今日
目に留まったニュースが、
遠く離れたイギリスの事件でした。
なかなかショッキングな絵面であります。
粋なスーツが、バニラ?シェークでドロドロになる、という。
記事を読んでいて
気になったのは、
『シェークが正式名称でシェイクではないのだな』
とか。
本質とは無関係の重箱の隅が
頭の中をグルグルしてしまったのですが……
さてさて、
大事に見えますが、
見かけほどの大騒ぎでもないような。
そんな
英国人の微妙なもどかしい心情が表れた事件、なのですかねぇ。
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イギリスは、
EU離脱を国民投票で可決してから、
国内がスッたモんだの大騒ぎ続きですけど、も。
国がひっくり返ってしまうほどの
ピリピリ緊迫した状況なら、
今回シェークを浴びせられたこの党首、
ガッチリSPで周囲を固められているハズで。
そもそも不審者が近づく事など出来なかった、だろうと思うのですよ。
こういう事件が容易に発生する、というか
発生した背景には、
そこまで差し迫った危機に瀕した情勢では無くて、
けれども、
不特定多数の庶民にそれなりの不満が溜まっている。という、
そんな
不安定というか、
どっちに転んでもアリみたいな、どこか諦観にも似た心境で、
混沌とした先が見えない状況の現れ、
と言えますでしょうか。
感情的に、
絶対に許せない、とまで不満が高まっていたのなら、
シェークではなくて、
銃弾とか爆弾が飛んできたハズですし。
ヨーロッパは、
まだしばらくフラフラしていそうですねぇ。
欧州連合(EU)離脱を巡る混迷の続く英国で20日、EU離脱を党是に勢いを増す新党「離脱党」のファラージ党首が、反発する市民から乳飲料のシェークを服にかけられた。
英国では23日に予定されるEU欧州議会選を前に、離脱派や極右の候補が相次ぎ同様の被害に遭い、一部では警察がシェークの販売自粛を要請する騒動に発展している。
BBC放送などによると、中部ニューカッスルで選挙活動をしていたファラージ氏は20日、スーツ姿で街角を歩いて移動中、近づいてきた男(32)に突如、シェークを体中にかけられた。(共同)