昨日、一番驚いたニュースはコレです。
ほんと、 『寝耳に水』っていうか、『晴天の霹靂』ってくらい。
まったく、それらしい予兆は――今思えば横田夫妻がモンゴルで拉致被害にあった娘の子供、つまり孫と面会を果たした頃から、動きが加速していたのでしょうかねぇ。
とも思えるのですが。
北朝鮮が拉致、全面調査約束 安倍首相が発表 - MSN産経ニュース
ともかく、今のところ「かけ声だけ」とも言えますし。
相手は、『嘘つき』北朝鮮ですし。
過度な期待もできず。
さりとて一国の首相が発表した言葉に何も期待するな、というのも無理な話で。
前がかってのめり込まず、続報を待とうかと思っています。
とにかく、外野がグチャグチャ口を挟んで、ブチ壊しになる事だけは避けたいなぁ。
非常にデリケートな問題だからね。
【拉致再調査】「解決のきっかけできた」「姿見るまで喜べない」 被害者家族に期待と不安 - MSN産経ニュース
この場合、間違えてはいけないのは。
被害者の家族ですら、交渉においては『部外者』なんだよね。
なんら『決定権を持たず結果を待つだけの立場』なんだから。
苦しい立場だけど、この段階では、
もう黙って様子を見守るしかないんだよね。
それができるかどうか……が成否の分かれ目になるんじゃないかなぁ。
あと、
時間軸的に考えるなら。今回のトライが『最後の挑戦』だろう事を日本側は覚悟しておかなければならない。
小泉政権時の交渉進展からざっと10年経っているわけで。
今回の調査の結果に不服を申し立てて、次の調査へと……10年後を目指したとして。
その時に、拉致被害者が生きているのか、生還を望めるのか?
どこかでケリをつける事も必要で。
今回の再調査は、その時期が来た、という事なのだと思うのですよ。