kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

韓国の日本観――日本人の反韓・反中感情、過去最悪の水準に

今日の気になる記事。
韓国政府の広報紙、と勝手に認定している朝鮮日報から。


日本人の反韓・反中感情、過去最悪の水準に Chosun Online | 朝鮮日報 日本人の反韓・反中感情、過去最悪の水準に Chosun Online | 朝鮮日報

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記事入力 : 2012/11/26 09:04
韓国に「親しみを感じない」59.0%、対中国は80.6%

日本の内閣府の調査で、韓国、中国に「親しみを感じる」とした人の割合がいずれも過去最低水準に落ち込んだ一方、米国に親しみを感じる人の割合は過去最高を記録した。政界リーダーたちの極右的な発言を受け、一般の人々も「韓国・中国軽視、欧米重視」という19世紀末の世界観に逆戻りしているというわけだ。
内閣府が先ごろ発表した外交に関する世論調査で、韓国に「親しみを感じる」と答えた人は39.2%と、前年(62.2%)に比べ23.0ポイント下落した。「親しみを感じない」は59.0%だった。韓国に「親しみを感じない」との回答が「親しみを感じる」を上回ったのは1999年以来、初めてとなる。
近年は韓流ブームなどで韓国への親近感が増していたが、李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(日本名:竹島)訪問や天皇への謝罪要求発言などで、再び反韓感情が高まったとみられる。韓日関係の現状についても「良好でない」と答えた人は前年比42.8ポイント増の78.8%に上った。
調査は9月27日から10月7日にかけて日本の成人男女3000人を対象に実施し、1838人から回答を得た。
中国に「親しみを感じる」と答えた人は前年比8.3ポイント減の18.0%で、1978年に同じ質問を始めて以来、最も低くなった。「親しみを感じない」は80.6%だった。日中関係が「良好でない」とした人は16.5ポイント増の92.8%。一方、米国に「親しみを感じる」との回答は前年比2.5ポイント増の84.5%だった。
日本人の「韓国・中国軽視、欧米重視」の世界観は根が深い。「悪友」の中国・朝鮮との関係を断ち、アジアを脱却しようと主張していた19世紀末の思想家、福沢諭吉の「脱亜入欧」論が代表的だ。
アジアで真っ先に近代化に成功した日本人たちは「アジア人の顔をした欧米人」という意識も持っている。敬愛大学の家近亮子教授は、朝日新聞とのインタビューで「日本の大学生に『アジア人だと意識したことがあるか』と尋ねたところ、『ある』と答えた学生は63%にとどまり、『欧米人だったらよかった』と答えた学生もいた」と紹介した。
日本では「中国が日本を侵略する」「韓国が独島を奪った」「韓国と中国の経済は近く崩壊する」といった主張を盛り込んだ書籍があふれ、人々にゆがんだ意識を植え付けている。ゆがんだ歴史教育を受けた戦後の世代が人口の大半を占めるようになり、韓国・中国が日本に歴史への反省を促していることに対し「韓中が無理強いをしている」と考える層が増えている。

東京= 車学峰(チャ・ハクポン)特派員
朝鮮日報朝鮮日報日本語版

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さて
この記事でどこが気になったのか、というと。
記事が引用している、『敬愛大学の家近亮子教授は、朝日新聞とのインタビュー』について。
ソースはどこなのか、韓国系のマスメディアは捏造が多いのでとくにソース確認が重要だ、というのが経験から身についた教訓なので。
さっそく調べてみると。
確かにありましたよ、2007年の記事に……いやぁ、2012年の世論調査に2007年の新聞記事からコメントを引っ張ってきて付けますかね?


asahi.com:朝日新聞 歴史は生きている asahi.com:朝日新聞 歴史は生きている

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日本人のアジア観 日清戦争で「蔑視感情」広がる

日清戦争は、日本人が持つ中国や朝鮮へのイメージを大きく変えた。
例えば、福沢諭吉(ふくざわ・ゆきち)が率いる「時事新報」。開戦直後の1894年7月29日に「日清の戦争は文野(ぶんや)の戦争なり」と題する社説を掲載した。
「文野」とは「文明」と「野蛮」のことだ。戦争を「文明開化の進歩をはかる」日本と、「進歩を妨げんとする」清国の戦いと位置づけた。11月には朝鮮に対しても、「文明流」の改革のためには「脅迫」を用いざるを得ず、「国務の実権」を日本が握るべきだとする社説を載せた。
反戦主義者として有名な内村鑑三(うちむら・かんぞう)ですら、この時点では同様の認識だった。同年8月、日本は「東洋における進歩主義の戦士」で、中国は「進歩の大敵」だと訴える論文を欧米人向けに英語で雑誌に発表した。
日中関係を研究する敬愛大(千葉県)の家近亮子(いえちか・りょうこ)准教授は、「日清戦争の勝利は日本に、アジアは遅れているという認識を根付かせた。蔑視(べっし)感情も広がった」と指摘する。その意識は10年後の日露戦争でさらに強まり、中国侵略に踏み出す行為につながる。
こうした意識は今もどこかに残っていないだろうか。家近さんは7月、学生に「あなたはアジア人だと意識したことがありますか」とアンケートした。
教室の半分近くを占めるアジアからの留学生は、86%が「ある」と答えた。これに対し、「ある」と答えた日本人は63%にとどまり、「むしろ欧米人だったらよかった」と記した学生もいた。

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リンクを貼ってみました。

5年も前の、日清・日露戦争からの歴史的な視点で日本人のアジア観を捉え直す記事ですけど。
その後、リーマンショックによって世界はひっくり返り。
中国と日本と尖閣諸島を巡る葛藤などもまだ起きていない時代の話。
いったい、今回の世論調査と、どんな関連があるのでしょうか?
結局この記事は――韓国政府が「日本人の反韓感情はアジア蔑視が原因である」と韓国民に説明したい、というプロバガンダのために作成されたのですかねぇ。
まぁ、韓国人にとっては、それが心地よい答えなんでしょう。
全然違うのですけどねぇ……「韓国が日本を嫌い、蔑視しているから。日本人は韓国を嫌い軽蔑するようになった」というのが、一日本人としての率直な感情です。

中国に対しては。
日本人は、大国としての中国を警戒している……というところです。