kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

問題はアメリカではなくて、日本政府が何を主張するつもりなのか国民にはさっぱり分からないことなんだよ――TPP「わが国の主張が得られるなら一歩踏み込む」

今日の気になる記事。
産経新聞のネット記事から。久しぶりに日本のメディアで取り上げたい記事がありました。


自民・下村元官房副長官 TPP「わが国の主張が得られるなら一歩踏み込む」 - MSN産経ニュース 自民・下村元官房副長官 TPP「わが国の主張が得られるなら一歩踏み込む」 - MSN産経ニュース


自民党が選挙で大勝してから、にわかに騒がしくなってきたTPP参加交渉についての話。
まあ、自民党は消極的推進派というべきか……波風立たせずに参加交渉しましょう、という。
アメリカの顔色をうかがいながら、国内の反対派にもイイ顔しようという態度なので。
玉虫色の政治家答弁をばらまいています。

うーん、まぁねぇ。民主党政権交代した当時の麻生政権や、その前の福田政権のように。
アメリカに怨まれてずたずたにされたくはないので。適当に話を合わせている部分があるのだとは思いますが……
それを割引いても。
国内においてTPP反対意見が大勢を占める理由を、わかってないんじゃないかなぁ。と思えるようなコメントです。
「我が国の主張が得られるなら〜」と勇ましい言葉が出てますけど……
日本政府の主張って何ですか? 日本政府はTPPに参加して、何がしたいのですかね?
アメリカは関税全廃した自由な交易を掲げています。
それに対する日本政府の主張の核は、というと――TPPに参加しないとアメリカと交易できなくなるから。参加しましょう、っていうもので。
アメリカと交易できるのならTPPを結ばなくても問題ない。ってな主張ですよね。
現状維持を目指してTPPに参加して。
それで交渉する意味がどこかにあるのですかね? 現状維持が目的ならTPPが必要ないじゃん。