kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

奨学金の話

何というか、世の中バカばっかりか? と思ってしまいました。
エアロバイクを漕ぎながら、テレビでニュースを見ていたのですけど。TBSの『NEWS23』だったかな?
それで、奨学金の滞納について、取り上げていました。
だいたい概要はこんな感じです。


FNNニュース: 奨学金を返済できず、... FNNニュース: 奨学金を返済できず、...

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多くの学生が奨学金を使って大学へ通う一方、卒業しても、それを返済できず、重荷となっている若者が急増しています。
そんな奨学金の現実を追いました。

男性に届いた1枚の督促状には、「このままだと、ブラックリストに登録する」という内容があった。
送り主は、日本学生支援機構で、奨学金の返還を、2カ月滞納したのが理由だった。
2カ月間滞納した、武藤さん(仮名、24)は「住宅ローンが組めなくなるっていう内容が書いてあると、やっぱり、将来的な不安っていうのを、すごくあおられるっていいますか」と話した。
日本学生支援機構奨学金利用者は現在、およそ132万人で、ほぼ3人に1人の学生が利用し、進学に役立てている。
しかし、返還できずに滞納する人が急増している。
その数は、この15年で2倍以上の33万人となり、滞納額は925億円にのぼる。
奨学金の返還相談センターには、病気や失業で返せないなどの深刻な問い合わせが、多い日でおよそ300件寄せられているという。
相談員は「延滞金の方が、これ免除がありませんので、この状態でご返還いただくしかないんです」と話していた。
IT関連企業で、契約社員として働く清水さん(仮名、26)も、奨学金返還が滞っている1人だという。
清水さんは「休みの日にまとめて作ってます。お弁当の分」と話した。
手際よく、マーボー豆腐を作る清水さん。
食費を切り詰めるために、自炊は欠かせないという。
短大、国立大学、大学院と、6年間、奨学金で学校に通い、借りた額は、あわせて720万円。
それを卒業後、12年間は月に4万円、その後、8年間は月2万円で、20年かけて返還する計画となっていた。
清水さんの月給は15万円ほどで、家賃6万8,000円や、食費3万5,000円などを差し引くと、手元に残るお金は1万円程度。
月4万円の奨学金を、一度も返還できずに、2年間滞納した額は、99万8,325円。
清水さんは「99万8,325円。頭が真っ白ですよね」と話した。
滞納金と延滞金の総額が、100万円近くになり、一括払いを求める通知が来た。
もともと研究職を目指し、大学院に通っていたが、奨学金を返す収入が見込めないことから、夢を諦めた清水さん。
清水さんは「今までやってきたことはよかったのかなと、悲しくなりますね」と話した。
2004年、日本育英会から、日本学生支援機構に引き継がれた奨学金事業は、回収率を上げるために、民間金融の手法を導入。
例えば、3カ月以上の滞納で、クレジットカードの利用が停止、9カ月以上の滞納で、財産の差し押さえが可能になるなど、制裁を強化している。
日本学生支援機構は、誰もが広く利用できる今の制度を、今後もうまく運用していくことが重要だという。
日本学生支援機構奨学総務課の谷江徹司課長は「(奨学金申し込みに)適正な金額というのを借りるように指導しております。就職もきちっとしていただいて、返還につながっていけば、この制度っていうのは、ぐるぐるぐるぐる、うまく回っていくのではないかというふうに思います」と語った。
一方、奨学金問題に取り組む専門家は、今の制度が、利用者の大きな負担になっていると、警鐘を鳴らす。
奨学金問題対策全国会議の岩重佳治事務局長は「制度が大きく変わったのと、それから世の中の状況が大きく変わったと、2つあると思います」と語った。
滞納問題の主な原因は、安定した仕事に就けない人が増えていることと、学費の高騰で、借入額が多くなっていることの2点。
そのため、給料の金額に応じて、返還額を変更するなどの、救済制度が必要だという。
岩重事務局長は「制度内で救済手段をちゃんとですね、緩やかなものにして、そして、それを充実させていく必要があると。まず困っている人を先に救うということが、まず先決だと思いますね」と語った。
今後、700万円以上の奨学金を返さなければならない清水さんは、若者の労働問題などに取り組んでいるNPO(民間非営利団体)法人を訪れた。
現在、自己破産を検討しているという。
清水さんは「もちろん返したいですし、返さなきゃならないものだと思っています。現状では、その力がないわけですから、返したくても返せない」と話した。

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リンクを貼った記事は、今日見たニュースではなくて。
もっと以前に放送されたFNNニュースの記事ですけど、だいたい内容は同じです。
今日TBSで取り上げていたのは、北大の大学院まで進学した人で1000万円近く奨学金を借りていました。
それを見て思ったこと……おまえ、アホか?
いったいどういう返済計画を立てていたのでしょうかね?

ここから、ちょっと厳しい言い方になりますけど。
だいたい大学院にまで行って、企業の研究室に入れない、もしくは大学の研究室に残れない人って、
単に勉強が好きで勉強しているだけで、社会的になにか役に立っているか、生産性があるか、というと、大した能力がない人が多いです。
就職できないけど、勉強はそこそこできるので、大学の研究室に残って、次の機会を待つ人たちですね。
でも、その分野でのトップを取れるだけの実力はなく有象無象にしかならない人たちです。
で、その有象無象にお金をかけて時間をかけて――それは本人の自由なんですけど。その後どうするのですか? って話です。
教育にかけるお金って、未来に対する投資ですから……リターンをちゃんと考えて投資してますか? って話です。
金持ちの道楽なら別になんの問題もないんですけど。卒業した後の人生設計まで含めて、大学で勉強している人はだいたい奨学金で転けたりしません。
卒業したらなんとかなるんじゃないか、と、甘い考えて進んで、結局卒業しても何ともならんかった、って結果の人が多すぎですよ。
どうも、奨学金返済に困っている人の話を聞いていると、誰も彼もが、
金と時間を掛ければ、プロ野球でマウンドに立てるんだ、みたいな話をしているので、バカじゃないか、と思います。
プロのスポーツを見れば分かるとおり、勉強の世界だって、就職の世界だって、
誰もがエリートになれるわけじゃありません。金と時間を掛けたって、勝てないヤツは勝てないんですよ。
それでも、それなりに生きて行かなきゃならない。
それなりの生き方をどうやって見つけるのか、ってのが一番の問題なんです。
今の世の中、そこを勘違いしている人が多すぎるじゃないかなぁ。
二軍以下の人間が。、いきなり1000万円の借金してどうするんだ? って話です。