kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

さて、山は動いた。その次は……

政府が円高ペースの続く為替市場に対して、ついに介入しました。
それと同時に、日銀が金融緩和政策を発表しました。
でー、肝心の為替の方は1ドル=77円台から、一時は1ドル=80円台まで戻しましたけど。
また、80円台を切って、1ドル=79円台に突っ込んできています。
さてさて、ここからいったいどうするつもりなのでしょうか。
福島第一原発の原子炉のように、ジャバジャバと水をかけ続けて冷やす=資金を市場に注ぎ続ける、
つもりなのでしょうか。
財界のお歴々方は、1ドル=85円程度にしてほしい、と血迷ったことを言ってますが。
いったいいくら金をつぎ込ませるつもりなのでしょうか。
消費税を25%にして、そこで入ってくる金を市場に注ぎ込めば、あるいは1ドル=85円台の維持も可能だと
思いますけどね。
とても現実的ではありません。
うーん、政府に何をさせたいのですかね……
私としては、もっと手っ取り早く為替を動かす方法があると思います。
それは、
日本のトップ企業2、3社(まあ、トヨタとかソニーとか東芝とか)が、
脱日本を宣言して、国内工場を全部閉鎖してしまうことです。
そして、他の企業についても同調する意志をトップが表明すれば、
為替はあっという間に1ドル=100円くらい、戻ってくると思うのですけどね。
……ただし、雇用がどうなるかは、まあ、知ったことではありませんよ。
最近では、
日本の労働者は、親方日の丸というか大企業に甘えすぎてしまったのではないか、と感じます。
今回の福島第一原発の事故ではありませんけど、
大企業なら最後まで自分のことを面倒見てくれる、
巨大企業が倒れることはない、
と安易な安定志向で、中国人の5倍以上の年収を貰いながら、
その内容では中国人以下の労働しかしてこなかった結果、
国際的な競争力を失ってしまったのではないか、と思うのですよ。
大企業は、惰性で国内の雇用を維持しても、ダメなんじゃないですかね。
ズルズルと日本という国が沈んでいくだけではないかと思います。
追記:
日本の為替介入に対して、欧米各国では、株価の暴落で応えてきました。
いよいよ金融・経済戦争の様相を呈してきましたよ、
と私は思っているのですけどね。