ほぼ、予想した通りでした。
日付変わって
24日になったとたんに、
早朝、
まだ日も昇らない時間に発射……
前回、
5月だったかに発射した時も、
午前3時とか4時前くらいの時間でしたので。
同じ軌道を使用するのなら、
前回と近しい発射時間になるだろう。
と予想していた通り
撃ってきました。
そして、
発射直後、わずか数分で失敗、というか、
爆散しましたね。
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というわけで、
私が
眠りから目を覚まして起きた時には、
午前8時過ぎでしたけど、
すべて終わっていましたw
ただ、
今回の場合、
この後に
北朝鮮が
すぐさま大本営発表を出しまして。
打ち上げ失敗を正式に発表しました。
しかも、
単に結果を公表しただけにとどまらず。
発射状況から、
失敗の原因まで、
今回の打ち上げに関する情報を
結果まで含めて
一通り公表しています。
そのためか、
打ち上げに関する話題は、
ほぼ午前中に集中して。
午後になったら、
SNSのトレンドなど
インターネット上では注目されなくなりましたね。
これは
従来には無かった動きです。
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しかしながら、
北朝鮮が発表した内容が事実なのかどうか。
それはそれで問題でして。
今回の打ち上げに関する
適正な評価は
これから
日米と韓国も含めた3か国の間で分析が進められて。
その後で
発表があると思うので。
そちらを待つしかないですね。
北朝鮮「衛星」再発射は失敗、沖縄上空通過でJアラート発令…非常爆発システムが誤作動
政府は24日、北朝鮮が同日午前3時51分頃に、同国北西部から弾道ミサイル技術を使用した 飛翔ひしょう 体を南方向に発射したと発表した。飛翔体は複数に分離後、日本の排他的経済水域(EEZ)外の三つの海域に落下した。うち一つは、沖縄本島と宮古島の間の上空を通過したと推定される。北朝鮮は、軍事偵察衛星の再打ち上げに失敗し、10月に3回目の発射を行うと発表した。
北朝鮮は5月31日に1回目の打ち上げに失敗し、今月24日午前0時から31日午前0時に再び発射することを日本政府に通告していた。落下場所は、いずれも北朝鮮が落下を予告した海域外だった。
沖縄県を対象に全国瞬時警報システム(Jアラート)も発令された。日本国内での被害は確認されていない。自衛隊は、日本領域内への落下の恐れはないと判断し、迎撃措置はとらなかった。
岸田首相は24日、今回の発射について、首相官邸で「失敗したと受け止めている」と記者団に語った。
防衛省によると、飛翔体は 東倉里トンチャンリ 地区から発射され、段階的に複数に分離した。
落下物の一つ目は同日午前3時58分頃に朝鮮半島の西約300キロ・メートルの黄海に、二つ目は同3時59分頃に朝鮮半島の南西約350キロ・メートルの東シナ海に落下した。三つ目は同4時頃に、沖縄本島と宮古島の間の上空を通過し、同4時5分頃、フィリピンの東約600キロ・メートルの太平洋に落ちた。
朝鮮中央通信によると、打ち上げたのは軍事偵察衛星「 万里鏡マンリギョン 1号」を搭載した新型衛星運搬ロケット「 千里馬チョンリマ 1型」。ロケットの1段目と2段目は正常に飛行したが、3段目の飛行中に非常爆発システムが誤作動したとしている。北朝鮮が「衛星」と称する飛翔体を発射するのは1998年8月以降、今回で7回目。
日本政府は、国家安全保障会議(NSC)4大臣会合を開き、対応を協議した。衛星を搭載するロケットには弾道ミサイルの技術が使われており、首相は記者団に「国連安全保障理事会の決議違反だ」と強調した。政府は北京の大使館ルートを通じ、北朝鮮に抗議した。
韓国の 尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は24日、分析結果を日米と共有し、北朝鮮の追加挑発に備えるよう大統領府高官らに指示した。日米韓の外相も同日の電話会談で、緊密に連携して対応する考えを確認した。
北朝鮮による打ち上げには、在韓米軍や韓国軍の動きを把握する能力を高める狙いがある。
北朝鮮の偵察衛星打ち上げまた失敗 建国記念日控え成果急いだか
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は24日未明に2回目の軍事偵察衛星打ち上げを試みたが、5月31日に続きまたも失敗に終わった。9月9日の建国75年を控え、衛星打ち上げを成功させて祝賀ムードを盛り上げる思惑が外れたといえる。
北朝鮮は24~31日に「人工衛星」を打ち上げると22日に事前通報し、予告期間に入った24日の午前3時50分ごろ、軍事偵察衛星を搭載した発射体を打ち上げた。その約2時間半後、北朝鮮の朝鮮中央通信は「国家宇宙開発が平安北道鉄山郡の西海衛星発射場から偵察衛星『万里鏡1号』を新型衛星運搬ロケット『千里馬1型』に搭載して2回目の発射を断行した」とし、「千里馬1型の1段目と2段目はいずれも正常飛行したが、3段目の飛行中に非常爆発システムにエラーが発生し、失敗した」と報じた。
