kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これ、どうするんだろう…… ―― プーチン露大統領に逮捕状、ゼレンスキー氏「歴史的決定だ」

この件、
日本時間での一昨日に
唐突に発表されて。
それから、
昨日も
メディアから
アーだコーだと解説が並んで。
それで
だいたい出尽くしたのか。
今日は、
この話題に関するニュースは、ほとんど見当たらなくなったのですが。
何かしら、
一つの転換点になりそうな決定ですので
遅ればせながら、
関連するニュース記事にブックマークを付けました。



でまあ、
メディアが載せているニュース解説を見ると、
どこの解説でも
今回、
国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が出した逮捕状によって
『ロシア・プーチン大統領を逮捕できるのか』
と。
この点にばかり焦点を当てていまして。
専門家の見解は、
『今回の逮捕状の効力でプーチン大統領を逮捕するのは難しい』
という
同じ答えが並んでいます。
けど、
私的に
今回の発表で
注目するべき点はそこではない、と見ています。
逮捕できるかどうか、
よりも。
プーチン大統領に対して
国際機関が
明確に
戦争犯罪者』という評価を下した点。
それによって、
今回、
逮捕状を発布した国際機関……
国際刑事裁判所(ICC)に加盟している国は
この
国際機関の逮捕状を認めるのか。
決定を尊重するのか。
それはつまり、
プーチン大統領戦争犯罪者として扱うのか』
という。
これが
どういう意味を持つのか、
と言えば。
例えば、
日本は
国際刑事裁判所(ICC)に加盟していますけど。
この先、
日本でG20などの
先進校首脳会議を開催する場合に。
ロシアを招待するのか、
プーチン大統領を招待するのか。
国際刑事裁判所(ICC)の決定を無視するのか、
それとも
決定を尊重して
プーチン大統領戦争犯罪人として扱い、
日本への
政府招待は当面、封印するのか。
という
そういう現実問題が発生します。
今回の一件は
逮捕できるかどうか、
よりも。
むしろ、
ロシア・プーチン大統領
『一国の首脳』として扱うのか。
それとも、
戦争犯罪者』として扱うのか。
それは
ひいては
ロシアを『戦争犯罪国』として扱うのか。
それぞれの国の旗色を
明確に示す踏み絵、
としての役割を担っている、
と。
私的には
そのように見えるんですよ。



さて、
この一時で風向きが変わるかどうか。
私的には、
これまでの勢力図から
大きな変化は無いだろうと見ています。
と同時に、
これまでの米欧対中露の二極化分断がさらに先鋭化して。
白黒どっちともつかずの
灰色的な曖昧な態度は許されなくなるだろう。
と。
ヨーロッパ的な市民コミュニティは、
プーチン大統領戦争犯罪人として断罪する決定を下しました。
これから
米欧メディアでは
そういう評価の下で
報道が進められていくでしょう。
それに対して、
日本は、
日本のメディアは
どの位置に立つのか。
明確な覚悟が問われますね。

 

 

www.yomiuri.co.jp

プーチン露大統領に逮捕状、ゼレンスキー氏「歴史的決定だ」…日本含むICC加盟国に拘束義務

ブリュッセル=酒井圭吾】ロシアのウクライナ侵略に関し、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)は17日、ウクライナの子供をロシアに強制移送した行為が戦争犯罪にあたるとして、プーチン露大統領ら2人に逮捕状を出した。ICCがプーチン氏に逮捕状を出すのは初めて。
 ICCの発表によると、プーチン氏とロシアの大統領全権代表(子供の権利担当)のマリヤ・リボワベロワ氏は侵略を開始した昨年2月24日以降、ウクライナの占領地から子供を強制的にロシアに移送した行為に関与した疑いがある。市民の不法移送はICCの設立を定めたローマ規程に抵触し、プーチン氏は「上位責任者」であると指摘した。
 ICCの検察が今年2月22日、逮捕状を申請していた。声明は「両容疑者が戦争犯罪の責任を負う合理的理由がある」としている。逮捕状発行は秘密裏に行われることが多いが、ICCは、ロシアのさらなる戦争犯罪を抑止するために公表したと説明した。
 ICC関係者によると、日本を含むICC加盟国は今後、プーチン氏の身柄を拘束する義務がある。実際には、ICCが逮捕状を強制的に執行することはできず、プーチン氏が身柄を拘束される可能性は低い。