kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

騒いでいるけど、『コップの中の嵐』だよね ―― 【自民党総裁選】安倍晋三首相が連続3選果たす

こういう書き方したくないのですけどね。
でも、
みんなこの点から目を逸らして『アーだコーだ』言っているのが。
なんとも、
如何にも日本らしい、というか。
日本政界の悲哀、というか。
パヨク系のブロガーは、 
『安倍支持は盤石じゃない』とかで、
アナリストが今回の結果を見て、
『来年には安倍政権がダッチロール化する可能性もある』と発言したのを受けて、
大はしゃぎなのですけど。
いつまで現実逃避続けるのかなぁ。
問題は、安倍首相の支持が盤石とか脆い、とか。
そこじゃないんですよ。
「じゃあ、代わりに誰がいるの?」
と聞いた時点で、
安倍首相以上に支持を集められる候補が出てこない、
この現実なんですよ。
立憲民主党の枝野さんとかは、
そういう現実が身にしてみて分かっているから。
総裁選の結果についてマスコミにコメント求められて
評価は出さず、
「早く国会開け」としか言ってませんし。
そろそろ、
現実を見据えたまともな議論がおきないかなぁ。

なぜ、1年後のレームダック化が心配されるのか、と言えば。
『消費税増税』と『参議院選挙』が控えているから。
増税めざす与党が、直前の選挙戦が不利なのは当たり前。
アナリストの分析は、そういう事情を踏まえた上での発言だろうけど。
その肝心の点とかには、ほとんどの人が触れない。
あと、
1年後に迫った消費税増税
これが具体的にどのように使われて、
国民の暮らしがどうかわるのか、
それこそが最も重要な『政策論争』のはずなんですけど。
この点については、
一切触れられなかった。
つまり、すでに『決定事項』として変更の余地はない、のだろう。
という
所詮は『コップの中の嵐』なんですよね。
安倍政権、というか自民党の凄みは、
そんな風に、
嵐を『コップの中』に収めてしまう手腕、に尽きるわけですけど。
その点にまったく触れない、
的外れな安倍政権批判ばかりで、
日本の政治改革は、まだまだ遙か彼方だなぁ。と
政界よりも、まず国民がきちんとした批判する目を身に付けなければ、
まったく話にならない、と。
痛感させられました。




 自民党総裁選は20日、国会議員の投開票と党員・党友票の開票が行われ、安倍晋三首相(63)が石破茂元幹事長(61)を破り、連続3選を果たした。任期は平成33年9月末までの3年間。首相は10月1日に内閣改造・党役員人事を行い、秋の臨時国会に新体制で臨む方針だ。
 首相は選挙戦で、現職の強みを生かし、雇用状況の改善など経済政策「アベノミクス」や外交など5年9カ月にわたる政権の成果を強調。憲法9条自衛隊を明記する憲法改正を唱え、秋の臨時国会への党改憲案提出を目標として打ち出した。
 一方、石破氏は地域経済の潜在力を引き出す地方創生を看板政策に掲げ、アベノミクスの見直しや、防災省の創設などを訴えた。「首相官邸の信頼回復」も掲げ、政権への批判票の取り込みを図ったが、届かなかった。
石破茂氏「自民党が一色ではないことを示せた」ポスト安倍にも意欲
 首相は、自身の出身派閥で党内最大の細田派(94人)をはじめ7派中5派の支持を受けたほか、自主投票の竹下派(55人)の衆院議員27人や菅義偉(すが・よしひで)官房長官に近い無派閥議員らが支持した。党員票でも確実に得票した。石破氏は石破派(20人)と竹下派会長の竹下亘総務会長や同派参院議員18人らが支持してきた。
 今回の総裁選は、首相の9月末の任期満了に伴い実施され、6年ぶりの選挙戦となった。
 首相は24年の総裁選で国会議員による決選投票で石破氏に勝利し、同年の衆院選を経て首相に復帰。27年は無投票で再選された。自民党は昨年、「連続2期6年まで」だった総裁任期を「連続3期9年まで」に延ばす党則改正を行っていた。
 総裁選は国会議員票と党員票各405票の計810票で争われた。