雪雲がスポット的に札幌方面に流される」(佐藤予報官) 風向きが少しでも変わると、雪雲は別の場所に向かいます。
ふだんは、より南や東に流され、北海道でも豪雪地帯として知られる、倶知安や岩見沢方面に大雪をもたらすとのことです。24時間に2度吹く
そして、今回の記録的大雪の大きな要因となったのが、北西の風が短時間に2度、吹いたということです。
1時間ごとの降雪量を示したグラフを見ると、降雪のピークが2度あったことがよく分かります。
一度目は2月5日の午後10時までの3時間。19センチの降雪となりました。
二度目は2月6日の午前11時までの3時間。24センチの降雪となりました。
24時間の間に強い降雪が2度あったことで、24時間の合計の降雪量が60センチと、 1999年に統計を取り始めてから最多となったのです。
「まとまった雪が降った後、すぐに再びまとまった雪が降ることは珍しい。これまでも24時間にまとまった雪が2度降ったことはあるが、今回は、それぞれが多かった」
通常、夜にまとまった雪が降った場合、夜が明けてから雪かきを行うため、まとまった雪が降っても、次の雪に備えて除雪できます。
しかし、今回は、夜が明けてすぐに次の雪が降ったため、2回分の雪がそのまま積み重なった形となったのです。
除排雪経費、国の支援を/青森県など要望
青森県が本年度の県管理道路の除排雪経費を、過去最大だった昨年度の約1.3倍に上る67億6900万円と見込んでいることが18日分かった。県が同日、国に追加の財政支援を求めるため、県市長会、県町村会とともに行った木村次郎国土交通政務官に対するオンライン要望で示した。