kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは要チェック ── 水原一平容疑者を銀行詐欺の罪で訴追アメリカ連邦検察会見全文

これまで
何度も取り上げてきた
米大リーグ・ドジャース大谷翔平選手(29)の元通訳、
水原一平容疑者(39)が
大谷選手の口座から巨額の資金を違法賭博に送金した事件に関して。
多分、
今後も
新しい情報が出るたびに
この与太書きで
取り上げていくことになると思います、
だって、
スポーツ界で数少ない
100億円超えのプレイヤーが
ここまで大型の巨額詐欺というか窃盗に巻き込まれた事件って、
滅多にありませんから。
ほんと、
大谷選手は
好い意味でも悪い意味でも
歴史に名を遺したちゃったねぇ(泣



で、
この事件についてですが、
昨日の、
アメリカ連邦検事記者会見の内容をチェックしていないと、
事件の真相が
まったくわからなくなるので。
とりあえず、
関連するニュース記事にブックマークを付けました。

 

 

news.tv-asahi.co.jp

【全文掲載】水原一平容疑者を銀行詐欺の罪で訴追 アメリカ連邦検察会見

 こんにちは、私の名前はマーティン・エストラーダ、ここロサンゼルスを拠点とする連邦検事です。タイラー・ハッチャー国税庁特別捜査官と エディ・ワン国土安全保障省特別捜査官も一緒です。
 私たちは本日、プロ野球大谷翔平選手の通訳として最近まで働いていた水原一平氏に対する連邦刑事告訴の提出を発表するためにここに来ました。つい先ほど提出された連邦訴状は、大谷選手から1600万ドル以上を盗んだとして、水原氏を銀行詐欺の罪で告発するものです。訴状によれば、水原氏がこの金を盗んだのは、主に違法なスポーツ賭博に貪欲になるための資金調達のためだという。

 我々の調査により、日本語通訳者である水原氏は、大谷氏がプロ野球選手として渡米した当初から通訳として働いていたことが判明した。水原氏が大谷氏と初めて会ったのは2013年。だから2人はお互いを知っていた。大谷は英語を話せなかったし、理解もできなかった。しかし、水原氏は英語を知っており、アメリカに精通していた。そのため水原氏は大谷氏の通訳を務めるだけでなく、事実上のマネージャーも務めた。
 2018年、大谷氏が日本から到着した直後、水原氏は大谷氏の銀行口座開設を手伝った。それは、大谷氏がプロ野球から受け取る年俸を入金するための銀行口座だった。水原氏はその銀行口座にアクセスすることができたが、大谷氏の代理人、会計士、ファイナンシャル・アドバイザーなど、大谷氏の他の専門アドバイザーが(口座に)アクセスすることを拒否し、大谷氏がその口座を非公開にするよう求めていると伝えた。
 2021年、水原氏は違法賭博につながるブックメーカーのグループでスポーツ賭博を始めた。そのうちに、水原氏の賭けは頻繁に行われるようになった。そして、水原氏の賭けは、時間の経過とともに、どんどん金額が大きくなっていった。水原氏とブックメーカーとの間で交わされたメッセージによれば、水原氏はこれらの賭けでかなりの金額を失っていた。しかし、水原氏はその後も何回も賭けを続けた。その賭けは野球に対して行われたものではないようだ。
 彼がブックメーカーに賭けを始めたのと同時に、水原氏は銀行口座の支払いに大谷氏の口座を使い始めた。水原氏は口座の開設を手伝ったので口座に精通しており、事情を知っていることを利用して口座にアクセスした。

 ここ数週間で集めた証拠から、水原氏はこれらの違法なスポーツ賭博の支払いをするために、大谷氏の口座から合計で1600万ドル以上を盗んだことが証明された。電話や銀行の記録によれば、水原氏は大谷氏の銀行口座にオンラインでアクセスしていたようだ。
 しかも、水原氏は銀行に嘘をついて口座にアクセスしていた。例えば、水原氏が銀行の従業員と話し、大谷氏であると嘘をつき、大谷氏になりすますために大谷氏の個人的な経歴を伝え、それによって銀行がブックメーカーへの大金の電信送金を承認するように説得した電話の録音を入手した。

 この点を強調しておきたい。この事件では大谷氏は被害者と考えられる。大谷氏が彼の口座からブックメーカーへの1600万ドルを超える送金を承認したことを示す証拠は全くない。大谷氏は、これらの送金を許可していない、水原氏に口座へのアクセスを許可していないと供述している。それだけではなく、我々は水原氏と大谷氏の携帯電話や長期にわたる通信を調べた。数年にわたり、日本語の専門家により数千回の通信が調査されましたが、その結果、賭けに関する議論やブックメーカーへの送金の承認はなかった。
 さらに、これらの送金が承認されていたとするならば、水原氏が大谷氏になりすまして銀行と通話する理由はなかった。
 また、水原氏がスポーツ賭博で勝つことがあっても、その儲けは大谷氏の銀行口座ではなく、水原氏個人の銀行口座に入金されていた。
 最後に。訴状に詳しく書かれているブックメーカーの一人とのメールの中で、水原氏は大谷氏から盗んだことをブックメーカーに認めている。

