なんか、ちょっと他の場所で『バカな意見』をみかけてしまったために、
書きたくなった……というかね。
これから少子高齢化が進むから、大学余りが進むんですと。
まあぁ、わかりきった話ですね。
それで学生集めるためにはどうしたらいいのですか。
ってことなんですけど。
学生集まらなかったら、学校潰れてしまいます。という、
それは大変ですね。
って話ですけどね。
そのさ、
わざわざ『母体』が少ないニッチ市場に自分から突っ込んでいって、
なんの特徴もないのに生き残ろうとか。
無理でしょ?
何やったって無理だよ。
だって、『存在意義』を消失しているんだからさ。
じゃあ、消えて無くなるのを待つのか。ってことだけど。
新しい『存在意義』を作って与えてやるしかないでしょ?
というかね。
なんで若年層の学生を獲得するのにこだわるかな。
これだけ、
高齢化社会が進んで、
定年後の再就職が叫ばれている世の中だよ。
なら、
そこに需要があるわけですよ。
むしろ若年層相手の需要はないわけですよ。
つまり、
定年退職後の企業人を対象にした講座を作って、
必要な知識を教授する。
「教養」ではなくて、実学重視の講座を作って、
学生を募集したらいいじゃないですか。
というか、
老人は金と暇を持て余しているんだから、
そういう人達に『学ぶ必要性』を与えてやれば、
受講しますよ。
といっても、
いまさら外国語を教えたり、経済学の授業をしたところで意味がありません。
それより、
スポーツ監視員の資格とか
在宅介護の資格とか、そんなのがとれる何か、だとか。
ボランティア補導員の資格が取れる何か、だとか。
あと、
市役所の補助作業員とか……まあ、こういう資格の設定には政府の協力が必要なんですけど。
そういう、
社会活動で働くのに必須の資格、日常生活に必須の資格をでっちあげて、
それを、
定年退職後の老人が再就職する現場で持たせる。
その資格を手に入れるために、学生になって大学での受講を必須とする。と。
4年は長いから2年程度の受講と実技教習で資格が取れるような、
そういうカリキュラム制度も一緒に組み立てて。
そうやって、
サラリーマン退職したシルバー層の老人に金と時間を負担してもらい、大学の学生となって貰う。
とかね。
他にも、
いっそ、
海外からの留学生を専門分野で受け入れるのに特化する、とかさ。
……これはすでにそういう学校があるけど。
そんな風に発想を根本的に転換して、
新しい市場を発掘しないと、
縮んでいくパイにいつまでもしがみついてるだけじゃ、
どれだけ頑張っても先無いでしょ。