kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

劣悪な職場アルアルだった……(泣 ── ソウル近郊の工場から出火、22人が死亡

昨日、
この与太書きブログでも取り上げた、
韓国の工場火災ですが。
多くの犠牲者が出た悲惨な事故だったためか、
日本国内の主要メディアが注目して大きく取り上げていますね。
それで、
詳細な事故状況まで報じているので。
事故の全容が
かなり見えてきました。
ということで、
今日も関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。



この火災事故については、
現在
現場検証中で。
今のところ
事故原因について明らかになっていません。
ただ、
幾つかの情報が断片的に発表されていて。
防犯カメラの映像で、
保管していたバッテリーが白煙を出して発火したのが確認されていて。
これで
他のバッテリーに延焼して
大規模火災の原因となったのではないか、
と見られているそうな。
あと、
多数の犠牲者が出てしまった原因として、
火災現場の
避難路となる非常口の前に
大量のバッテリーを山積み保管していて。
非常口を塞いでしまっていたために、
非常口を使用して脱出することが出来ず。
別の避難路を探している間に有毒ガスにまかれて、
その場に斃れて火にのみ込まれてしまった。と、
現場の状況から判断できるそうで。
この手の避難路を現場で常態的に塞いでいる事例は、
日本のショッピングセンターとか雑居ビルとか、
そのほか
多くの犠牲者を出した火災事故でも
たびたび似たような事例がわんさか出てくる内容でして。
国がかわっても、
劣悪な職場がヤルことは一緒なんですねぇ(呆
安全対策は
『事故さえ起きなければ』
不要な経費なので、ついつい手入れをせず放置されますけどね。
事故が起きたとき、
その代償を従業員の身体、生命で支払うことになるのは、
過去の事例から明らかなわけで。
なのに
この手の事故はいつまで経っても無くなりません。
悲しいね。

 

 

www.yomiuri.co.jp

ソウル近郊の工場から出火、22人が死亡…リチウムイオン電池が次々と爆発

【ソウル=小池和樹】聯合ニュースによると、24日午前10時半頃、ソウル近郊の 京畿道キョンギド華城ファソン 市の電池工場から出火し、22人が死亡した。中国人など外国人が大半を占めるという。
 工場は3階建てで、出火当時は約100人が勤務していた。工場にはリチウムイオン電池約3万5000個が保管されており、出火時に次々と爆発したという。火災は24日午後、ほぼ鎮火した。聯合ニュースは工場関係者の話として、工場には包装などの単純作業を行う外国人労働者が多く勤務していたと伝えた。現場は工場が密集する工業団地の一角。
  尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は24日午後、現場を訪問した。火災の原因について「発火物質が非常口の前に積載されていたため、従業員が脱出できずに死者が多く発生した」と述べ、治安を統括する行政安全省に再発防止策を講じるよう指示した。

 

 

 