 まとめます。我々の調査の結果、水原氏は大谷氏との信頼関係により、大谷氏の財務状況に独自のアクセス権を持っていたことが判明した。水原氏は大谷氏を利用するためにその信頼関係を利用し、悪用した。水原氏は大谷氏の銀行口座から1600万ドル以上を略奪するために、その信頼された立場を利用し、悪用した。そして水原氏は、違法なスポーツ・ベッティングへの飽くなき欲求を満たすために、このようなことを行った。
 このようにして、水原氏は大規模な詐欺行為を行ったと我々は訴状で主張した。そして、今日私たちが提出したのは告訴状である。水原氏は無罪と推定されるが、我々が申し立てたすべての主張は、提出された訴状をご覧いただきたい。
 最後に、この件についていくつか申し述べたい。この事件の素晴らしい調査チームに感謝したい。国税庁の犯罪捜査官、捜査官、国土安全保障省の捜査官、そして私たちの事務所、カリフォルニア州中部地区連邦検事局の捜査官たちは、水原氏を起訴するために、 たゆまぬ努力を重ね、迅速かつ徹底的に取り組んでくれました。特に、この事件を担当した私のオフィスのUSAAジェフ・ミッチェル、USAレイチェル・アドレス、USAダン・ボイルの各米国検事補に感謝したいと思います。
 質疑応答の前に、IRSのタイラー・ハッチャー特別捜査官をご紹介します。

【IRS=米内国歳入庁タイラー・ハッチャー特別捜査官】
 おはようございます。ありがとう、マーティン。聞いての通り 私はタイラー・ハッチャー ロサンゼルス 支局で国税庁犯罪捜査を担当の特別捜査官です。
 IRSはなぜこのような事件に関与するのかという質問をよく受けますが、IRS犯罪捜査特別捜査官はお金を追うことに関しては世界一です。この事件の被害者である大谷さんのために、連邦政府、特に連邦検事局、私のオフィス、そしてHSIがいかに迅速にリソースを結集し、解決に導いたかについて、私もコメントしたいと思います。今日提出された刑事告訴状は、問題となっている1600万ドルという金が実際に盗まれたことを決定的に示しており、我々は最高レベルのスポーツを守るためにIRSの犯罪捜査の努力を続けたいと考えている。
 我々は、最高レベルのスポーツを扱う事件に関与してきた長い歴史がある。これは、連邦政府が協力して迅速な解決を図った素晴らしい例です。では、この話はこの辺で。

【HSI=米国土安全保障省捜査部門エディー・ワング特別捜査官】
 ありがとう、タイラー。皆さん、おはようございます。私の名前はエディ・ワン、ここロサンゼルスの国土安全保障省捜査部門の特別捜査官です。HSIは国土安全保障省の主要な捜査部門であり、私たちの最優先事項のひとつは不正な金融活動を標的にすることです。今日お聞きのように、水原一平氏が大谷氏の銀行口座から不正に多額のお金を送金したという連邦刑事告発がなされました。これらの告発は、HSI率いるエル・カミーノ・リアル金融犯罪対策本部に配属された特別捜査官が、国税庁犯罪捜査部および米国連邦検事局の揺るぎないパートナーと協力して行った卓越した業務に起因するものです。特に、ジェフ・ミッチェル(Jeff Mitchell)、ダン・ボイル(Dan Boyle)、レイチェル・エグレス(Rachel egress)各連邦検事補の、この事件に関する卓越した仕事ぶりを、この場を借りて評価したいと思います。この件での仕事に感謝する。グレーター・ロサンゼルス大都市圏の金融犯罪に関しては、やるべきことがたくさんあります。しかし、エル・カミーノリアル・金融犯罪特別捜査班は、この難題に挑戦し、このような金融犯罪をターゲットに熱心に対処し続けるでしょう。ありがとうございました 。


■■
記者:
 調査のきっかけは?何がきっかけで調べることになったのですか?
□□
【マーティン・エストラーダ連邦検事】
 私たちの地区だけでなく、全米で違法賭博ビジネスに対する連邦犯罪捜査が進行中でした。その捜査の結果、今回の銀行詐欺が発覚したのです。


■■
記者:
 この規模の連邦捜査としては、かなり早い解決だとおっしゃっていましたね。大谷選手の人気が要因だったのでしょうか?
□□
 我々は、この事件に対する世間の関心が非常に高く、何が起こったのかという点で、多くの疑問符がついていることを理解していた。私たちは、そうした疑問を解決したかった。しかし、強調しておきたいのは、私たちはこの事件に迅速に取り組むことができたが、それは非常に綿密な調査であったということだ。訴状を読んでいただければわかると思いますが、数千件の通信記録、銀行口座の記録、電話記録、この件に関連する複数の人物との聞き取りが行われています。非常に綿密な調査が行われたのです。