非常爆発システムのエラーとは、ロケット飛行中に問題が発生した際に機体を破壊する自爆装置に問題が起きたことを意味するようだ。
朝鮮中央通信は「国家宇宙開発局は事故の原因について(ロケット)各段のエンジンの信頼性とシステム上の大きな問題ではないと説明しながら、原因を徹底究明し対策を講じた後、10月に3回目の偵察衛星発射を断行するとの立場を表明した」と伝えた。
この報道をそのまま受け取るなら、失敗の原因は前回のロケットエンジンの欠陥とは異なるもので、比較的早期の3回目打ち上げに意欲を示したことになる。国際社会が注視する中、北朝鮮は2回連続で打ち上げに失敗し恥をさらした格好ながら、前回の欠陥はある程度解消したとみられる。技術的には進展したとの見方も出ている。
北朝鮮による軍事偵察衛星の打ち上げは約3カ月ぶり。今回は来月9日の建国記念日に合わせた打ち上げとみられる。北朝鮮は「民間武力」による閲兵式(軍事パレード)の開催を予告するなど、建国75周年を入念に準備してきた。
打ち上げを急いだことが今回の失敗につながったとの見解もある。8月25日は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の父、故金正日(キム・ジョンイル)総書記が軍優先の政治指導を開始したとされる記念日「先軍節」で、これを前に金正恩氏が軍事偵察衛星打ち上げを成功させようとしたという見方だ。
北朝鮮が衛星打ち上げを予告した際、韓国・北韓大学院大の梁茂進(ヤン・ムジン)総長は「政治的には9・9節(建国記念日)75周年の祝砲という用途であり、先軍節63周年に合わせ金正日の衛星征服の遺訓を貫徹するという意図も含まれる」と指摘していた。
北朝鮮は5月31日の1回目と同様に今回も速やかに打ち上げ失敗を認めた。正常な人工衛星打ち上げだと国際社会に印象付ける狙いがあるともされる。
だが、人工衛星を搭載した発射体には大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術が使われる。国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議は弾道ミサイル技術を用いたあらゆる発射を禁じており、衛星の打ち上げも決議違反にあたる。
韓国軍 北朝鮮発射体落下物の捜索・引き揚げ作戦開始
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が24日、軍事偵察衛星の打ち上げに失敗したことを受け、韓国軍は同衛星を搭載した「宇宙発射体」の落下物の捜索・引き揚げ作戦に入った。軍合同参謀本部の関係者が「艦艇と航空機を投入し、残骸の捜索・引き揚げ作戦を実施している」と記者団に明らかにした。海上で発見されたものがあったかについては言及を控えた。
北朝鮮は24日午前3時50分ごろに北西部の平安北道・東倉里付近から、軍事偵察衛星を打ち上げた。数時間後、北朝鮮の朝鮮中央通信は打ち上げ失敗を報じ、韓国軍合同参謀本部も失敗したとの見解を示した。
日本防衛省の推定では、発射された1発は複数に分離し、朝鮮半島西側約300キロの黄海、朝鮮半島南西約350キロの東シナ海、フィリピン東約600キロの太平洋上に落下した。
韓国軍合同参謀本部の関係者はこの発射体が、黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い韓国・白ニョン島の西33キロの上空を通過したとしながら「わが国民の安全に影響はなかったため、行政安全部に警報発令を要請しなかった」と説明した。
発射体の残骸について「韓国の管轄内では韓国艦艇が捜索・引き揚げ作戦を行い、遠海では米国側がする方向で協議中」と伝えた。フィリピン近くの海上に落下した場合、捜索が可能かと問われると「難しいだろう」と答えた。
北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げを試みるのは2回目。韓国軍合同参謀本部は今回も東倉里にある既存の西海衛星発射場でなく、そこから3キロほど離れた海沿いに新設された発射場で行われたとの見方を示した。午前3時50分ごろという打ち上げ時間に関しては「わが軍の監視資産に捉えられることを回避しようとする目的があったのだろう」と分析した。
北朝鮮が午前6時15分ごろ、朝鮮中央通信を通じて打ち上げ失敗を早々に認めたことに対し「自分たちが衛星発射を正常な手続きで行ったとアピールし、今後の再発射時に正当性を主張するため」との見解を述べた。
失敗に終わった5月31日の1回目打ち上げから85日での再打ち上げには「私たちの予想よりずいぶん早い」とし、技術力を伴うものだったかはさらに分析が必要だと述べた。ロシアの技術協力があって早期の打ち上げに踏み切れた可能性については、関連した情報はないと答えた。
また、北朝鮮が10月に3回目の打ち上げを実施すると予告したことに関し、朝鮮労働党創建記念日(10月10日)78周年を念頭に置いた可能性があると述べた。