kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これじゃ就活失敗するの、当然だよね――「イスラム国」参加企てか 北大生「戦闘員として」

そろそろ情報もたくさん公開されてきたので、書こうかなぁ。と思った事件。


「イスラム国」参加企てた疑い 20代大学生の男を警視庁聴取  :日本経済新聞 「イスラム国」参加企てた疑い 20代大学生の男を警視庁聴取  :日本経済新聞

2014/10/6 20:57 (2014/10/7 1:12更新) 記事保存

 イラクやシリアで勢力を伸ばす過激派「イスラム国」に戦闘員として参加する目的でシリアへの渡航を計画したとして、警視庁公安部は6日、刑法の私戦予備・陰謀容疑で、北海道大生の男(26)から任意で事情を聴くとともに、東京都杉並区の宿泊先など都内の関係先数カ所を家宅捜索した。イスラム国への参加を図った日本人の動きが明らかになったのは初めて。
 ほかにも複数の日本人が渡航を計画していたという。公安部は、男とは別の日本人がイスラム国への参加を呼びかけたとみて詳しい経緯を調べている。
 捜査関係者によると、男は日本人のイスラム教徒で休学中。公安部の事情聴取に「シリアに入ってイスラム国に加わり、戦闘員として働くつもりだった」などと話しているという。
 男の捜索容疑は、シリアの反政府武装組織に戦闘員として加わることを目的に海外渡航を企てた疑い。
 捜査関係者の話では、男は東京都千代田区古書店内に貼られたシリアへの渡航の呼びかけに応募、周辺国からの不法入国を計画していたとみられ、シリア周辺国への航空券も購入していたという。
 貼り紙は今年5月ごろから古書店内にあったほか、インターネット上にも転載されていた。ほかにも複数の日本人が応募していたといい、公安部は男を含め、応募した日本人の旅券を押収した。これまでの調べでは、シリアへの入国が確認された応募者はいない。
 捜査関係者によると、貼り紙を張り出したのはシリアに渡航歴のある日本人男性で、イスラム国の関係者とも接触していたという。

この事件、第一報を見たときは。相当驚きました。
てっきり日本国内にもテロ支援組織があるのか、とも危ぶんだのですけど。
実際は、かなりお粗末な内容でしたね。
この週末は、テレビで
事件の容疑者の学生を事件の直前にインタビューしたジャーナリスが提供した、
インタビュー映像が何度も放映されていましたけど。
なんというか、動機が……「厨二病かよ、おまえ」って内容で。いやはや……
過去には、「革命で世界を変えられる」って考えて、世の中に対して武力闘争で立ち向かったた学生もたくさんいましたけど。
今回の北大生は、そういう思想があったわけでもなくて。
大学を卒業する段階になって、「就職」という自分の居場所を見つけることに失敗してしまったので。
イスラーム国に行って、戦争しながら自分の居場所を探すとか。
なんていうか……オウム真理教の一連の事件から何も学んでいないのか。って。
いま26歳じゃあ、「オウム真理教」の事件が起きた頃は、まだ小学生にもなってないんだっけ。
それじゃ何も覚えてないか。

彼には、イスラーム国に行こうと考える前に。是非「オウム真理教」が起こした事件について学んで欲しかった。
宗教に救い求めても。宗教の中には、やっぱり人間社会があって。
上下関係が存在し、欲にまみれて自己中、他人のことなど顧みない人間の日々の営みしかなくて。
学校や会社と何が違うのか……入れ物は変わったけど。中身は大して変わらない現実があるだけなんですよね。
どこへ行っても大した違いはないんですよ。
人間が生きている以上。

彼には、その事を判っていて欲しかったなぁ。
……多分、彼も判っているのだと思うけどね。判っていて、それでも「逃げたかった」んだろうな。