■■
記者:
 あなたは先ほど、野球賭博はなかったと思うとおっしゃいました。その確信は?
□□
 私たちが行ったレビューでは、申し上げたように、非常に徹底的なレビューです。野球賭博は行われていないと考えています。


■■
記者: 
 あなたが今並べたすべての証拠を踏まえて、水原氏はどのような罰金や処罰を受ける可能性があるとお考えですか?また、大谷氏は”盗まれた”お金を取り戻すことはできると思いますか?
□□
 水原氏は銀行詐欺の罪に問われています。銀行詐欺の法定刑は最高で懲役30年です。しかし、有罪判決を受けた場合、水谷氏が受けることになる最終的な判決は、裁判官の判断に基づきます。裁判官はすべての要素を考慮し、すべての背景を考慮し、適切な判決を下します。それは裁判所が決めることであり、私たちは裁判所に十分な情報を提供し、判断してもらうために、すべての事実を提供します。


■■
記者:
 大谷選手がどの程度協力したかについて話していただけますか?
□□
 大谷さんは、先ほど申し上げたように、この事件の被害者として立証されています。はっきりさせておきたいのは、大谷氏はこの捜査に完全かつ全面的に協力しているということです。彼は捜査官と話をしただけでなく、この事件で裁きが下されるように、彼のデジタル機器や個人情報へのアクセス権を提供しました。


■■
記者:
 水原氏は、どれくらい協力しているのでしょうか?
□□
 水原氏はこの事件で起訴されており、推定無罪です。以上です。


■■
記者:
 次のステップ、あるいはこの後どうなるのでしょうか?
□□
 これは刑事告訴の提出ですね。刑事告訴がなされた疑惑です。水原氏はこれから、その刑事告訴に対して出頭しなければならない。その出廷は数日中に行われるはずだ。その後、我々はこの事件を必要な限り起訴していく。水原氏が罪を認めるにせよ、罪を争うにせよ、我々は法律が適切に導くところに従う。


■■
記者:
 彼は、どこに出廷するのですか?
□□
 彼は我々の管轄する連邦地方裁判所に出廷する予定です。
 詳細は追ってお伝えします その他は?


■■
記者:
 大谷氏は今後も同局の調査への協力を求められるのでしょうか?
□□
 大谷氏はこの捜査に完全かつ全面的に協力してくれている。我々は、彼がこの捜査に全面的に協力し続けることを期待している。今すぐに具体的な要求があるわけではありませんが、今後も協力が続くことを期待しています。


■■
記者:
 水原氏はブックメーカーに、自分は大谷選手の代理人だと言っていましたか?水原氏は大谷氏とブックメーカーとのやりとりについて言及しましたか?
□□
 そのような事実をお伝えすることはできません。私が言えるのは、水原氏がリードしていたということです。彼がすべての賭けを行い、すべてのやりとりを行っていた。そしてこれらの賭けは彼のために、彼自身のために行われた。前述したように、彼は1600万ドル以上を失ったが、時折勝つこともあった。そのお金は大谷氏が所有する口座には行かなかった。そのお金は、水原氏が個人的に所有している口座に入る。


■■
記者:
 しかし、水原氏は賭けをしていた時、自分は大谷選手の代理人だということを自慢していたわけですよね?大谷選手のために賭けたわけではありませんが、自慢はしていましたよね?
□□
 それは知りません。詳細な訴状が出たときに、その中でやり取りの一部が分かるでしょう。


■■
記者:
 なりすましについてですが、実際には1回だけだったのでしょうか?彼は英語で話していたのですか、それとも日本語で話していたのですか?また、その録音をどのように入手したのですか?
□□
 この種の捜査では、銀行を含むあらゆる関係者から記録を入手することがよくあります。銀行が口座に関連する通信の録音を持っていることもあります。今回の事件では、そうした録音を入手することができました。水原氏が大谷氏になりすまして多額の送金をさせるための録音が複数ありました。皆さんも個人的な生活でこのような経験があると思います。銀行はそれを不審に思い、連絡を取る。この場合、銀行が連絡を取ると、水原氏が大谷氏になりすまし、お金が振り込まれるようにしたのです。


■■
記者:
 この間に、大リーグ機構とは話をしましたか?
□□
 捜査当局はこの事件の被害者である大谷氏と対話し、他の関係者とも対話しました。そのくらいにしておきましょう。


■■
記者:
 誰か逮捕者は出ていますか?
□□
 先ほども申し上げたように、水原氏はこれから出廷する予定です。この地区の裁判所に出廷します。