japanese.joins.com

韓国華城リチウム電池工場火災「15秒で煙に飲み込まれた」…1000度まで上がるリチウムの熱暴走が被害拡大させた

 24日に京畿道華城(キョンギド・ファソン)の前谷(チョンゴク)海洋産業団地にあるリチウム電池工場火災で22人が死亡し重傷者2人を含む8人の負傷者が発生した。このように人命被害が大きくなったのは、加熱すると爆発・燃焼する金属物質リチウムの特性である熱暴走現象のためという分析が出ている。
 消防当局によると、この日の火災はアリセル工場第3棟の2階にあったリチウムバッテリーが爆発して発生したと推定される。火はリチウム電池の完成品を検収し包装する同棟2階で発生した。火災が発生した工場には高さ45センチメートル、直径30センチメートル円筒形など多様な大きさのリチウムバッテリー3万5000個が保管されていたものと消防当局は把握している。火災が起こったアリセルはスマートグリッド(知能型電力網)計器などに使うリチウム電池を製造・販売する企業として知られる。
 一般的にリチウム電池火災は熱暴走現象により発生する。リチウムバッテリーは正極、負極、分離膜、電解液などで構成される。分離膜が損傷すると正極と負極が接触して過熱され、火災と爆発が起きる形だ。この過程で熱発生エネルギーが制御されず熱が増幅され連鎖的に爆発が起きることがある。現場にいた目撃者は「ばたばたと音がしてドーンドーンと爆発する音が1時間はしていた。火が出た工場で花火をするように火花が飛んだ」「原子爆弾が爆発するようだった」と話した。嘉泉(カチョン)大学消防防災学科のペク・ドンヒョン名誉教授は「リチウムバッテリー火災が発生すれば温度が600度から1000度以上まで上がるなど鎮圧は容易でない」と話す。
 リチウムバッテリーは火に燃えながら酸素と水素など可燃性ガスを多量に噴出し、水や粉末・窒息消火器では火災鎮圧が難しい。このため消防当局も砂と膨張窒息を準備したが消防人材が現場に到着した時はすでにバッテリーが燃焼した状態だったという。火災が発生してすぐ人命被害が起きた可能性が提起される部分だ。
 実際に火災発生直後には現場で勤務する作業員が消火器を使って火災を鎮圧しようとしたが、リチウムの特性から一般消火器では鎮圧できなかったことがわかった。京畿道消防災害本部のチョ・ソンホ本部長はこの日午後、「防犯カメラを確認した結果、バッテリーから白煙が広がり始め急激に発火し作業室全体を包み込むのに約15秒しかかからなかった。最初は慌てた作業員が消火器を持ってきて火を消そうとしたが、リチウムのためうまく消えなかったものみられる」と説明した。
 これに対し消防要員は近隣の工場など周辺に火災が広がるのを遮断するのに注力するため水と消化液を使って建物に付いた火を消すのに努めた。キム課長は「火炎噴出過程で輻射熱がそばの建物に持続的に加われば追加火災発生の可能性があり、その中間を水で冷却して熱を冷ますことで拡散を防いだ」と話した。
 リチウムバッテリーが爆発する過程でベンゼンフッ化水素など有害ガスが多く排出されたことも被害を増やした要因に挙げられる。現場の消防隊員も各種有害ガス噴出と建物崩壊の危険性などを懸念し、火災発生4時間余りが過ぎた午後2時30分まで建物内部に救助要員を投じられず、安全診断を終えた後の午後3時ごろ内部に進入して捜索作業を始めた。
 消防と警察は正確な火災原因を調べるため25日に合同で鑑識をする予定だ。華城消防署のキム・ジニョン火災予防課長は「バッテリーセルひとつで爆発的に燃焼が始まったという証言を基に火災原因を調査中」と明らかにした。中央大学化学工学科のナム・インホ教授は「リチウムバッテリー火災は多様な原因があり得るが、バッテリーそのものの発煙性がとても高いため、高温や高圧、水分が高い状況などにさらされた時に簡単に発火が起きることがある」と説明した。
 会社側によると、アリセルが製造・販売するリチウム一次電池は主にスマートグリッドに使われるスマートメーター、遠隔検針器の電源として使われる。電気自動車、携帯電話、ノートパソコンなどに主に使われるバッテリーはアリセルで製造する一次電池と素材は同じだが、これら製品とは異なり充電と再使用が可能なリチウム二次電池だ。

 

 

japanese.joins.com

華城火災の最後の行方不明者捜索2日目…消防当局、救助犬2頭投入=韓国

 25日、京畿道華城(キョンギド・ファソン)1次電池メーカー「アリセル」工場火災現場で最後の行方不明者に対する捜索活動が2日目を迎えた。
 消防当局は照明灯が設置された照明電源車3台を火災現場付近に配置し、連絡が取れない最後の1人を探すために工場内部で徹夜の捜索作業を始めた。
 消防当局はこの日人員100人余りと救助犬2頭を投じて行方不明者を探すまで人命捜索を続ける方針だ。火災現場に下された非常発令はこの日0時42分に解除された。
 京畿道消防災難本部は工場火災発生9分後の24日午前10時40分ごろ対応1段階(消防署3~7カ所から装備31~50台を動員する警報令)を発令した後、午前10時54分ごろ非常発令を対応2段階(消防署8~14カ所から装備51~80台を動員する警報令)に拡大した。
 消防当局は火の勢いが衰えて建物崩壊の危険がなくなったと判断し、対応2段階の発令から11余時間後の24日午後9時51分ごろ対応1段階に引き下げた。
 これに先立ち、24日午前10時31分華城市西新面全谷里(チョンゴクリ)アリセル工場3棟2階から出火し、労働者22人が亡くなった。このうち2人は韓国国籍、20人は外国国籍(中国18人、ラオス1人、未詳1人)であることが確認された。
 確認された死亡者のほかに、連絡の取れない行方不明者1人が残った状態だ。
 火事が起こった建物2階には外部につながる出入り階段が2つあるが、死亡者はこの階段を利用して避難することすらできない状況だったと推定される。
 労働者はリチウムバッテリーの完成品を検収して梱包作業などをしていたことが分かった。京畿南部警察庁華城アリセル工場火災事件捜査本部は火災原因究明のために、消防当局、国立科学捜査研究院、国土安全院、雇用労働部、産業安全管理工業団地などと共にこの日午前10時30分から合同鑑識を実施する。
 現在死亡者は華城松山(ソンサン)葬儀文化院を含めて華城葬儀文化院、ハムペクサン追悼公園など5カ所に分散して安置されている。
 ほとんどの遺体は損傷が激しいため身元確認が取れず、焼香所は用意されなかった。
 警察は死亡者の死因究明のためにこの日国立科学捜査研究院に遺体の解剖検査を依頼した状態だ。